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言葉の花束ーアキの詩集No.126


1.「危ない花」

道端に咲く
彼岸花

まるで
花魁みたいで
きれいだね

さぁ
私を
髪に挿しなさい

花魁の
簪みたいで
様になるんじゃないかしら?

なんて
花に誘われても
拒絶しなさいな

妖艶な美女は
気に入っても
眺めるだけにした方がいい

下手に
手を出したら

毒牙に
やられてしまうから


2.「道標」

どんな
出来事も

どんな
思いも

みんな
詩の糧になるし

人生の
道標として

詩は
人を導いてくれる

だからこそ

息するように
人生を綴り

道標を
詩として
残すのだ


3.「姑心を抑えて」

自分への
厳しさが足りない人や

甘ったれ

責任感が
乏しい人を見ると

色々
言いたくなるし
手を出したくなる

でも
やり方を間違えれば
人は気付かないし
育たない

だから

必要なこと
言うべきことは
言って

後は
見守る

それだけで
良い

姑心を抑えて
人を教えるのって

本当に
難しい


4.「秋の満月」

なんて
見事な
満月だろう

月が
きれいだね

秋の満月は
特に
そう思う

華やかさは
無いけれど

その
飾らない美しさが

より
私の心を掴むんだ

虫達の静かな
歌声に
耳を澄ませながら

この満月を
眺めるなんて

こんな
贅沢な時間が
あって良いのだろうか


5.「生きるために頑張る」

頑張るために
生きるのではなく

生きるために
頑張るんだ

頑張らなきゃ
生きる意味も価値もないなんて

そんなことは
ない

頑張りありきの
人生じゃなくて

自分はどう生きたいかを
自問自答し

生きたい人生を
実現するために

必要なら
適度に頑張る

それで
良いんだよ


6.「うちの猫は」

うちの猫は

引戸を
自分で開けて

部屋に
入ることが出来る

天才だわ

だけど
開けっ放しなんだよね

閉めるところまで出来たら
珍百景なんだけどな

あぁ
でも
そこが猫らしくて

可愛い

やっぱり
うちの子
最高!


7.「ポジティブ視点」

今日の私も
最高だね

私って
天才!

なんて
自分で自分を

誉める癖を
つけていると

自然に
他人の良いところに
目が行くよ

やはり
普段から
ポジティブな視点で
自分を見て
自分を満たしてあげれば

人に対しても
自然と
そういう視点で
見ることが出来るんだね


8.「お日様の光って何色?」

お日様の光って
何色なのかな?

澄み渡る
青空の色?

紅や黄色の
紅葉の
艶やかな色かな?

いずれにせよ
この世界を
明るくするような

元気で
前向きな色なんだと思う

お日様色に
染まったら

私は
何色になるのかな?

イメージすると
面白いね

その色は
私色だ

その色に誇りを持って
今日も生きよう


9.「秋の風」

涼しげな

秋の風を感じて

心が和む

やはり

エアコンの風よりも

天然の風の方が

気持ちが良いし

空気が

美味しい


10.「何もしない時間」

何かしようにも
したいことが
何もないときは

無理して
何かしようと
するよりも

何もしないで
時を過ごすのも良いよ

選択肢の中に
「何かもしない」も
入れてあげてよ

自分の中の
わちゃわちゃや
疲れを
リセットする時間は
必要だよ

何しない時間も
自分を労る
時間だから


11.「自分を律する」

他人が見ている
神様が見ているから
こうしなくては

ではなくて

それよりもまず

自分が
自分を
見ているでしょう?

何よりもまず
自分が見て
どう思うか

自分を律するとは
そういうこと










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