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自分の不安や恐怖をごまかすために他人を責めてしまう人

自分の不安や
恐怖をごまかすために
他人を責める
人たちがいます。

身近な人々や、
広く言えばネット上の

自分の
正義や正しさを
振りかざして

自分の存在価値を
証明している
人たちにもこの傾向は
見ることができます。

実は、こんな人は
多いのです。

感情的に人を
非難してしまう人の
心ではいったい何が
起こっているので
しょうか?

この記事では、
感情的に
人を非難する
背後にある
心のメカニズムを
探ってみたいと
思います。

この記事を読むベネフィット

この記事を
読むことで、

以下の点が
明らかになります。

・他人を責める行動の
背後にある
不安や恐怖の
メカニズムがわかる。

・感情を
ごまかすことで
生じる心の苦しみと
その解決策をしる。

・感情的に人を非難
してしまう人の
心理が理解出る。

自分にも当てはまる場合
気づきと、不安の
解消に向けた
一歩が踏み出せる。

それでは、さっそく
見ていきましょう。

自分の不安や恐怖をごまかすために他人を責めてしまう人

自分の不安や恐怖を
ごまかすために
他人を責めて
しまっている人は、

自分の中にある
「恐怖感」や
「不安感」を
怒りにすり替えて

相手に
ぶつけることで
自分の心を
「ごまかして」
いるのです。

なぜ、ごまかすのか?

では、なぜ、
自分の内面に
目を向けず、

他人を攻撃する
方向へと向かって
しまうのでしょうか?

それは、

恐怖や不安を
怒りとして変換して
「ごまかし」
「相手にぶつける」ことで

自分の中に
沸き起こった

恐怖や、不安を
感じないように
しているのです。

人は、悲しみや、
不安を感じるのが
「とても嫌」で
「避けたいもの」
なのです。

そんな思いを
感じるくらいなら

怒りを感じた方が
「まだまし」なのです。


ネット上のコメント欄や
過度に人を
たたく人たちも
同じです。

増大する不安

感情的に、
他人を責める
行動の背後には

自己保護の欲求が
隠れています。

不安や恐怖といった
ネガティブな感情は、

受け入れがたく
感じたくない
認めたくない
ものであり、

それを感じることを
避けその感情を
怒りや非難
といった形で
外部に向けて発散し、

自分の内面から
目をそらすのです。

しかし、
そうすることによって

自己の内面での
恐怖や不安は
ますます
大きくなります。

なぜなら、
不安は、きちんと
感じてあげた方が
落ち着く
からなのです。

他人に不安を握られる

大きくなって
しまった不安は
自分では
処理しきれず、

ましてや、
感じたくもなく、

全力で恐怖や、
不安を拒否したがる
方がいます。

「あいつが悪い」
「こいつが悪い」
「あいつのせいで」
「こいつのせいで」と

外側に向けて

自分の周りにいる
ぶつけられる人に
ぶつけて

バランスを取って
いるのです。

自分の内側は
怖くて
しかたないのです。

自分の中に恐れや不安がある

自分の不安や恐怖を
ごまかすために
他人を責めて
しまっている人は、

自分の中に
恐れや、不安、
悲しみなどが
あるのです。

そして、
人を攻撃すれば
するほど
不安はますます、

大きくなって
いきます。

さらに、
沸き起こっている
その感情から
逃げると、

自分の不安は
他人が握ることに
なります。

なぜなら、あなたが、

恐怖や不安を
感じる感じないは

相手次第
ということに
なるからです。

この人たちが
訴えているのは、

そんなことを
目の前でされたら、

私の中の
押さえつけて

見ないように
している

恐怖や、不安や、
悲しみが
沸き起こるから、

あなたが、それを、
(私のために)
やめなさい。と
訴えているのです。

内面への向き合い方と解決策

このような行動から
抜け出すためには、

まず、
自分自身の
内面に目を
向ける勇気が
必要です。

感情を、
ごまかすのではなく、

不安や恐怖を一旦自分で
引き受けて受け入れて

向き合うことで、
その感情が
鎮静化する道が
開かれます。

怖いと思いますが、
一旦その感情を
味わいましょう。

相手のためという偽善

「あなたの為に
言っている」や
「あの人の為」と
言っている裏側は
全て自分の為です。

人は、メリットの
ないことはしません。

感情は、
自分のために起こり、
そして、
自分の物なのです。

相手を責めるのは
「気持ちいいから」。

触れたくない感情を

触れないように
目をそらすように
感情をすり替えて

怒りを
ぶつけてるのです。

「怖い・悲しい・不安だ」
でも見たくない。だから
「自分を守っているんだ」
としても

自分の感情を
怒りにのせて

相手にぶつけていい
理由にはなりません。

今一度、
自分の内面を見て

自分の感情に寄り添って
みてください。

最終的なゴール

自分の
不安や恐怖を
ごまかすために

他人を責めても

もっと、
苦しくなります。

なので、

最終的には、
「これって、
意味ないよね」と
分かることが
最終のゴールへの
大きな一歩です。

理解できたとしてもやってはいけない事

しかし、この心理が
分かったからと言って

そうゆう相手を
「変えようとする」のは、
ナンセンスです。

変えられるのは
自分だけ。

万が一、自分の中に
当てはまることが
ある場合、気付いて、

「意味のないことだ」
という気づきの一歩を
踏み出しゴールに向かって
いきましょう。

以上、
自分の不安や
恐怖をごまかすために
他人を責める人

でした。

まとめ

自分の不安や恐怖を
みたくないがゆえに

ごまかすために
怒りに変えて

他人を責める
行動の裏には、

内面に抱えた
不安や恐怖や悲しみが
潜んでいます。

これらの感情を
ごまかすことで、

一時的には
楽になるかも
しれませんが、

結果的には心の内に
大きな痛みを
残すことになります。

感情を受け入れて
向き合う勇気を持ち、

一歩を踏み出し
ましょう。

人は気づけば
いつからでも変われます。

あなただけじゃない。
あなた一人じゃない。

知識は人生の
盾であり矛である。

あなたの歩いた道が
幸せの道でありますように。

ではまたっ。

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