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本が好きだった自分へ(本の話)

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図書館司書の資格を取るくらい本が好きだったのに、最近ほとんど読まず。気になる話やまた読みたい記事も載せてます。
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記事一覧

元漫画編集が初めて小説に挑戦したら、すべてがぶっつけ本番すぎた

はじめまして! 文芸編集部の稲熊と申します。 一年ほど前にポプラ社に入社いたしました。 以前は漫画の編集をしており、文芸編集者としては新米なのですが、この度『余命一年、夫婦始めます』という作品を担当させていただきました。 約一年前、入社してすぐに取り組んだ企画なので 、 文芸の世界は初めてづくし。 「えっ、小説ってこうなんだ!?」「ここは漫画と全然違う!!」 などなど、ありとあらゆる新鮮さと驚きをもって必死に作り上げた、 ものすごく思い入れの深い一冊になりました。 元漫

【 #読書の秋2022 #リセットの習慣 】 自律神経を整えることに全集中!

今年ほど「自律神経」について考えた年はなかった。 というのも、春先に歯科治療のストレスが引き金になり「パニック発作」が起きるという経験をしたのだ。初めての恐怖体験だった。 (厳密にいえば、出産時に分娩台で一瞬感じた以来) それから、すっかり繊細になってしまった自律神経のご機嫌を伺う日々である。今の自分にとって一番の悩みであり課題とも言える。 幸いなことに虫歯の完治と共にパニック症状は治まった。 思い返しても、あれはなんだったのだろう?という茫然とした気分。 そんな時に

「日々、努力。」篠山竜青著

川崎ブレイブサンダースの篠山竜青選手(以下、篠山選手)が「日々、努力。」という書籍を出版されました。まずは、おめでとうございます。ご本人から献本いただきましたので、喜んで拝読させていただきました。選手としてのみならず、人としても魅力的であることはわかっていたので興味深く読ませていただきました。ひとりでも多くの方に読んでいただきたいと思い、ご紹介させていただきます。 篠山選手、川崎ブレイブサンダースのファン、バスケをしている子供から大人はもちろん、リーダーシップについて興味関

クリエイターと出版社が選ぶ「今こそ読んでほしい、この本。」──「#読書の秋2022」推薦図書33タイトル

開催中の読書感想コンテスト「#読書の秋2022」。好きな本についてnoteに投稿すると、賞品がもらえるチャンスがある、「読書のお祭り」です。 今年は、「今こそ読んでほしい、この本。」というテーマで、クリエイターや出版社に推薦図書を選んでもらいました。名作小説から話題のビジネス書、エッセイまでバラエティ豊かに揃っています。この機会にあらたな本に触れてみませんか? 推薦図書■有賀薫さん(スープ作家) 『川っぺりムコリッタ』荻上直子/講談社 『かもめ食堂』『彼らが本気で編むと

衝撃的な冒頭シーンから引き込まれる一冊! 真保裕一『英雄』内田剛さんによる書評を特別公開

■戦後史の空気を再現した傑作サスペンス  なんと濃密なファミリーストーリーなのだろう。昭和から平成、そして令和という時代を貫く、堂々とした風格を感じる傑作の誕生だ。作家が紡ぎだした創作物であると同時に時代が生み出したドラマティックな一冊であると言ってよいだろう。むせ返るような時代の空気をそのままに再現させ戦後史を貫く迫真の物語。真のリーダーが不在となり混沌とした時代の節目にこの『英雄』が登場したことには大きな意味があるのだ。  本書は「小説トリッパー」連載をまとめた一冊だが

北村薫さんによる感動の傑作長編『ひとがた流し』が文庫新装版に!『日日是好日』の森下典子さんによる文庫解説を特別公開

〈あなたがどこかで生きているということがずっと私の支えだった――。〉 アナウンサーとして活躍する千波、受験を控えた娘を持つ牧子、あらたなパートナーと新しい生活を歩んできた美々。三人は進む道を違えながらも、人生の大きな危機に直面したときに手を差し伸べ支えあい、四十代になった。 二度とない永遠 なんと精緻な、そして壮大な物語なのだろう……。 『ひとがた流し』は、私が初めて読んだ北村薫さんの小説である。  ストーリーは所々で枝分かれし、さまざまな登場人物の人生を物語り、それぞれの

読書の秋!食欲の秋!食エッセイ特集。

早いものでもう9月も終わり。ゴリゴリの秋です!!タイトルに「読書の秋」やら「食欲の秋」やら書きましたが… 私にとっては読書も食欲も年中無休であることに、今更ながら気付きました。笑 でも、秋になると、栗やかぼちゃやさつまいもを使ったスイーツが登場して、その「期間限定」の誘惑には抗えない… やっぱり、食欲の秋ですね!!笑 ということで、今回は食にまつわるエッセイについて紹介します。 食エッセイとは…「食エッセイ」と聞いて、どんな内容を思い浮かべるでしょうか? 美食家たちが

児童文庫は初めて同士の作家×編集者が、本を作ったら!? 『マリ×トラ事件ファイル』ができました!

