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2021年 自分を愛し、人を大切にするために


年女だった2020年が過ぎ、2021年が始まった。
5年前、私は身体のありとあらゆる脂肪と筋肉を限界までそげ落とし、いつ心臓が止まってもおかしくない状態にまで陥った。

全てを計画通り、完璧に仕上げたいという主義とトップでありたいという承認欲求が強く作用したことで露になった摂食障害。

4か月で体重は小学生のころと同じにまで落ち、走ることはおろかバスを乗り降りする際のステップすら超えるのがきつかった。

その状態から体重は戻れど心は置いてきぼり、
食べすぎては後悔し、ふっきれては食べてまた後悔し…

学生生活を再開し、人と関わることができるようになったのは摂食障害だと診断されてから4年が経った2020年だった。

2020年、私は「自分が幸せだと感じること、とき」を探しては試しを繰り返した。
そしてちょっとずつではあるが生活における自分なりの幸福度の上げ方がわかってきた。

2021年はその良い面をさらにパワーアップして、より笑顔の多い年にしたいので、3つのことを意識して過ごしたい。

① 知識、経験、健康に投資

大学生として、会社で働く身として、日々「これ、もっと詳しく学びたい」「あ、私これけっこう好きかも」なんて気づきがたくさんある。
そんな大切な気づきを自分、そして周囲に還元するために知識や経験に時間とお金を投資したい。それはオンラインイベントへの参加だったり、気になる書籍を購入することかもしれない。SNSで知り合った、面白そうな人にDMをしてもいいかもしれない。

健康への投資、は自宅での筋トレグッズ、美味しい野菜の購入、かな。
今はアンクルウェイトとチューブを使ってトレーニングしているが、フォームローラーやヨガマットもあるといいな~でも物を増やしたくないな~とオンラインサイトをうきうきしながら見ては悩んでいる。

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(焼き芋が大好きなので一年中食べてる、ほくほく派よりねっとり派)

自分自身の成長に良いことをしているという充足感と、実際に知識や経験、健康への投資が成果となって表れる達成感がやりがいになる。


② 息するように筋トレ・ランニング

2020年も掲げて習慣化に成功した、「息するように筋トレ」にランニングを付け足し。
2時間がっつり筋トレもいいけれど、それだと「よし、やるか」と気合を入れて取り掛かるまでに10時間ほどかかってしまう。
それよりは筋トレ1種目・1分でいいので毎日の隙間時間で行うことを継続させたい。
ちなみにここ数か月はツイストプランク(うつぶせで身体を浮かせ、肘で支える。その状態のまま腰を動かし身体をひねる)を気がむいたときにちょこちょこしている。

とにかく「やる」ことのハードルを下げ、続けることが大切。

そしてランニング。
2020年にゆるゆると始めたランニングも、「続けよう」と意気込まずに「走りたいと思ったときにふらっと走ろう」程度でいたら、週に4-5日はランニングする習慣がついていたので驚き。

元々スポーツ苦手・マラソンなんて真冬の体育の授業を思い出して大嫌いだったのだが、どうやら私は「順位をつけられる」「足が速い・スポーツが得意な人のみが評価される」体育の授業が嫌いだっただけで、運動自体はまあまあ好きなようだ。

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(登山も楽しい)

仕事終わりの夜、自宅周辺を30分ほど往復し走る(途中休憩がてら歩いてる)のがすごく好きだ。夜の風、匂い、月の形と色…
毎日走っても決して同じ日はこない、私だけが気づく時間がそこにはある。

筋トレとランニング、ゆるゆると「息するように」続けたい。


③ 心と体が喜ぶ食事

摂食障害経験者にとって一番難しいのが食事。
「食べすぎる」と「食べない」が極端で、時にコントロールできなくなってしまう。

何度も「完璧にヘルシーで罪悪感のない食事」を考えては挑戦し、その反動で後悔だらけの食事をしてしまう…というのを繰り返してきた私だが、2021年に意識したいのは「心と体が満たされる食事」

体にとって良いのは野菜や果物で、加工された食品やお菓子なんて以ての外かもしれない。
しかしそんな「完璧な食事」を私は残りの人生、毎日毎食できるとは思わない。
心にとっては良くない。


大好きな人と食べるスイーツや試験を頑張ったご褒美のレストランなど、心を満たす食事も必要だ。

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(甘酒とみかん)

今食べたいものは?どれくらい食べたい?それは自分の心と体を幸せにしてくれる?

もし答えがYesなら、罪悪感なんて感じる必要なんてない。
堂々と食べて、笑顔で美味しいと言いたい。

人を笑顔にしたいなら、人を大切にしたいならまずは私がそうありたい。




・知識、経験、健康に投資
・息するように筋トレ・ランニング
・心と体が喜ぶ食事

これが私の2021年。

頂いたお礼は知識と経験を得て世界を知るために使わせていただきます。