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エッセイ『平成生まれの怪獣少年』7 ~ゴジラを知らない怪獣少年~



前回の『仮面ライダークウガ』(2000)の記事を一つの区切りとして、『仮面ライダー』シリーズに関する思い出話は一旦終えて、今回は『ゴジラ』シリーズについて、私の薄い思い出を語りたいと思います。


……。



……えっと、私は、特撮ヒーローが好きではあったんですが、キング・オブ・モンスターである『ゴジラ』に関しては、幼少期にろくに触れなかったんですよね。
だから、怪獣少年とは書いてあるけれど、その怪獣が指す物といえばどうしても『ウルトラマン』のシリーズの怪獣の方になってしまいます。



世代の人たちの中でも、90年代前半世代はまだ多分、『ゴジラ』が盛り上がっていた時期なんですが、90年代後半世代で『ゴジラ』に熱中できた人は結構少ないんじゃないかと思っています。

Twitterとかを見ていても、20代後半より上くらいの方がゴジラについては詳しいようで、『ゴジラVSスペースゴジラ』(1994)とか、『ゴジラVSデストロイア』(1995)とか、結構具体的な作品名ごと好きなパターンが多いです。

一方、私の同世代は大抵、「ほどほどにゴジラが好き」、「ゴジラの映画は小さい頃にどれかを見た」くらいの塩梅な気がします。
シリーズが一年に一作で、その作品が独立した世界観なので、どうしても思い入れが入りづらいのでしょう。



これがもっと学校とかのコミュニティになると、ゴジラについて盛り上がって話す事もほとんどありませんでした。
大学生になった頃に『GODZILLA』(2014)や『シン・ゴジラ』(2016)などが公開されていたので、講義で何度か初代が取り扱われた(※文学部)時に「新作見た人いますか?」と訊かれたくらいなのですけど、いずれも私以外ほとんど手を挙げませんでした。
(まあ、『シン・ゴジラ』は公開当初こそそんな感じでもじわじわと人気が高まったのですけど。)




私も、先に述べた通りゴジラに思い入れのある世代ではなくて、幼少期にとある作品を見たっちゃ見たんですが、その感想もまたあんまり好意的じゃありませんでした。



というか、そもそもゴジラの見方がよくわからない

(著者近影。うそ。埃が目立つ。)



……そもそも、私の場合、両親があんまり『ゴジラ』っていう映画に思い入れがない世代で、ゴジラに関する物はほぼ与えられなかったところがあります。



幼少期の写真なんか見ると、ゴジラやモスラと戯れている写真なんてゼロですし、家にもゴジラの本はほとんどありませんでした。
確か、平成モスラの正方形の小さいテレビ絵本が一冊あっただけで、あとは何もないです。
あとは、ヒーローがいっぱい載ってる本に、他ヒーローついでにゴジラ、モスラ、ガメラが載ってるくらい。



父は、本来なら『ゴジラ』世代くらいの人間なんですが、「ゴジラは、みんな見てるから、そんなに好きじゃなかった。俺は、みんなが見てないから、ガメラと大魔神の方が好きだった。あと、サンダ対ガイラは見に行った」って感じの事を言っている人でした。
(この辺の発言だけで、私は母が浮気して出来た子供ではない事がわかりました。)



……たぶん、これまでの話だと母の登場頻度が高いんですが、『ガメラ』の話になると父の登場頻度がちょっと上がります。


一方、母は、70年代~80年代世代で、『ゴジラ』の完全な空白期に育っていました。
ウルトラシリーズについては、『ウルトラマンタロウ』(1973)や『ウルトラマンレオ』(1974)の世代で、仮面ライダーもぼんやりと見ていた世代だったので、多分「子供に悩んだら何見せればいいか」となった時に、すぐにウルトラマンや仮面ライダーが浮かんだのでしょう。





実際、私もウルトラマンや仮面ライダーの方が肌に合ってました。

そういえば、島本和彦さんが、自伝的漫画『アオイホノオ』の中で、「特撮は好きだけどゴジラはあんまりよく知らなかった」なんていう学生時代のエピソードを描いていまして。
そこでの理由が、「ウルトラマンとか仮面ライダーとかそういうヒーローが出て来ないし、どうやって倒すんだ……?」みたいな疑問だったと思うんですよね。
私もまさしくそれでした。



