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珈琲用語メモ>で、カフェ?

デカフェ。カフェインを抑えたコーヒーの事をメモします。

本当にカフェインの無いコーヒーが要るの?

そもそも、デカフェが求められた理由は、カフェインを摂取したくない方がいらっしゃると言うこと。

 授乳中は控えた方が良いなど、コーヒーは飲みたいけど、飲まない方が良いとされる時に、諦めなくても良いのです。

 カフェインの無い、または少ないコーヒーの登場は、確かに価値がありそうです。

 最近よく見る、日本のコーヒーの輸入状況を全日本コーヒー協会がまとめた資料を見てみます。

http://coffee.ajca.or.jp/wp-content/uploads/2019/04/data01_2019_04.pdf

 2011年まではカフェインの有無に関わらず、混合で輸入量を集計していました。

 2012年から別項目で統計情報が記載されるようになり、その割合が明らかになります。

総輸入量378,798トンに対して、脱カフェインが1,242トン。なんと約0.33%が脱カフェインが占めているとは、おどろきです。

 そこまでして、コーヒーが飲みたいのですか?と言うことです。飲みたいですね。やっぱり。

 珈琲を飲むスタイルは色々と変遷して来ましたが、相当飲んで来ていますので、何らかのコーヒーの無い生活はイメージできません。

実際の豆のサンプルを見ましょう!

左が普通のコーヒー豆。右がカフェインレスのコーヒー豆。

色が違います。明らかに茶色いです。生豆の色は緑から大豆のような黄色ぽい色、インドのモンスーンの一層際立つ黄色まで見たことがあります。

このような豆を作るために、手段がいくつかありそうです。続編では、製造方法について見て行きたいと思います。味見もしなくては。


デカフェのその後

デカフェ>超臨界二酸化炭素抽出法


デカフェ>液体二酸化炭素抽出法

coming soon

デカフェ>水抽出法

coming soon

デカフェ>溶媒抽出法

coming soon

コーヒーメーカーの周辺で繰り広げられることをお届けします。