見出し画像

2016年NYの旅7日目 ハイライン〜インド料理屋

続き

雨も降ってきたしもう外に出ようとアーロンに促され、ホイットニー美術館を後にする。しかし通り雨だったようで、僕らが出る頃には既にやんでいた。

ブルックリンに住んでいるアーロン・パークスが案内役となり、チェルシーのギャラリーを何軒かまわることになる。

ちなみにルーカス・ビアンキはシカゴ在住。

ハイラインから雨上がりのチェルシーの街を見る。

そしてここにもこんな人形が(※奥は人間です)。

ギャラリーに入る。

やはりファインアート。

これは好きかな。

これはズボンのファスナーのようにも見える。

大学時代、友人が段ボールで「社会の窓」という作品を作ったのを思い出した。

ギャラリーを出て、アーロンオススメのバーへ向かう。

街中はよく言えばアートに溢れていて、悪く言えば落書きで溢れている。

これは、パッと見はすごいことになっているが、あのコムデギャルソンの入り口だ。

幼稚園には幼稚園らしい絵。

…NYの旅も7日目になり、疲労もピークだったところにさらに結構な距離を歩き、そして英会話。日本語を少し勉強しているというルーカスとは身振り手振りを交えつつなんとか会話をするのだが、流れでアーロンと隣り合って歩くようになるとお互いに黙ってしまう。ここで僕の心は半分折れたw

バーへ到着。

有名人も来たというが、誰だか忘れてしまった。

ここで僕は名刺を取り出し、改めて自己紹介。そして日本から持参したA4全8ページのポートフォリオ(小冊子)をルーカスとアーロンに渡し、さらにiPad mini で自分のHPにアクセスし、資料に頼ってなんとか会話を進めようとするw

ルーカスは将来的にアートでビジネスをしようと考えているらしい。様々なデッサンやスケッチを見せてもらう。

アーロンはスクールオブヴィジュアルアーツを卒業し、現在はアートスクールで教えながらフリーランスのアーティスト、イラストレーターとして活動しているという。

このバーのテーブルクロスは落書きOKで、早速僕はこんなおっさんを描いてその場を取り繕う(苦笑

それぞれビール1杯だけ呑んで、バーを出ることにする。

お勘定は日本から来た僕らが払おうかと思ったが、なんとアーロンの提案で、4人それぞれクレジットカードを出して、チップも含めて店側が4等分して引き落とせという。それは出来ないというウエイトレスに対してフロアを塞ぐような形で交渉するルーカスとアーロンを見て、Tさんとともにこれが文化の違いかと話す。遠慮が全くないw

その後、インド料理屋へ向かう。

ひたすら歩く。少し頭がボーッとしてきた。

街は綺麗で、非常階段と思われるこの階段も好きだ。しかし会話が…

インド料理屋到着。

皆いろいろ注文するが、僕は完全に心が折れてしまい、カレー団子1つと薄っぺらなナン1枚、ペラペラの小麦粉ボールにハラペーニョだけ注文する。ビールはタージマハル650ml×2本飲んだけど。

テンションはガタ落ちで、Tさんはフォローしてくれたが、それでもしきれない程だった。

ルーカスが描いてくれた僕の似顔絵の額には血管が浮き出ていて、かなりの焦りと疲れが滲み出ていた。

こちらは僕が描いたルーカスの似顔絵。

インド料理屋では何を話したかよく憶えていない。

ただ、アーロンが福島と介護のことについて強く興味を示したのは憶えている。

余程疲れたのか心が折れたのが影響したのか、店を出たところで僕はコケてしまった。

2人と別れ、スーパーで買い物をし、タクシーでホテルへ向かう。

身体を労るべく、青汁的な飲み物を買う。

この日は奥さんに電話もせずさっさと寝てしまった。

サポートしていただけると大変ありがたいです。いただいたサポートは今後の取材活動や制作活動等に使わせていただきます。よろしくお願いします!