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小須戸ARTプロジェクトが紹介された書籍の紹介

今回は、小須戸ARTプロジェクトについて紹介いただいた書籍を紹介します。少し前ですが、大阪市立大学大学院都市経営研究科准教授の吉田隆之先生の著書、「芸術祭と地域づくり “祭り”の受容から自発・協働による固有資源化へ」です。2019年10月初版発行となった書籍の中で、取り上げていただきました。

書籍で取り上げられた理由とその内容

吉田先生が初めて小須戸を訪れたのは2015年のこと。水と土の芸術祭2015が開催される中、小須戸にも立ち寄られたのでした。その後何度かリサーチにお越しになり、小須戸ARTプロジェクトについて、水と土の芸術祭と地域活動との結びつきが顕著な事例として、書籍で取り上げていただきました。

書籍の一部

書籍では、主にプロジェクト立ち上げ前から2017年までの取り組みをまとめていただいています。ちなみに著者の吉田先生は、2017年のプロジェクトの際に行ったトークイベントに登壇いただき、ご講演いただいたこともありました。

小須戸ARTプロジェクト2017オープニングトークに登壇いただいた吉田先生

続編に寄稿します!

なぜ今になってこのことを取り上げて紹介したのかと言うと、実はこちらの書籍の続編を出されるということで、管理人は最近、小須戸ARTプロジェクトの変遷や成果を中心とした内容の2万字の寄稿を準備をずっとしていたのでした。

書き始めた時は、2万字って多いな…と思っていたら、書いているうちに文字数がオーバーし、図表を入れたら全然足りないという状況に…。んー、仕方ありません、あれこれ削って何とか2万字以内に収めました。本音を言えばもっと写真載せたかったし、作品の紹介もしたかったのに…。

どんな内容かと言うと、水と土の芸術祭と市民プロジェクト、芸術祭後やコロナ禍のあれこれについて、至ってまじめに、事実をもとに、問題点や課題を指摘したものになっています。

まあ、今更ですけどね。多少芸術祭の内情を知っていると、このあたりをいじったら、誰が見てもわかる問題しか出て来ないこと、わかるんですよね…。でも、あまり内情を知ってる人がいないし、誰かが書かないとですからね。

あとこういう話題になると、芸術祭大好き!か、芸術祭反対!かに分かれてしまって、事実やデータに基づいた議論になかなかならない気がします。私の場合は立場が複雑だから、一方では賛成しつつ、一方では反対しつつということで、自分の中で中立性を持っていると思いますけど。

もちろん中心は、2018年から現在に至るまでの小須戸ARTプロジェクトのこと。しっかり書けるだけの実績と成果がありますからね。自分の現場を持ったこともなく、成功事例を自分で作ったわけでもない、偉そうなことを言うだけのどこかの自称専門家とは違うので。皆さんも、そんな自称専門家にはご注意ください。過去の経歴や肩書を並べるだけで偉そうにする人間には要注意です。

ということで、先ほど宿題だった寄稿を提出して、こちらの投稿を作りました。発刊が決まりましたら、またお知らせします!

それまでに、機会があればこちらの書籍もご一読くださいね。

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