都会に住む人はミスが多い！
マーストリヒト大学などの研究

大気汚染は人体に様々な悪影響をもたらす
健康被害や暴力事件の増加など
新たに大気汚染は冷静な判断力を失わせることが判明した

ドイツで開催されたチェストーナメントの会場内の空気(気温、二酸化炭素濃度、PM2.5濃度)を調べた
チェスプレイヤーが指した手を調べて、会場内の空気と関連があるのか分析した

結果、会場内の空気が汚いほど、プレイヤーがミスする可能性が増えた
会場内のPM2.5濃度が1立法メートルあたり14から70マイクログラムであった
この数値は一般的な都会の空気と同じくらいである
つまり、都会に住む人は常に、空気のせいでミスする可能性が上昇している

PM2.5濃度が1立法メートルあたり10マイクログラム増えると、ミスの確率が2%増え、最適な一手から10%以上悪手になっていた

大気汚染は、健康を害するだけでなく、賢さも奪う
大事なことを決めたりする場合は、できる限り空気の綺麗な場所で行うといいだろう
ミスが減ったり、冷静な判断を下せる

もしかしたら、あなたのミスの原因は空気だったかもしれない

また、大気汚染はメンタルの悪化や運動のメリットを打ち消す、精子が減少する、などのデメリットがある
都会は生活には便利だが、色々なデメリットもあることを覚えておきたい

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参考文献
Indoor Air Quality and Strategic Decision Making
https://doi.org/10.1287/mnsc.2022.4643