「部活問題」
「部活問題」は教員の生徒の、保護者の負担もそうだし、志向差も相当ある。
そして、私のような立場は非常にデリケートな問題でもある。
「部活」の中でも「趣味志向」と「競技志向」があって、アスリート育成の観点(大学の指導者のキャリアから見た場合)から見ると、「競技志向」の行く先が気になる。
利害関係も相当あって色々考えると結論は出ないし、難しいのは確か。
そして、新たなビジネスチャンスと捉える人も居れば、金銭負担増や施設の問題など、新たに生じることに因る「変化」を嫌がる人も居るだろう。
だけれど、「現行」のままが一番いい!
とは感じないのが大抵の人の実感だとは思う。
議論は既に想起され、少しずつ各方面に広がっている。
今後の課題は実際にどう変わっていくか?
変えていくか?
変わるであろう、変わった先でどう対応していくか?
部活→競技、アスリート志向の人は不足した分をどう強化していくか?
となると、水泳のように、部活以外(若しくは部活は登録上の問題)が主流となり、クラブチームでの強化を図ることが大切になるかもしれない。
それを民間(個人含む)、NPO、自治体のどこが考えるのか?
それとも、様々な機関で考えていくのか?
この辺りもどう動いていくかはまだまだ推測の範囲でしかなく、「今、この時点」で競技志向の人は難しい環境におかれていることになる。
例えば、「部活」から引き離しても、「ボランティア」でやって欲しい、金銭負担は出来ないという保護者の要望に「先生」が抗えなかったら、「学校」という場所を離れても「地下に潜るだけ」でより不明瞭な状態になりかねない。
急激な改革を行うなら、「破壊」のあとの「構築」を。
緩やかに変化させていくなら、最終的な着地点を見せつつ、変化に対応できる状況を作り出す。
そういう凄腕が求められるだろう、と考える。
とことん考え抜くとなると、相当な情報収集と、制度設計が必要。
でも、実際に現場で負担を強いられる「先生」「生徒」のことを真っ先に、出来るだけ早く考える必要があるのは確か。
参考
〇twitter
・部活問題対策プロジェクトさん
〇サイト等から
・内田良さん:BLOGOSより
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