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ヒテイちゃんと生きる

自分の中には"ヒテイちゃん"が存在している。いちいち自分のことを否定してくる、厄介なやつのことをそう呼んでいる。

ヒテイちゃんのおかげでわたしは、自分のありのままを認めることが怖いし、人一倍頑張らないと生きてはいけないと勝手に思い込んでしまう。

でもヒテイちゃんは私の中にずっといるものだし、消すことは到底できない。

だから、ヒテイちゃんの存在を否定せずに生きることを決めた。

ヒテイちゃんと生きるためのメソッド、ここに残しておこう。

1, ヒテイちゃんを外在化する

ファーストステップとして、ヒテイちゃんを外在化することから始めた。

外在化とは、自分で思う問題点を自分で客観視点すること。

つまり、自分が問題だと捉えるのではなく、問題が問題であると認識できるようにすること。

自分の中で「自分ってだめなんだ」という思考がでてきたら、

「これはヒテイちゃんの仕業だ」と変換していく。

悪いのは自分自身ではなく、あくまでもヒテイちゃんと思う。

つまり、ヒテイちゃんのせいにしていいということ。ヒテイちゃんのせいなので、無駄に自分自身の存在を否定しなくていい。

「いやいや、ヒテイちゃんのせいにする自分最悪じゃん!」そう思ってもまたこれはヒテイちゃんのせいなわけで笑。

ずーとこれはヒテイちゃんの仕業なのだと考えるくせをつける。そうするとだんだんとヒテイちゃんに気付きやすくなって自身を傷つけることが減っていった。

いいの。悪いのはヒテイちゃん。決して自分自身じゃない。



2, ヒテイちゃんの存在を否定しない

ヒテイちゃんってめんどくさい存在だから消しちゃえばいいじゃん!

と思うのだが、消すのは相当難しい。
生まれ持った性格と同じくらいに生まれ持った思考というのは消せない。

だからヒテイちゃんを抹消するのではなく、一緒に生きていくことを考える必要がある。

ついつい自分を否定したくなるヒテイちゃんなるものがわたしの中にはいる。わたしの一部なんだと認識する。

出てきた時には、また出てきて悪さしたのねと客観視すること。

つまりは、ヒテイちゃんの存在を否定しないということ。

ヒテイちゃんはわたしの中にいていいし、悪さもするもんなんだよなあと感じることは大事。


今でもいつでもわたしの中にはヒテイちゃんは生きているが、ヒテイちゃんで存在に気づけたことで、決してわたし自身がだめなわけではないと思うようになった。


ヒテイちゃんは厄介だけど、ある意味自分を肯定してくれる役割も果たしているということ。

だからこれからもずっとヒテイちゃんと一緒に生きていこう、生きていきたいと思っている。


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