ゴジラを人間が倒すまでの過程の話だとしたら、超強いヒーローがなんやかんやで敵を倒す特撮の文法と比べてあまりに地味です。
しかも、あいつらは怪獣なので、ヒーローに比べて社会的信用がありません(ヒーローにあるかというと、子供から見ればあるってだけなんですが……)。


まあ、このへんは、特撮好きにも色々ありまして。

特撮技術が使われている作品が好き(たぶんちびっこではほぼいないんですが、後々にこうなってくるパターンです)。

ヒーローが出てきて敵を倒すのが好き。

ヒーローとか怪獣とか戦艦とかが出てくるのが好き(SF自体が好き)。

など、一口に特撮好きと言っても、ラインが多種多様なんですよね。
今はもう、特撮と呼ばれる物なら、なるべく全部見たいくらいですが。



小さい頃の私は、二番目のやつだと思います。
『ビーロボ カブタック』(1997)みたいな枠なら普通に見られるんですが、ゴジラの場合は、そっちに比べると、なんか妙に難しそうだったので熱中する方向にならなかったんですね。
それに、ウルトラマンや仮面ライダーがやってる事をやらないんだったらいいやみたいな。
もしかすると、「変身という要素も好き」なのかもしれません。時代劇とか刑事ドラマはまだちょっとやってた頃なのにそこまで身が入らなかったので。



で、それでも多分何度か『ゴジラ』を見ようとした事自体はあるんですが、そもそも、シリーズの敷居が高すぎるので、果たしてどう見りゃいいのかっていうところでもう詰むんですよね。幼少期って。



だって、ゴジラは、シリーズ通して、主人公が「ゴジラ」です。
ウルトラマンは、ウルトラマン、セブン、ジャック、エース、タロウ……。
仮面ライダーは、1号&2号、V3&ライダーマン、X、アマゾン、ストロンガー……。


と、「ウルトラマン○○」や「仮面ライダー○○」なんですが、ゴジラって、ここが絶望的にわかりづらくて。

だって、食玩のパッケージの種類に、ゴジラ(1954)、ゴジラ(1962)、ゴジラ(1964)、ゴジラ(1994)とか書いてあるんですよ。
あるいは、ゴジラ(初代)、ゴジラ(VSモスラ)、ゴジラ(VSデストロイア)とか。


つまり、「欲しいゴジラは、どの年度ゴジラ?」、「どのスーツだった時のゴジラ?」なんです。


「ゴジラが欲しい?モスラが欲しい?キングギドラが欲しい?」、「ウルトラマンが欲しい?ピグモンが欲しい?バルタンが欲しい?」ではなくて、「どの年のゴジラが欲しい?違いはわかるよね?」なんですね。




シリーズがあれだけ続いているわりに、「各年のスーツのちょっとの違い」みたいな方面で個性つけられているため、「気に入ったゴジラを見よう」っていう気持ちにも、あまりなりませんでした。



最初の立たされるのがそのラインなので、いきなり突き放されてる感じが凄まじかったです。




しかも、ウルトラマンとゾフィーとジャックの違いはわかっても、ゴジラは全部それよりわかりづらいというか、「変身前がハヤタ」とか「変身前が郷秀樹」とかもないので、ゴジラになるとマジで区別がつきませんでした。
っていうか、それでもバルタン星人ですら何代目かの区別ついたので、やっぱりゴジラは普通に区別がつきづらい外見かもしれません(バルタンは違いがわからなくても主役じゃないのに見られますし。)。




指人形が五つ入って販売されているユタカの「デフォルメ倶楽部」という指人形セットシリーズがあるんですが、これも『仮面ライダー』などのラインナップと違い、「年度違いゴジラ」が五体入っています。



これも、流石に、子供から見て、欲しい感じのラインナップではなかったです……。



そういう手に取りやすい玩具展開で、多種多様な怪獣たちではなく、マニアックすぎるゴジラの分別を異常に推してくるせいで、混乱しつつ、ここでゴジラに対するハードルの高さと警戒心だけをひたすら覚えました。



