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チーズを食べると脳の劣化を守ってくれる?

チーズを食べると脳の劣化を守ってくれる?

チーズはおいしいですよね。
でも、カロリーが高いから太ると思って、食べるのを控えている人も多いのではないでしょうか?
ですが、チーズを食べることは大きなメリットがあるのです。
特に、高齢者にとっては、チーズを食べることで認知機能が守られる可能性があるのです。

今回は、チーズのメリットについて、国立長寿医療研究センターなどが行った研究をもとに紹介します。

・チーズは低GI食品でタンパク質も豊富

まず、チーズの栄養価について見てみましょう。
チーズは、乳製品の中でも特にタンパク質が豊富です。
チーズは、糖質の吸収を遅らせる低GI食品でもあります。

さらに、チーズは、カルシウムやビタミンB12などのミネラルやビタミンも含んでいます。これらの栄養素は、骨や歯の健康にも必要です。
チーズは、脂肪分が多いというイメージがありますが、実際には、食べ過ぎなければ問題ありません。
むしろ、チーズは、バランスの良い食事の一部として、健康に役立つ食品と言えるでしょう。

・チーズを食べると認知機能が守られる?

チーズを食べることで、認知機能が守られる可能性があります。
チーズを食べることも、認知症の予防に役立つかもしれないのです。

国立長寿医療研究センターなどの研究チームは、東京在住の65歳から99歳の1517人を対象に、チーズの消費量と認知機能の関係を調べました。
チーズの消費量は、普段の食生活から推定しました。
認知機能は、MMSEというテストで測定しました。
MMSEは、認知機能を簡易的に評価するためのテストです。
30点満点で、23点以下だと認知機能が低下していると判断されます。

研究の結果、チーズを食べている人は、チーズを食べていない人に比べて、MMSEのスコアが高く、認知機能が守られていることがわかりました。

チーズが認知機能に良い影響を与えるメカニズムは、まだはっきりとはわかっていません。
しかし、チーズに含まれるタンパク質や脂肪酸、ビタミンB12などが、脳の神経細胞の働きをサポートする可能性があると考えられています。

・チーズを食べるときの注意点

チーズの種類によっては、塩分やカロリーが高いものもあります。塩分やカロリーの摂り過ぎは、高血圧や肥満などのリスクを高めます。
そのため、チーズの量や頻度は、適度にコントロールする必要があります。
一日に食べるチーズの目安は、20gから30g程度です。
また、チーズを食べるときには、野菜や果物などの食物繊維を一緒に摂ると、消化や排出を助けます。

チーズを食べて体と脳の健康を守りましょう。

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