突然ですが、このたび、こんな本ができました! 本日、9月14日に発売される『マリ×トラ事件ファイル ①届いた依頼はラブレター!?』(以下、マリトラ)です! マリトラは、第1回ポプラキミノベル小説大賞のピュアラブ部門の<大賞>受賞作品。 ちなみに、ポプラキミノベル小説大賞とは、小説投稿サイト エブリスタさんとポプラキミノベル編集部が一緒に行っている、児童文庫の小説コンテストです。 第1回ポプラキミノベル小説大賞が開催されたのは、2021年の5月~8月。応募総数663作品

家にある角川文庫の横溝正史作品、表紙絵が恐すぎる(『三つ首塔』の感想)

昭和のミステリー良いです。昭和30年~50年くらいのやつ。 今回は、家にあったこちらを読みました。 『三つ首塔』  / 横溝正史 横溝正史氏の作品読むのは初めてじゃないはず?!だが記憶が無い。 氏とゆかりがある、江戸川乱歩作品は10代の頃の愛読書でした。 ↑大人向けのやつ。今思うと内容的に思春期に読むのは刺激が強すぎでは。 そんな頃を思い出しつつ、 「探偵・金田一耕助の犯人当てミステリーいいかも~」と、 軽い気持ちで『三つ首塔』を手に取ったら・・・ 箱入りお嬢様目線

【読書メモ】『砂の器』 著:松本 清張(新潮文庫 / 1973年刊)

自分が思う松本清張作品の魅力 この夏、『点と線』にて松本清張氏の作品を初めて読みました。 昭和の日本の雰囲気を感じる事が出来てとても興味深いのです。 ミステリーとしても、先が気になって止まらないストーリー。 そして、欠かせない要素である(?)ミステリアスな美女の存在・・・。 当時のあらすじや表記への素朴な疑問 まず気になったのは、あらすじの「老練刑事」という主人公の人物紹介。 主人公の今西刑事は45歳です。盆栽と俳句を嗜むなど渋さはありますが、息子さんはまだ10歳くらい

“お気に入りの一冊”に出会えるグッドデザインを紹介します

グッドデザイン賞公式インスタグラムでは、毎日1点ずつ、受賞作品の写真と解説をアップしています。今日はこれまでに投稿したデザインの中から、まだ見ぬ“自分だけの本”に出会うための場所12件をご紹介します! 【2021年度グッドデザイン賞】 さまざまな活動を包み込む “森”のような、新たな学びの空間 【2021年度グッドデザイン賞】 駅前に賑わいを生み出し、市民に多様な居場所を作り出す、街と人をつなぐ図書館 【2020年度グッドデザイン賞】 快適な空間を生み出す大屋根が、雨水

お客さんがほぼ居ない本屋の緊張感

久しぶりに本屋へ買い物へ行きました。 地元のGEOの本屋です。 GEOの本屋好きです!ゲームも売ってるので。 自分にとっては一挙両得スポット。 ゲームソフトも買いましたがその話は最後にします。 まずは、本、本~。♪♪♪  最近、本への愛が復活したのでワクワクです。 連休中だというのに、地元の本屋、人が居ませんでした。 混んでたらヤダなと思いきや…。 フロアがスカスカで経営を心配するレベル。 こんなご時世ですし、密にならなくて済むので空いてる店は喜ばしいのですが…それにし

【読書メモ】新潮文庫のパンダ・点と線と夏の庭

コーヒー片手に文庫本を読む午後。 なんだか”特別感”を味わうひと時。良いですね♪ ☕ ・・・いきなりですが、「新潮文庫」、好きでした。 裏表紙の折り返した箇所にある、三角の「応募マーク」を集めてた。 確か、読んだパンダ?とかいうキャラのグッズと交換していたハズ。 ・・・Google検索・・・ グッズ画像見てると懐かしいです。持ってた持ってた! マグカップとかストラップなどなど。今見ててもデザインがツボ♡ 100枚集めた人のぬいぐるみスゴイ。 ・・・じゃなくて、読んだ

読書感想文に追い詰められた夜

あれは、忘れもしない高3の夏休み。 明日が始業式だというのに「読書感想文」を全くやっていなかった! そしてそのまま夜に・・・。 このままではまずいと思いつつ、 「まあなんとかなるよね。M先生だし。」(現国教師←優しい) と、やっと原稿用紙に向かう。 当時、「文芸部」に所属してたワタシ。 普段から読書は好きだし、書くことにもまあまあ自信はあった。 (さて、何の本を読もう?) 選書は自由だったとはいえ、それさえも決めていなかった! とことんナメた態度で挑む、夏休み最後の