きっと、これを気にしないタイプの子供か、このハードルを飛び越えられた子供だけだけが、私たちの時代にゴジラ作品をねだったんですね。





……とはいえ、そんな玩具展開の中でも、『ゴジラ2000 ミレニアム』(1999)に登場するミレニアムゴジラだけは妙に印象に残りました。




あいつ(と海外のあいつ)だけが他のゴジラとの区別がつく個性的な外見だったと思います。



海外の一風変わったデザインのゴジラはともかくとして、ミレニアムは他に比べて、ヒレがカッコいいし、なんか(フィギュアが)緑っぽいし、他のゴジラに比べて痩せてる気がするし、「ミレニアムゴジラ」っていう名前もカッコよかったので、あの「ゴジラだらけ」の中でも、このゴジラにはひときわ強い個性を感じます。
ちょっと面白そうだなと思いました。


(Twitterの顔隠しシールで誰でも5秒で作れる特撮。ミレゴジくんは狂暴な顔のねこみたい。後ろのやつの形相はやばい。)


まあ、そんなワケで、興味があった私は幼い頃に、母の「ゴジラはつまんないよ」という注意を受けつつも、『ゴジラ2000 ミレニアム』だけはレンタルで借りてもらって、祖母の部屋で視聴しました。

そして。









つまらなかったです……。






すみません。

最初の方は「よしっ!ゴジラを見るぞ!」っていう意気があったはずなのに、見ていくうちに話の大半が怪獣じゃない事や、画面がずっと暗い事、そもそも尺がやたら長い事などに飽きてしまい、果てはラストも「え?これで終わりなの?」と理解する事ができないまま終わりました。
(ゴジラが昼間にドカーンと爆発すればまた別だったかもしれませんが。)




結局、『ミレニアム』を以て、幼い私は「やっぱりゴジラはつまらない」と結論づけて、見る事がなくなってしまったようです。





……あとは、なんかヒーローを100人紹介する本で、ゴジラもモスラもガメラも載ってたので、てっきりゴジラはもう悪いヤツじゃなくて良いヤツだと思ってたんですが、『ミレニアム』を見た感じ、まだ良いヤツでもなさそうでしたし。


そもそも、考えてみると、キャラクターとしての怪獣たちの事は知ってるんですが、結局、誰が良いヤツで誰が悪いヤツなのかも、よくわからなかった覚えがあります。


「モスラは良いヤツだ」とかは知ってたんですが、メカゴジラなんかは立ち位置がさっぱりわかりませんでした。


キングギドラは完全に敵のイメージあったんですが、なんか真ん中の首だけメカになってる奴がいたり(ゴジラだとこいつだけソフビ人形を持ってました)、なんか普通に味方扱いっぽい作品もあってたりで。


根本的に、ゴジラも別に同じヤツだったり違うヤツだったりもして、結局良いヤツではないですし。
ヒーローになったり、敵になったり、すごく忙しい感じで、キャラクターイメージが確立されてないのも、またハードルを上げたのでしょう。








ちなみに、ゴジラシリーズを全部見直した今でも、「初手ミレニアムはゴジラシリーズを二度と見なくなっても無理はない」という感想です(出来云々の話ではなく)。





でもとりあえず敵役の人形に使えたゴジラ

(著者近影。あえてフラッシュを炊いて怖い画像みたいにしました。どの怪獣だか当ててね。)




他に私の世代のゴジラの盛り上がりというと、まず一番最初がローランド・エメリッヒ監督版の『GODZILLA』(1998)のビジュアルがやたら推されてた頃がぼんやりと記憶にあったり。

その後に先述の『ミレニアム』関連でちょっと玩具とか盛り上がってたりもしましたが、やっぱりこの頃からどれを見ればよいのやらわからない空気は凄かったです。


『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(2001)の頃がグッズ展開なども一番盛り上がっていて、ここが多分ピークだったのかなと思います。
何しろ、ゴジラを見ていない私でも知っている怪獣たちが、ようやく手近な場所で推され始めたのがこの頃だったかなという感じ。
その前って、「ゴジラだらけ」「年代違いゴジラ」推しも多かったので、お手頃な指人形でバリエーション豊かかつ結構リアルな造形の怪獣たちが手に入るのが楽しかったです。


