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今どきの子どもの体力

 GWを利用して、東京に住む5歳の姪が帰って来た。今どきの都会の5歳児。あたしみたいな田舎の昭和生まれとはまるで違うようだ。

 私が子どもの頃は豪華な遊具など無く、せいぜいジャングルジムや雲梯で遊んでいた。しかし体力はあり、雲梯は得意中の得意で、「◯段飛ばし」とかやっていた。ちなみにあだ名は「サル」。確かに申年生まれで身は軽かった。

 さて、姪はというと。雲梯なんか見向きもしない。せいぜい遊んで滑り台(ローラーコースター)。上り棒は両親の支えがあっても上れない。私の頃の上り棒は、ただの孟宗竹をグラウンドに挿したもの。あれは高知特有のものらしいが、「マスト登り」と呼ぶ原始的な上り棒で、運動会の競技にもなっていた。

「マスト登り」をする私

 これを数十秒で登り降りするんだから、昭和の子どもはたくましい。あとは竹馬。姪は1番低いものでも乗れないのだが、私はというと、自分の背丈より高いものを颯爽と乗りこなしていた。

1番手前が私(保育園イチ高い竹馬だった)

 このやたらに高い竹馬は地面からは乗れないので、プールのへりみたいな高い場所から乗る。ついでに言うと、降りる時はそのまますーっと前に倒れるようにして降りるのだ。昭和の子どもをなめたらいかんぜよ。

 しかし昭和の私と令和の姪を比べてみると、歴然とした体力の差がある。これが現代っ子なんだろうか。なんだか心配になってくるのは大げさ?

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