【保存版】人生論はこれだけ読めばOK!人生論3分類と、それぞれの代表的名著の紹介
人生論、人生観を語る自己啓発本は多すぎて読み始めると大変ですが、いくつかパターンに分類して代表的な名著だけ読めば効率的なのでは?と思ったので、まとめてみました。
この記事の目的:人生論を3タイプに分類して、各代表的な名著を紹介
自己啓発本って多すぎて読んでもきりがないなぁ
自己啓発本ってたくさんあるけど結局この3つに分類できるんじゃないの?
それぞれの代表的な名著を読んでおけば、大抵の自己啓発本に書いてある基本の考え方は理解できるから効率的じゃないか?
そう考え、書いたのがこの記事です。自分に合う人生観を探したければ、今回紹介している名著6冊(各分類2冊ずつ)を読めばいいのではと思います。
※本のこの部分を見ると、この分類おかしいのでは?と思う場合もあると思います。便宜的に、本の基本的な傾向で分類してますので、あくまで参考程度に。
タイプ1. 自分の行動次第でどうにでもなる!
「この人の話を聞いてたら元気になる!話に根拠はないけど。」というタイプの人の自己啓発本。ナポレオンの名言とか好きそう。
キーワードは、勤勉・禁欲・自助
代表的な著作は、
・自助論(サミュエル・スマイルズ)
・フランクリン自伝(ベンジャミン・フランクリン)
(福沢諭吉の「学問のすゝめ」も自助・独立を説いていて、この系統に分類できると思います)
典型的な名言を引用すると、
タイプ2. 変えられるものを変え、変えられないものを受け入れよう
ストア派哲学がベース。「自分が自由にできるものとできないものを区別し、自由にできないものについて悩むのではなく、自由にできるものに注力すべき」や時間の有限性についての教えを主に説いている。
話題になったNews Diet (「ニュース見るのは時間の無駄」ということを研究結果をもとに合理的に説明している著作)もストア派哲学が考え方のベースになっています。
キーワードは、ストア派・時間の有限性
代表的な著作は、
・生の短さについて(ルキウス・セネカ)
・自省録(マルクス・アウレーリウス・アントニヌス)
典型的な名言を引用すると、
くだけた言い方をすると、「個人では変えられないものってあるし、それを一生懸命変えようとするのって時間の浪費で、そんなことしてるから時間がなくなるんだよ」って感じ
タイプ3. どうにもならない過酷な状況でどう生き抜くか?
個人ではどうにもならない過酷な環境の中を生きた人の体験談など。今日の日本で蔓延している「自己実現至上主義(自己実現が何よりも優先されるべきだという思想)」と、それに伴う自己実現できない現実に悩んでいる方におすすめしたい本。
キーワードは、絶望・希望・生きる意味
代表的な著作は、
・夜と霧(ヴィクトール・フランクル)
・アンネの日記(アンネ・フランク)
典型的な名言を引用すると、
最後に
「自己啓発本って読み切れないくらい大量にあるけど、結構内容が似通っているな」と思い、この記事を書きました。
すべての本を読むことは時間的に不可能なので、このように読みたい本の分野をまず分類して、それぞれの代表的な名著(古典)を読むというのが個人的には一番効率が良いと考えています。
皆さんもぜひ、人生に迷ったら今回紹介した6冊の名著を読んでみてください。自分に合う人生論がきっと見つかると思います。
また、各分類の名著を読んでおけば、ほかの本を読んだとき、「この著者はこの人生論を前提に考えているな」と分かり、一気に本を読みやすく、理解しやすくなります。
ちなみに私の個人的な経験と価値観では、ストア派哲学が一番しっくりきています。
追記:名著や古典を読んでみたいけど、どれを読めばいいのかわからないという方へ
名著や古典を読むのが結局効率的とは言うものの、いきなり名著を読むのはハードルが高いという場合は、まず名著の概要を簡単に説明してくれるブックリストを読むと良いと思います。
以下の記事で、「読むべき本の見分け方」、「どの本が本当に読む価値があるか」、「その本がなぜ名著と言われているのか」を解説している本を紹介してますので、ぜひご覧ください。
おしまい
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