(さっきそこらへんに置いてあったゴジラ指人形を適当に招集。モスラの劣化がひどい。)




一冊だけゴジラの本を買いましたし、ゴジラの指人形も2001年発売の食玩「ゴジラ総攻撃」は熱心に集めました。
「デフォルメ倶楽部」はちょっと太っててダサかったんですが、こっちはかなりリアルでカッコよくて、エビラ、ヘドラ、ミニラみたいなウルトラにないちょっと変わった怪獣に燃えてきました。
ポケモンキッズ世代なのもありましたが、私は元々、ウルトラマンや仮面ライダーの指人形もかなり収集していたので、その流れでゴジラに行けた感じですね。



ただ、この「ゴジラ総進撃」も、キングギドラだけどの店舗に行っても見つからず、他の全キャラだけコンプしました。
近所のセブンイレブンに母の知り合いのパートさんがいたので、保管してもらって後で買おうかという話もしたような……でも結局私がそこまでゴジラ好きでもなかったので、「別にいい」って言ったかもしれません。
(どうでもいいんですけど、この頃のラムネって、今の食玩についてくるような「透明な袋に白いラムネ一個」と違って、「黄色っぽい袋に粒状の小さなラムネがたくさん入ってる」でしたよね。)




まあ、それでも結局、肝心の映画は見なかったというか、なんか指人形を収集癖だけで集めた感じです。
キングギドラは好きでしたが、動いているのを見た事もなかったし、結局敵なのか味方なのかも知らなかったくらいなので。




こうやって手に入れた指人形は、基本的にはウルトラマンの敵として遊ばれていく形になるのですが、ゴジラはミレニアムのイメージで完全に悪役にしていました。

あとは、もうひたすら推理・推測でポジションを配置するだけでした。

ミニラは多分善玉なんだろうけど、どこでどう生まれたどういう立場のゴジラの息子なんだかさっぱりわからず、ミニラについて深く考えるのは、真っ先にやめてました。

なんかエビラがつぶらな瞳で、右手のハサミを上げて「やあ、こんにちは」みたいなポーズだったので、「エビラは悪い奴じゃないな」と勝手にピグモンとかと同じ枠に。

ひらべったい感じで寝転がっている変なメカゴジラの指人形(飛行形態)は、モスラの幼虫と隣り合わせると、いもむし同士で仲が良いなぁみたいになりました。


つまりは、ゴジラの面々はもはや、原作のキャラクター性を一切無視して、ルックスで判断して敵キャラ化させたり善玉化させたりと、「なんも知らないからこそ雑に扱える便利なキャラ」として利用できたんですね。
自分の中で立ち位置を設定できるので、ある意味では非常に遊びやすかったです。



ゴジラは、幼少期は、知らないからこそ、そういう自由な遊び方も出来た、という意味で思い出深い作品だったように思います。




ゴジラの終焉


で、ここから先の話が総まとめです。


ゴジラについて、同世代は下手するとこの印象しかないと思うんですが、何故かハム太郎とコラボレーションし始め、見なくても「この二作、作風違いすぎない?」っていう気持ちになる同時上映がおはスタで宣伝されまくるなど、雲行きも色々と怪しかったのを覚えています。

たぶん、ゴジラがその時の子供に受けづらい問題って、「ハム太郎さんが一緒にいない事」なんかじゃなくて、「大量の年代違いゴジラ」という完全マニア向けな商業展開とか、「再編集VHS」のように手に取りやすくて本編を見たくなる入口がない事とか、そういう子供の手に取りやすい環境が用意できなかった事にあるんだと思いましたけれど……。


やたらハードルの高いマニア向けの商品展開が多かったので、「その世代の父親に連れられて見に行った」とかではない限りは、ほとんどゴジラに触れられないと思います。
(特撮ヒーローや古いアニメは、これまでに語ったような再編集VHSや、「アニメ特番」的なもので見られたんですけれど、ゴジラってそれもあんまりなかったですからね。)






