この頃僕は思う 自分は所詮この程度だと ゴールがなんとなく見えてきて 自分は凡人だと思い知らされる 僕は世界の主人公にはなれない そんな才能などあっちゃいない 頑張…
ああ春が来た 寒さに芯がなくなった 空が少し埃っぽくなった 陽の光が差し伸べるように 暖かさを連れてくる ああ春が来た ひと雨ごとに雪が溶けてゆく 風に乗り鳥たちがや…
記憶と時間は砂粒に似ている 降ってきて欲しくない時でも絶えず降り続いて 両手でしっかりと受け止めようとするのにどんどん指と指の間からこぼれていって 大事にしてお…
ああ夢が無いな 希望も無いな 生きるので精一杯だ 放ったままのワイシャツ 埃を被ったテーブル 不安を肴に強めの酒を一杯呷る 僕らは明日のために今を生きていて 時々それ…
夕食後、テレビもつけずにパソコンに向かっていた僕は、大きく息を吐きだし身体をベッドに投げ出した。スプリングのギシリと軋む音が狭いアパートの一室にいやに響く。その…
最近寒さがやけに身に沁みるなって 冷えきった体をきつく抱きしめたら コンビニの肉まんが目に入りました 食べたらとても温かいのだろうけど 今日はもう少しこのままでいた…
この世界を真っ黒に 塗りつぶすことが出来たとして その世界の何処を 愛せばいいのか分からない ただ傷付かずに済むだけ 今の世界よりも幾分かましだろうか 意味を教えて …
私は太陽みたいな人にはなれない 周りをその熱で湧き上がらせるような 周りをその光で覆ってしまうような 前向きで明るく時に暑苦しく 悩みなんて無い素振り 下を向いたあ…
閲覧ありがとうございます。新山栞です。はじめまして。 突然ですが、皆様はこんな経験は無いでしょうか。 ある時急に頭の中に文章が降ってくる。それはとても魅力的で、…
薄膜ガラスメンタル(新山栞)
2018年3月17日 06:33
この頃僕は思う自分は所詮この程度だとゴールがなんとなく見えてきて自分は凡人だと思い知らされる僕は世界の主人公にはなれないそんな才能などあっちゃいない頑張ってはいるけれどこの程度誰にでも出来る事さなのに僕は僕を辞めれない僕の人生の主人公のままスポットライトを浴びっぱなしで不器用に踊り続ける運命やめてくれよもう沢山だ僕だって何かを成してみたいさ憧れの人になってみたい
2018年3月10日 06:03
ああ春が来た寒さに芯がなくなった空が少し埃っぽくなった陽の光が差し伸べるように暖かさを連れてくるああ春が来たひと雨ごとに雪が溶けてゆく風に乗り鳥たちがやってくる蕾が膨らみ木々が芽吹くああ春が来たなのに君の心はまだ凍りついたままかい穴から出てこれそうにないかいああ春が来ただから君も出てきてごらん怖くないから暖かさを分けてあげよう自然のざわめきを一緒に感じよう
2018年3月3日 06:50
記憶と時間は砂粒に似ている降ってきて欲しくない時でも絶えず降り続いて両手でしっかりと受け止めようとするのにどんどん指と指の間からこぼれていって大事にしておこうと思ったその一瞬はすぐに他の砂粒に混じって分からなくなる傍から見れば私の掌の下には砂山が築かれているのに私には自分の掌しか見えていないいつか私の掌に雨は降るだろうか砂粒をまとめる雨は降るだろうかもしその
2018年2月24日 03:31
ああ夢が無いな希望も無いな生きるので精一杯だ放ったままのワイシャツ埃を被ったテーブル不安を肴に強めの酒を一杯呷る僕らは明日のために今を生きていて時々それがどうしようもなくくだらなく思える夜があるいつか何かを成し遂げたくてなのに現状を壊す勇気もなくてやけになってくすぶって眠る何もかもを捨ててしまいたくて誰も知らない土地に行きたくてやってやると息巻いたその姿はまるでい
2018年2月17日 08:23
夕食後、テレビもつけずにパソコンに向かっていた僕は、大きく息を吐きだし身体をベッドに投げ出した。スプリングのギシリと軋む音が狭いアパートの一室にいやに響く。そのままぼんやりと天井を見つめていると、ああ、いよいよ始まってしまったのだなという想いがひたひたと胸に迫ってきた。そう、遂に始まってしまったのだ。正解の見えない中を闇雲に走り抜ける戦いが。就職活動という名の戦いが。始まってしまった、のだけれ
2018年2月10日 04:51
最近寒さがやけに身に沁みるなって冷えきった体をきつく抱きしめたらコンビニの肉まんが目に入りました食べたらとても温かいのだろうけど今日はもう少しこのままでいたい気分なのです落ち込んだ気持ちに蓋をし続けて無理して笑っても辛いものはやっぱり辛いから前向きに明るく朗らかに歌を歌って全てが楽しいようなそんなふりなんてとても出来ない人は誰しも心の中に暗くて重い何かを飼っているから
2018年2月3日 03:49
この世界を真っ黒に塗りつぶすことが出来たとしてその世界の何処を愛せばいいのか分からないただ傷付かずに済むだけ今の世界よりも幾分かましだろうか意味を教えて傷の意味を動けなくなるくらいの痛みのわけを知ったところで納得なんて到底出来やしないけれど心が凍る手足が強張るこの胸の塊を誰か解きほぐしてそう叫んでもその声は届く前に掻き消えてこの世界を真っ黒に塗りつぶすことが出
2018年1月27日 15:55
私は太陽みたいな人にはなれない周りをその熱で湧き上がらせるような周りをその光で覆ってしまうような前向きで明るく時に暑苦しく悩みなんて無い素振り下を向いたある人は温かな光を受け取ってつられて一歩踏み出してありがとうって言うんでしょ太陽が有ってよかったってそんな太陽みたいな人に私はきっとなれないよだって私は知っている光が強くなるほど闇も濃くなること夜明け前が一番暗いのだと
2018年1月23日 04:24
閲覧ありがとうございます。新山栞です。はじめまして。突然ですが、皆様はこんな経験は無いでしょうか。ある時急に頭の中に文章が降ってくる。それはとても魅力的で、丁寧に下ごしらえしたら美味しい料理になりそう。ああ書き留めなくっちゃ。書き留めて、あとで素晴らしい作品にしよう。しかし、日常に流され気付いたら文字が霧散してしまっている。そんな経験です。私はそれが惜しくて惜しくて、降ってきたものは