宮島絵里香

「大人に心の余裕とつながりを 子どもたちがワクワクする未来を」 🗳️23年足立区議会議…

宮島絵里香

「大人に心の余裕とつながりを 子どもたちがワクワクする未来を」 🗳️23年足立区議会議員選挙無所属(2,886票)落選 元小学校教員/元特別支援学校教員/二児の母/

最近の記事

選挙を通して見えてきた乙武さんの意外な一面

衆議院東京15区補選も残すところあと1日。 立候補を表明してからの乙武さんは、とことん不器用で、わざわざ茨の道を選んで選挙に挑戦しているように見える。こう言ったらとても失礼だけど、もっと器用に立ち回る、要領の良さを持っている人だと思っていた。もしかしたら本当にいっぱいいっぱいなのかもしれない。 去年、私は乙武さんに何で政治にチャレンジするのかと聞いたことがあった。 乙武さんはかつて海外旅行に行った先で、この国なら何不自由なく幸福に暮らしていけるかもしれないと思えた国があ

    • 乙武さんの衆院補選立候補記者会見から感じたこと

      一昨日は子ども2人を連れて、乙武さんの衆院東京15区補選立候補表明記者会見を舞台袖から見させてもらっていた。 会見開始時刻になり、ステージに上がった瞬間の乙武さんのものすごい気迫に圧倒され、思いを聞く前に、私はこの人を全力で応援したい思った。 その後も マイクを通して、一言一言を噛み締めるように自分の生きた48年間を語っていく様子から、うまく表現できないけれど、政党やしがらみでは無く、1人の人間として政治に挑戦したいんだ、という強い意志と覚悟が感じられた。 じっとしてい

      • 「当たり前」という奇跡

        元気でいることが当たり前のことではないと気づくのが、不調の時だけなのは、なぜだろう。 私の場合、健康でいることを当然のこととして生きているからだと思う。 そして、その当たり前が崩れたとき、それは当たり前なんかじゃなくて、一番大切なことだったと気づく。 私の当たり前は、 家族や仲間が毎日笑顔で生きていること、五体満足であること、空爆されないこと、蛇口ひねれば水が出ること、飢えないこと、家があること、空気吸えること、そして健康でいられること。この全部が揃っていることが、私の

        • 「子ども同士で解決させる」という大人の逃げ

          私は自分の子どもが友達と喧嘩をしていても、基本放っておく。子どもたち同士で解決しろよと思うし、解決を大人に求めてくる子どもがいると「自分で伝えてこい」と突き返す事すらある。教員時代から、「先生に言ってやろ」的な、困ったことは近くの大人に言えば味方になってくれる、解決してくれる的な思考がいやで、片目で見守りつつも「いやいや、自分たちでどうぞ」的なポジションを取ってきた。 解決のチャンスを大人が奪ってはいけないと思うし、起こった出来事に対して子どもに委ねるのがいいと思って、ここ

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          小学校教員という仕事の醍醐味

          私が小学校1年生の時に担当してくれていた先生は、私が2年生に進級するときに他校に移動された。 当時の記憶は静止画的で、エピソードしか覚えていない。担任については、顔と名前と声の感じを薄ら覚えてはいるものの、その先生がどんな方だったかは全く覚えていない。 今日久しぶりに断捨離をしていたら、 その先生から、私が6年生の卒業時にもらったであろう、巻物が出て来た。 1年生の時に私が描いた似顔絵、そして親からの手紙、平仮名を覚えたてで書いたであろう名前。 それを1クラス分、6年間も個

          小学校教員という仕事の醍醐味

          お腹いっぱいの子どもと餓死する子どもが同時に生きる世界で

          私は子どもが夢中でガツガツご飯を食べている姿を見ると、みぞおちの奥の方から何かが押し上げられるように幸福感に満たされて泣きそうになる時がある。 我が子が生きていると言う躍動感を感じれるからだと思う。 昨日半期に一度のその波が来て、 その姿に幸福感を覚えながらも、 いつもと違う複雑な心境になった。 理由は、 頭の中で2つの景色がよぎったからだ。 今戦地となっているガザで生きる子どもたちと バングラデシュで路上生活をするストリートチルドレンと言われる子どもたちだ。 ガザでは

          お腹いっぱいの子どもと餓死する子どもが同時に生きる世界で

          避難バックを用意することよりも大切だと思うこと

          私と相方は、親として人としてクズの極みを実感する日々なので、子育てについて何かを言える状況にないのですが、唯一子育てをしていて「もしかしたらうまくいっているのかもしれない」と思える事例があるので紹介します。 我が家では、「地震だ」と体感でわかる揺れを感じたら、どのくらいの揺れかを判断せず、すぐに靴を履いて外に出て建物から離れる、ということを実践しています。 寝ている時間も同様です。 私と相方が目を覚ますレベルの地震の場合、迷わず子どもを担いで外に出ます。 (子どもたちは大

          避難バックを用意することよりも大切だと思うこと

          戦争の終わらせ方

          昨日小2の我が子に、今もこの地球上で何ヵ国も戦争をしていることと、そのせいでたくさんの人が亡くなっていることを伝えたら、衝撃を受けていた。 何で止めないの??そんなのおかしいよ!!と怒っていた。 私も娘の感覚と何一つ変わらない。 でも一つ大きく違うのは、私は日本の政治を作ってる有権者の1人であるということ。 私はテレビから集団的自衛権や憲法改正と聞こえ始めたあたりから、 日本もいつか戦争に巻き込まれるのではと恐ろしく、頭の上を飛行機が通過する度に、 この音に怯える日が