しかも、なんだろう、毎年宣伝される新作が前年のゴジラとどう違うんだかもよくわかんない空気ありましたし……。
「あれ?この前もモスラと戦ってなかったっけ?」みたいな……。
「ん?これって悪いヤツと悪いヤツが戦ってるの?どういう話?」みたいな……。
なんか「ゴジラは途中から味方になっていった」みたいな話は聞いてたけど、どう見ても映像見てて味方じゃないし……。
各怪獣の設定もよくわかんないし……。



と、結構、シリーズが迷走したり、引き戻されたり、大胆な設定変更を行ったり、リセットされたりするせいで起こっていった混乱ゆえに、登場するキャラクターの名前や外見は知っていても、そいつのガワ以外の個性を把握できない。そのせいで、見に行く気分にならない事ばかりでした。
ミニラの存在に至っては、「こいつについて考えるのはよそう」と子供ながらに思考にブレーキをかけてましたし……。

この頃のゴジラは、「メガギラス」が微妙にウケなくて、過去作の怪獣を出しまくってたのですけど、それでも一般的にも、「ゴジラ」、「キングギドラ」、「メカゴジラ」といったガワが出てきてもそいつの立ち位置やキャラクターがわからないし、同時に子供向けアプローチがうまく出来ていたシリーズであったとは言えませんでした。




……そして、結局、シリーズは2004年に『ゴジラ ファイナルウォーズ』という形で終わっていきました。
この時に私は小学4年生だった事になるんですが、皮肉にも、唯一このファイナルウォーズだけは、「異色のゴジラだ」と思える宣伝だったと思います。



当時、誰もがしみじみとゴジラの終わりを見て、おはスタで山ちゃんとかもゴジラの終わりに寂しがって、「これが最後」と再三に宣伝。
50年の歴史に終幕という姿が強調され、全然見てなかったのにちょっと寂しいなと思う感じです。
終わる終わる詐欺ではなく、なんだかこれで本当に終わるんだろうなという感じがしましたね。
(実際、その後もずっと終わった空気が流れてましたし……。)


私も、ゴジラは全く見ていなかった中でも、円谷英二の伝記漫画を読んでいて、「ああ、最初のゴジラにはこんな工夫が凝らされているんだ」、「反戦の話なんだ」みたいな事を知って間もないくらいだったので、それが終わっていく事に、ファンでもないのにちょっと一抹の寂しさみたいなのを覚えてしたのでしょう。






のちに、中学生、高校生になってシリーズを見て興味を持ち、全部見終えてファンになった頃には、もはや後の祭り……。






…………とか思ったのですが、ご存知の通り、そこからの復活があったので、今はわりと充実したゴジラ・ライフに移行した気がします。




ちゃんとリアルタイムでゴジラを劇場で見るようになったのは、大学生になってから。
初めて映画館で見たタイトルは、ギャレゴジこと、『GODZILLA』
(2014)でした。




やっぱり、なんだかんだ、十年以上進展がなかったシリーズのギャレゴジでの復活の盛り上がりは凄まじかったですし、庵野秀明監督の『シン・ゴジラ』(2016)はゴジラ世代でない私も大興奮の一作でしたね。





今では、すっかり海外の方の次回作『Godzilla:King of the Monsters』(原題)の予告を何度も見て楽しみに待ったり、現行のアニメ版『GODZILLA』三部作(2017)に物申したり、「エメゴジのアニメ版の『ゴジラ・ザ・シリーズ』ってDVD化とかしないのかな!?」とか思っています。










今回のまとめ:エビラがかわいい。
(ミニラもきらいじゃない。)

護国三聖獣(嘘)




お し ま い

(中高生からのゴジラ視聴や、大学生になってからの展開もそのうちやります。)





いっこ前の記事は前後編になってるので、今回は一覧で見られるマガジン貼ります。
過去の記事はこちらから読んでください。全文無料です。

概要
その1→エッセイの意図と説明

「昭和ライダーとの思い出」編
その2→1997年の『仮面ライダー大集合』ショー
その3→仮面ライダーケーキ、仮面ライダーシンの人形の話
その4→再編集VHSとの思い出話
「クウガとの思い出」編
その5→クウガ視聴当時の事・前編
その6→クウガ視聴当時の事・後編


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画像は幼少期の私の思い出の写真なので、無断転載はご勘弁を!

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