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大事にしたい記憶.

#はじめてのインターネット
というテーマがあり
わたしのはじめてのインターネットはいつだろう?と考えてみた

今の時代、スマートフォン(携帯電話)を当たり前のようにみんな持っていて
インターネットで人と繋がることは簡単になってる

多分だけれど、わたしがインターネットにハマったのは中学2年生の頃で
きっかけは、
可愛がってくれていた8つ年上の従妹のお姉ちゃん(以下お姉ちゃん)だと思う
お姉ちゃんのお母さん、わたしにとっては伯母さんが病気になって
中学生のわたしから見てもお姉ちゃんには色々なことがあって、いろいろ大変で、とても寂しそうでか弱く頼りなく見えた
わたしは中身も外見もとても子供らしい子供だったけれど、何かを感じ取っていたのか週末の夜、従妹のお家へお泊りするようになっていた

従妹の家は、家のとなりに居酒屋があって
おじさんがのんびりと経営していたので
夜は居酒屋のお手伝いをするか家で過ごすことが多かった
もちろん居酒屋のお手伝いをがっつりしていたわけではなく
たまーにそっちでご飯を食べたり、料理を運んだりしていたくらい
お姉ちゃんが居酒屋でお手伝いをしている間、わたしはお家に1人。

わたしの家は、祖父祖母父母兄ふたりと犬や猫も飼っていていつも家の中に誰かは絶対に居たので1人になるということはなかった。

しんと静まった家の中、何をしようか?
居間にパソコンがあり
「誰も使ってないし、使ってもいいよ」とおじさんに言われ
わたしは1人の時間はパソコンを起動してインターネットをしていたのを覚えてる
小学生の時に授業でパソコンの授業があったのでパソコンの使い方はなんとなく知っていたので、なんとなく出来ていた
大好きな少女漫画家さんのファンサイトを見つけて
そこにチャットがあり
チャットってなんだろう?から始まり、やってみようと飛び込んだ
そのチャットで顔も名前も年齢も知らない人と
「はじめまして」と会話をして漫画家さんのことを話したりどうでもいい会話をしたりしていた
こんな世界があるんだなあとわくわくしてドキドキした
難しいことは全然わからなかったけど、チャットで知らない人と次々にお話しができるのは刺激的だった
多分、それがわたしの初めてのインターネットだったと思う

今大人になり子供が勝手にチャットをしていると思うと、怖いな!と思うけれど、全然怖くなくとても平和なサイトだった!

そこで仲良くなった女の子と携帯でメールのやり取りなどをし始めたりもした(あの子は今、元気かなあ?)
パソコンが楽しくなり、高校生の時に家に中古だったけれどパソコンを導入してもらった☺

中学3年生の時、伯母さんが亡くなり
受験生だったわたしはそれを機にまた毎週末は従妹のお家へ行くようになってその頃はパソコンはしていなかったけど(一応勉強してた気がする)
お姉ちゃんと夜、布団を並べて一緒に寝たり、一緒の布団で寝たり
お姉ちゃんはよくわたしに「ありがとう」「ごめんね」と言っていたけど
わたしは別になにもしていなかったしただ隣にいただけで。

その頃、お姉ちゃんがくれた手紙を未だに持っている。
お姉ちゃんは忘れているかもしれないけど
わたしは凄く嬉しくてずっと持ってる
「お姉ちゃんが、もし中学生でnekozukiと同じ立場だったら、nekozukiみたいにできないと思う。nekozukiは優しい子だね。自分に自信を持ってぜんぜん大丈夫だからね。」と書いてあった

はじめてのインターネットというテーマで綴っていたのに違う方面へ行ってしまったけど
間違いなく、あの1人の時間にわたしは従妹の家の居間にあったパソコンでワクワクドキドキ、数時間だけインターネットをしていた
そのきっかけや体験がなかったら
今も、もしかしたらこんなにパソコンをしていないかもしれない。
(そもそも家にパソコンを導入してもらうきっかけはなくなっていたはず)

あの頃の時間、凄く好きだった
大事にしたい記憶です


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