こんにちは、NEXCHAINです。

去る6月21日、前年度の活動総括や今年度の活動計画について、会員様にご理解いただくための「活動報告会」を開催。活動報告会は年に1回開催しており、今年で3回目を迎えました。
東京会場、大阪会場、オンラインの3拠点ハイブリッド形式で実施し、計21社31名の皆様にご参加いただきました。

開会のご挨拶

NEXCHAINの活動においては、会員様との情報交換や、我々からの情報発信が非常に重要だと考えています。
本日のような交流の機会を通じて、NEXCHAINの活動が更に活性化し、ユースケースの創出に繋がっていくことを祈っています。
そのためには、我々はもちろん、会員様にも積極的に情報発信いただき、ディスカッションの場にもご参加いただきたいです。
異業種連携が求められる世の中において、NEXCHAINの取り組みは、今後必ず大きな意味を持つと考えています。我々はその期待に応えるべく、ビジネススキーム・システムの両面において、異業種連携実現のための仕掛けを提供していきます。

コンソーシアムの活動概要

NEXCHAINは、1社では解決できない課題を解決することを目指しています。
「1社で解決できない課題を解決する」ことは、非常に壮大で難しく聞こえるかもしれません。しかし、普段の事業活動に目を向けてみると、ひとつの事業が成り立つためには様々な企業が連携していることがわかり、長い歴史の中で、ヒト・モノ・カネの取引は経済発展の原動力となってきました。

一方、今の社会では、ヒト・モノ・カネの取引の関係性だけでは解決できない課題が山ほどあります。そのような課題に対し、NEXCHAINはデータの価値に着目し、データの取引による課題解決と共に、新しい経済やより発展した社会の実現を目指しています。

データの特性として、コピーや改ざんができてしまうため、不正を無くし、安全性や信頼性を担保することが重要です。我々は、データの提供者・利用者双方に有益なエコシステムを社会実装することをミッションとして活動しています。

NEXCHAINの活動や取り組みについては、こちらを参照ください。

22年度実績と23年度計画

22年度は、6社の会員様にご入会いただき、2つの分科会が立ち上がりました。活動中の分科会の中には、PoVやPoCを推進したテーマもあり、日頃からNEXCHAINの活動にご尽力いただいている会員様には、心より感謝致します。
今後も、多くの企業に賛同いただき、積極的に活動いただけるコンソーシアムへと成長するべく、新しい取り組みを行っていきます。

まずは、会員様同士、会員様とNEXCHAINの相互理解を深めることで、異業種連携の実現のために欠かせない企業同士の議論の場を作ります。
そして、会員様が、業種・業界の壁を超えた企業が集まるコミュニティを最大限に活用し、ビジネス検討をしやすい環境を作ります。
最後に、会員様にとって有益な情報発信やイベント企画を行うと共に、会員様以外の多くの皆様にもNEXCHAINを知っていただくために、制度設計も含めた魅力作りを行います。

ワーキンググループ制度　NEW📢

NEXCHAINの活動に対し、会員様により一層の価値を感じていただくことを目的として、ワーキンググループ制度を新設しました。

会員様より、「大人数が集まる場では発言しにくい」「イベント単発ではなく、継続して議論できる機会が欲しい」等、非常にありがたいコメントをいただきました。
我々は、そんな会員様の期待に応えたい一心で、「良いコンソーシアムの要素」を徹底的に突き詰め、検討を重ねました。
会員様同士のオープンイノベーション実現には、活発なユースケース創成が欠かせません。NEXCHAINの良さである「特定の分野を定めず“異業種連携による社会課題解決”を目指す多様性」を活かしながら、会員様が参画しやすい・活動しやすいコミュニティ作りを目指し、このワーキンググループ制度を作り上げました。

ワーキンググループ制度の内容は、次回詳しくご紹介します。

最後に

終了後のアンケートでは、9割を超える方々に「満足した」「理解できた」とご回答いただき、今後の発展に繋がる積極的なコメントも多数いただきました。

NEXCHAINは、業種・業界の垣根を越え、各分野のプロフェッショナル同士が連鎖し、新しい価値を創り出すための活動をサポートしています。
これからも、会員の皆様の新規事業立上げや、新たなビジネス創出の一助となる情報発信を行っていきますので、活動へのご協力、宜しくお願いします。

NEXCHAINの活動にご興味のある方は、下記よりお問い合わせください。