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第127回小児科学会学術集会@福岡

先週末に福岡で第127回小児科学会学術集会に参加して来ました。職場が研究や学会活動に寛容なお陰で初めて3日間通して参加出来ました。
私自身はポスター発表だけだったのですが、個人的に面白かったプログラムを振り返ると

●不登校対応に考える子どもの心の診療のシンポジウム
去年同様、会場満員で立見大勢のセッションでした。自分の研究のインプットもあり参加しましたが、想像以上に市中病院や開業医の先生達が課題意識を持っている(きた?)テーマだなと感じました。今年は診療報酬も加算されましたし、社会的なニーズは高まっていることが実感できました。

●ワクチン忌避ワークショップ
アメリカ小児科学会と共催のセッションで、ポイントを事前学習の上参加するのですが、年代や職場が様々な先生たちに実臨床の知識をシェアしてもらうことも出来、ワクチン忌避の親御さんとコミュニケーションを取る上で非常に勉強になったセッションでした。

●先輩のPhysician-scientistとのCafe企画
1時間の短いセッションでしたが開催側の先生方が大御所ばかりで臨床・研究・政策・留学・事業に関する生の情報が得られ、Discussionも非常に勉強になりました。何人もの教授と1 on 1で話せる機会はそうそうないので、非常に刺激を受けました、やはり教授達はバイタリティが尋常じゃない人が多いので話してるだけでこちらもモチベーションになります。
研究費の懇親会や初期研修病院でお世話になった先生方にも再会できて個人的にも楽しいプログラムでした。余談ですが、横の席が川崎病の小林スコアを開発した張本人で変な声が出てしまいました。 

学会期間中は今の病院や初期研修病院の同窓会に出たり、共同研究者の先生方と直接ミーティングして次のネタを考えたり、合間に博多の美味しいご飯を食べたりして満喫出来ました。出張中に病棟や救外を守って下さった先生方には本当に感謝です。

来年は名古屋、再来年は山口だそうです。
毎年演題を出してなるべくオーラルで参加して、定期的にお世話になっている先生方に元気な様子を見せたいですね。
学会発表も9月の小児心身医学会までひと段落したので、研究を進めなければ。

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