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6月12日/行動するとき意識は外側へ向かう

"たとえば、難しいことを考えるときや、
複雑な問題を解こうとするときには、
私たちは自分の思考の中に没頭して、
まわりのことには無関心になります。

自分の観念の世界に引き込まれて、
ただひたすら
「考えに集中」しようとします。

目を閉じたり、両手で頭を抱え込んで、
内向的態度を見せているわけです。

いっぽう、これとは全く逆に、
自分の意志力にかかわる動きにたずさわるときの
私たちの態度を見てみましょう。

そういうときには、
自分自身を意識することなく、
自分が起こす行動の対象物に
気持ちを集中しようとします。

れんがを並べるときも、
地面を掘るときも、
靴を作ったり、畑を耕したりするときも、
どんな類の仕事をするにしても、
自分自身とその対象となる仕事とを
一体化させなくてはなりません。

自分の仕事の各パートを愛せない労働者が、
その仕事を完璧に成し遂げることなど不可能でしょう。

自分が成し遂げようとする意志行動では、
それを上うまくやりこなすために
私たちは外向的にならなくてはならないのです。"

   <<子供が生まれる順番の秘密>> カール・ケーニッヒ



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