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1月12日/子どもは大人のやることは「正しい」と自然に思う

"ここでは、
人間のある能力が
決定的な役割を演じます。

すなわちそれは、
何かを模倣しようとする衝動です。

ギリシャの哲学者アリストテレスは、
このような能力に関して、
「人間はもっとも模倣する動物である」
と述べています。

このことは、
特に歯が生え変わる時期までの子どもに
ぴったりとあてはまります。

この時期の子どもは、
模倣することを好みます。

ですから私たちおとなは、
感覚器官を通して子供の肉体を形成する
作用を及ぼすものを、
すべて、
子どもの周りに整えてあげなくてはなりません。

目を通して入ってくる光や、
耳を通して入ってくる音は、
子どもの肉体の器官を作り上げるように
働きかけます。

この時期の子供を言葉で戒(いまし)めても、
何も達成できません。

子どもに向かって何かを命令したり、
禁止したりしても効果はありません。

この時期の子どもの教育において
もっとも意味があるのは、模倣です。

子どもは、おとなが何かをしているのを見ると、
自分もそれを真似してよいと考えます。"

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