ご存知の方も多いかと思うが『ずっと真夜中でいいのに。』というバンドがいて、印象的なバンド名をもじって夕方のことを考えていた。
ポルノグラフィティの『幸せについて本気出して考えてみた』と同じくらい本気出して考えてる。

というのも、社会人になってから夕方にぼーーとする時間がなかった。釣ろうと思えば、ぼーーっとできたのだろう。力の抜き方を知らないのでいつも限界まで弛ませて、ある時ぱーんするのだ。私は『自分のご機嫌は自分でとるもん！』みたいな、くまモンやメタモンが苦手だたったりするのだが:)
どうやら今の私はそのジェネリック版のマインドで自分のアップダウンをコントロールしていく必要があるらしい。（もちろん投薬、カウンセリングが柱です）
病気と関係なく元々イエーイと陽の方に気持ちが触れる事がない人間なので。まったりしたり、まどろんだり。ゴロゴロして時間を過ごすのが、いうところの『自分のご機嫌は自分でとるもん！』に当たると思い、休みをいただいている以上、今の私にできることをしっかり行わなければ…
やっと２週間くらい前から軽躁に入ったこともあり、週に２〜３で散歩がてら家の周りを歩いてみたりした。
季節がら歩いている間に日が暮れ『今日もそろそろ終わるなー‥』なんて思いながら、薬の副作用でまっすぐ歩けない。よろけてしまう自分の現実を知る。そんな凹みおばちゃんの周りを小学生が駆け回る。子どもは子供で大変なのは、私もよく知ってるつもりだが、『圧倒的な吸収力』と『大人になるまでの時間』これは子供の武器であり美しさだと思う。

奥田民生がコーヒーでこう歌っている。
『子供らは困難に立ち向かい ひたすら遊ぶ
うらやましい もう30だからと言うことで さすがにやらないが』
この部分だけ切り通ると若い子はいいなみたいな感じになってしまうが、楽曲自体は『雨だけどなんかこう過ごしやすのはなんでだろ、コーヒーで一息入れろって世の中の風潮なんなん、休みが必要なのよ、とりま雨が止んだら釣り行こか』みたいな名曲です（素人が変な掻い摘みして申し訳ございません‥気になって下さった方は是非聞いてみてください）

私がそうだったようにきっと今の子供も、朝学校行くのいやで緊張したりしているのが夕方の表情を見ると、『今日も無事に帰れてよかったね』と心の底から思うのだ。街がやれやれと言う雰囲気に包まれるのが非常に心地よい。
疲弊した会社員の方も各々の方法でオンオフのリセットをしてたり（スマホいじったり数独的なパズルしてたり動画見てたり…）」『お疲れ様です』と心の中で思いながら、すれ違うたびにもうこの中に戻ることができないかもしれない

それでもやっぱり夕方が好き

センチメンタルな気持ちも夕日の効果と誤魔化せるから好き。
おばさまたちが永遠にカフェで雑談してたり、中高生のカップルがぎこちなく歩いてたり、世の中にはたくさん美しいものがある。
オレンジの粒が街に輝いてる。本当にオレンジの粒ってあるんだな‥
茜色の夕日を眺めていたら少し思い出すものがあったよ
夕焼けという短いアワーを堪能できるよう、引き続き観察に努めることとする。

それなのに夜中にnote書くの好き

それな :-D