          戦争の終わらせ方

          育児をしていてキツい時ぶっちぎりの1位(私調べ)

          自分が風邪ひいてしんどい時、子どもも風邪ひいて満足に休養できない、私は今まさにこれなんだけど、みんなこういう時どうしているんですか? 手伝いに来てくれる人はいますか? 買い物を頼める人はいますか? 風邪の時期が、クリスマスや年末年始と被らなかったこと、コロナやインフルでは無さそうなのが不幸中の幸いと自分や家族に言い聞かせながらやり過ごしていますが、日曜夜あたりから順番に風邪をひき、4人中3人ダウン。 鬼の様に鼻水を出しまくるものの、我が家の1歳児だけはめちゃくちゃ元気で

          育児をしていてキツい時ぶっちぎりの1位(私調べ)

          不登校について思うこと

          学校について、教員の労働環境について、今の学校における子どもたちの状況について思うことを語ることを今年はたくさんしてきました。そんな中で、何度も書いては消しをくり返してきて、語れなかったことがありました。 「不登校について」 私は元々学校が嫌いで教員になった人間なので、学校に行きたくないなら行かなくていいじゃんのスタンスは、教員になっても変わりませんでした。 いざ親となり、子どもが幼稚園にも行きたくないと言っている姿を見ていて、学校に行きたくないと言うだろうことは容易に想

          不登校について思うこと

          「助けて」と言えないから「助けたい」と言う

          昨日、知人がSNSに投稿していたこの一言がグサリと私に突き刺さった。 心当たりがありすぎて、昨日からずっとこの言葉に引っ掛かる自分について考えている。 「助けて」と言えない自分についての考えを、私を嫌と言うほど見てきてくれた相方に伝えてみたら「もっと小さいところだと思うよ」と言われた。 「助けてとかそんな大それたところじゃなく、君は素直にお願いができないよね。何を頼むにも言い訳みたいに『ここにこれがあると便利だからこれ持ってきて』と言う。『これ持ってきて』の一言でいいのにと

          「助けて」と言えないから「助けたい」と言う

          遅かったと思っても、まだ間に合うかもしれない。

          *この話に出て来る先生を非難しているのではないことと、先生たちが心に余裕を持てない状況にあることを先にお伝えしておきます。 ここ1ヶ月くらい、訳あって、とある小学校に毎日出入りしている。 先週、中休みの時間に教員不在の教室を覗いたら、男の子同士が喧嘩をしていて、今まさに水筒で殴りかかろうとしてたので、とっさに止めに入ったら、それを見ていた男の子が寄ってきて「ぼくね、いじめられているの!!だからもう帰りたい!!でも家でも辛くて大変で、もう死にたいんだよーー!!!」と半泣き状

          遅かったと思っても、まだ間に合うかもしれない。

          初めての陳情を提出してきました。

          昨日は足立区議会へ行き、子ども子育て支援対策調査委員会の傍聴をし、陳情を提出してきました。 私が提出した陳情は「学校給食におけるコロナ禍のルールの撤回を求める陳情」というものです。 このページの最後に添付していますので、是非興味のある方はお読みください。 私が今年の5月に区議会議員に立候補した理由を一言で言うと「学校はもう限界」と思っていたからです。例え校長になったとしても、この学校というシステムを変えることはできないと働きながら感じていました。中から変えられないなら外

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          相方である宮島広介について

          今日は私の相方、ダンサーで鍼灸師の宮島広介の話をします。 相方は私と同い年で、出会った頃はダンサー、私はバンドマンでした。お互いが、がむしゃらに自分の世界に没頭している頃に、出会いました。 しかしお互い、それだけで飯が食えないという現実を20代後半で思い知り、相方は治療家の道へと二足の草鞋で歩み始めました。 27歳の時、アフロヘアを坊主頭にして鍼灸学校へ入学し、手先が不器用な相方は、常にお灸のための百草(モグサ)を捻る練習をしていました。 授業を耳と目で聞きながら指で鍼(

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          小2の娘がようやく自転車に乗れるようになりました。

          台風前日、小2の娘がようやく自転車に乗れるようになった。 あまり知られていないけれど、大人の自転車に二人乗りができるのは就学前までなので「そろそろ後ろの席に乗せられないんだよ」と言いつつも、本人の気が向かないようだったので自転車練習は全くしてこなかった。 補助輪付きの自転車が我が家にやってきたのは年長の誕生日。娘が欲しがったディズニープリンセスのキラキラした自転車を一緒に買ってくれそうな親族たちと、力を合わせてプレゼントした。 最近では、お友達が自転車に乗りまくっている

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          ジャニーズ性加害記者会見を観た、元ジャニオタの感想

          私はかつて、SMAPのファンクラブに入っていたキムタク推しの小学生で、休日は原宿にあるジャニーズショップに足繁く通った。 その頃はオタクという言葉はあまり使われていなかったけれど、私は正真正銘のジャニオタ小学生だった。 なので、カウアンくんがカミングアウトしてから、ずっとこの性加害問題に注目していた。 しかし、今回のジャニーズの会見があまりにも酷すぎて、抱いた感想が議会傍聴へ行った時と全く同じだったので、noteに書くことにした。 ジャニーズの記者会見は、ジャニーの凶悪

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