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読まなければならない本に出会う幸福

ねむいねこ🐈‍⬛が、誰にも頼まれてないのに
読んだ本のPOPを書きます。




これ、私が読まなきゃいけない本だ。

そう(勝手に)感じる本に出会う事がある。
ほとんどがタイトルを見た瞬間に決まるので、これを「ひと目惚れ本」とする。

ちなみにそれは「ポンコツからの脱出」とかいう啓発本ではない。
啓発本はほぼ読まない。
(読んで脱出しろ)

この「ひと目惚れ本」、買って読んでみて「なーんだ、つまんなかったなぁ」となることはほとんどない。1冊もなかったのではないか。

いつも
読めて良かった。
と幸福な気持ちでいっぱいになる。

それはもう、私がその本に対してどんな心意気で読んでいるのかによるかもしれないけれど、ただでさえひと目惚れした本を読んでいるのだから、ワクワクしないわけがない。
そのワクワクが、ガッカリにならないというのは嬉しいことだし、「本を書く人」への敬服の気持ちは増すばかりである。

今回は、最近出会った、または出会ったのは随分前だけど、最近読んだ本のご紹介





『体の贈り物』レベッカ・ブラウン

タイトルを一目見て読みたいと思った。それから約1年弱の時を経て私の手元にやってきて、さらに1ヶ月以上経ち、初めてあらすじを知る。
病気と闘病、その生活が死へ向かっている人たちと、ホームケアワーカーの話。
いわゆる泣かせようとしてくるようなそれとは違うので安心してほしい。悲しいけれど、安心して読める。
自分が病気になったら、どのようにそれを受け止めるか、自分の身近な人が病気になったら、どう接するか、適切な距離感(心配なあまり望んでないことまでするのは違うとか)など、とても勉強になった。少しでも時期が違ったらダメだった。
今、私が読むべき本であった。
ねむいねこ🐈‍⬛



『家が好きな人』井田千秋

定価1,870円です。
Amazon金額不安定のため要注意⚠️
「私だ。」と思って発売前に予約した。
(発売は2023.1.22)
自己紹介記事にも書いてある通り、私は家にいることがこの上なく幸せな引きこもりである。読むしかない。
素敵な部屋と素敵な住人たち、家具や雑貨にワクワクして癒される。間取り好きにはたまらない。
男の子バージョンも見たい。
ねむいねこ🐈‍⬛



『語りかける花』志村ふくみ

約20年経ってもこんなに美しい表紙
購入したのは19歳の時。「植物が人を癒す力とは何ぞや」という学びをしていた私は、このハードカバーの表紙を(正確には背表紙を)目にして買わずにはいられなかった。
染織家の志村さんが思う・感じる植物のこと。
志村さんが染めた着物の写真もあって贅沢。
当時は、随分と大人の本を買ってしまった!と思ったけれど、とても読みやすい文章にうっとりし、みずみずしい植物の姿を想像しながら読んだ。
ねむいねこ🐈‍⬛






実は次のひと目惚れ本を注文しており、今日が発売日なのであります。
これがもうものすごく面白そうだし、私が読むべき!と(勝手に)思わざるを得ない表紙だったのです。楽しみ。


最後まで読んでくださり
ありがとうございました📚


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