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緩い涙腺との付き合い方。

最近、僕は驚くほど涙腺が緩くなった。

本を読んだり、動画を見たり、
友人の話を聞いたりして心に響くものがあれば、
すぐに涙がこぼれそうになる。

なぜだろう。

答えは、きっと感受性にある。



感受性の本幹は昔から変わっていない。

しかし、人生を歩んできて経験値が上がるにつれ、
物事に対する見方が変わってきたのかも。

かつては一つの視点だけで物事を捉えていたが、
今は多面的に考えられるようになった。

一つの事象に対して、
複数の側面から感じることができる。
それにより、感受する情報量は格段に増える。

この情報量の増加が、共感を引き出して
結果として涙腺を緩ませるのかも。



僕の論理では人生経験が豊富な人ほど
涙腺が緩いことになってしまう。笑

涙腺が緩む現実的な答えは
「加齢に伴い脳の感情抑制機能が弱くなること」が
影響しているらしい。

ただ、僕は涙腺の緩みを「機能の低下」と
単純に片付けたくはない。

この現象をもっとポジティブに捉えて、
涙腺の緩みと上手に付き合っていきたい。

歳を重ねるごとに、人は感情豊かになり、
さまざまな経験を積む。

その経験が僕たちの感受性を
豊かにして涙を誘う。

涙は単なる感情の表れではなく、
人生の豊かさを象徴していると
言ってもいいのではないか。



人は、歳を取るごとに、
世界をより深く、より豊かに感じるようになる。

涙腺が緩むのは、その豊かな感受性の表れ。

だから、涙を流すことを恥じることなく、
自然体で受け入れて、感じたままに流そう。

涙を流すことは
人生を深く味わっている証拠なのだから。



エッセイシリーズ 〜バックナンバー〜


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