見出し画像

No.3 長期ブランクありデザイナーが「勝てるデザイン」のワークをやってみた。#03マイベストとマイワーストを決めろ!(ベスト編)

こんばんは! 九州でDTPとWEBのフリーランスをしておりますNenpa_です! ブランク9年の私が、デザインとは何たるかのテコ入れに前田高志さん著「勝てるデザイン」の巻末ワーク(ハンパなく身になる…)を全てやってみるという第3回目。

#03マイベストとマイワーストを決めろ

  • #02デザインを1000例 、集めろ! のワークで
    ピンタレストにアカウントを作って集めた1000案の中から50案ほど選び「ベスト10」として10個選びボードを作る

  • 同じように「ワースト10」のボードを作る

  • 「ベスト10」「ワースト10」それぞれ500文字以内でタイトルと理由を書く

ねらい:直感を言語化することでデザインを自分のものにする

前回#02の中でコレクト魔の習性をお伝えしましたが、この膨大なピンの中からベスト10を…。気が重くなるのと同時に「最初から探した方がまだいいのでは?」という気持ちになり今回並走してセレクト。ひとまず50個ですね。ハイ、わかりました!!!

そして集まった50案!

またまたコレクト癖が出て、大量に集めたがる

や、ヤバい、ベスト50のボードに「206件」集めちゃってる…

ひとまずこの中から10件に絞るのだ…  いやしかし、どれも捨て難い。よりすぐりにできているのだろうか? また見なおしたら増えそうだな…

どうにかこうにか似ているものは省き省き、じっくりデザインを見つめ、鬼の心で10個に絞ってみた。く、苦しいっ、辛いぜ…  ごめん、みんな!!!

そんな訳で選んだ「ベスト10」がコチラ!!

数、多くね? 

またしても33件… ボード名は「ベスト10」だというのに…
お、お代官様、ワシには捨てられぬ… ここから捨てられぬぅぅおおおおーー!!
この、デザインに純粋真っ直ぐなわたくしめに? 
これ以上?絞れと??!!!!? あなたは鬼ですか?????

わかりました…。
血を流す勢いで10件に絞らせていただきます。

そして泣きながら選んだ「ベスト10」がコチラです!!!

じゃじゃーーーーーーーーーん!!!!!!

文字がビッチリ!!!!!

ん? 10+7?=17 じゃないのコレ???

察しの早い方はお気づきかと思いますが、そうです。
し、しぼれませんでした… このへんで許して欲しいです…!!!

良かった点を偉そうにゴチャゴチャとコメントで書いてます。
著作の兼ね合いもあり、あまり詳しくはお見せできないのですが愛が色々と綴られております。ちょうど、書籍『勝てるデザイン』と関係の深い前田デザイン室と株式会社NASUさんの作品がありましたので、例としてご紹介させていただきますね。余談ですがもっと前田さんの作品入れたかった。しかしあまり多いと「新たに探してないじゃん」になる為、泣く泣く2点のみにしています。もうこの作業、辛い。



例:9. NASU本(ナスの形をした本※表紙は手貼り)
前田デザイン室で作られたナスの形の「NASU本」。本そのものの形状の可愛さもさることながら開いた形も内面のデザインもとても良質で遊び心があり、一つの作品として持っておきたい一品。サイズ感も茄子サイズで「育てました、採れました!」的なワクワク感。仲間と一緒にワイワイスピリットを感じる内容やビビットなカラーにメロメロ。企画そのものにグッときます。本というより一つの商品。物体的、アイテム的な存在感もハートを射止めます。(デザイン制作:前田デザイン室 )

例:13. 変な名刺(コロナ禍で握手しなくても握手した気分になれるもの)遠目に見て目立つ!デスクにあるとつい「これなんですか?」となる!実際に握手できてご挨拶できる話題性も、写真的に映えるグラフィックも何から何まで大好きです!モノクロで質素にキメといてシュールさと若干の怪しさをかもし出しちゃうあたりも秀逸。手の部分がほとんどで名刺部分がさりげないのも潔いい! (デザイン制作:株式会社NASU )



ワークを通して得たこと

・自分の中の「好き」がわかる
・厳選された中から選ぶのでより真剣勝負で見るように
・色やデザインの近いものばかり選んでいないかなど、
 自分の視点に対してもシビアになれる
・どこが好きかの言語化のひきだし作り

「ココが好き」を言語化するムズカシさ

何が心に響いてたっけ? 推しのポイントはどこ? 他とどう違ったの?  そのようなことをひたすら言語化していくと気づく言葉の引き出しのなさ。
「○○がカッコよかったです!」「○○がいいと思いました」「色・レイアウト・フォント…」褒めポイントが全て近くなってくる。
グルメリポーターの人、いるじゃないですか。
「美味しかったです」ではダメで、かなりの表現力を使いますよね。でもあまりに凝った表現すると伝わらない。褒めポイントを言語化することで、自作のデザインを人に伝えたり、プレゼンする時の言語化のことを思い出し、やればやるほど深いワークだなと感じました。

編集後記:さて、次回のお題は?

「勝てるデザイン」巻末ワーク#03マイベストとマイワーストを決めろ!の後編(ワースト編)です!!どんなワーストが出るのか…そしてそれは発表してよいのか?? 乞うご期待です!!! つづく

この記事が参加している募集

やってみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?