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受動型ASD発達がゆっくりな子ども【ママが堂々と胸をはったら息子も堂々と胸をはった話】

我が子が人並みに発達しない事実は親の心をやすやすと打ち砕いてしまいませんか?

生活の中での困り事ももちろん疲弊するけれど周りの目や善意か悪意か分からないアドバイスに振り回されさらに疲弊してしまいませんか?


理解が進んできたといわれている昨今ですが当事者親の体感では、まだまだ冷たい目線や反応にさらされる事もままあるのが事実です

1歳半頃から通常発達のお子さんとは息子の場合は差が目立ってきていました 歩く様子一つとっても体幹がふにゃふにゃなのが一目瞭然でしたし言葉は単語が数個しか出ていない状態でした

成長するにつれてどんどん差がついていく
通常発達のお子さんは天才かと思うくらいでした

3歳頃の心境はどんなに頑張っても追い付けないんだろうなと諦めと絶望しかない状態

入れる園があるのか超絶不安な園探し

こんな心境の中で園選びをせねばならない時期がくる訳です また詳しく書きたいと思ってるんですが我が家は幼稚園しか選択肢がなかったんですね 

いくつかの園を見学し、最終的には息子が決めました。というか他の園はどこへ行っても泣き叫ぶか逃げるかで、園側からやんわり見学の段階で断られる園もありました


地域の老舗幼稚園への入園を決定

明るく広い園庭に、たくさんの遊具 それに何といっても園庭の砂が最高に息子は気に入ったんです さらさらで粒子の細かい砂で遊ぶのが入園してからの楽しみにとなりました 

発達がゆっくりなお子さんが一学年に何人かいても日々の生活から行事まで困り感はあっても先生方に高いスキルがあり、まとめて頂ける園でした。であっても、

冷たい目線 好奇の目線は容赦なく感じてしまうんです


そう感じてしまうだけで、普通に見てただけかもしれないものをマイナスにとらえてしまったのかもしれません


園への送迎も挨拶するのが精一杯、嫌な事を言われたくなくて逃げる様に帰ってました
 

そのくらいママは疲弊していたしマイナス思考でした



ですが前の記事に書いてあるのですが、発達がゆっくりのママだからこそ堂々とせねばならないと気付いたんですね そこから変わりましたよ 園の中で守れない分

園の外から息子を守る!どんどんママさんやお友達の輪に入って行こう 息子の居場所作りに取り組んでいきました


年少さん 年中さんだと周りのお友達も幼いから誰かのママがずっとへばりついて遊んでいても気にならない様子でむしろ慕ってくれ、周りのママさん達には少しずつ息子の状態を話していく感謝を言葉で伝えていく事で優しく接してくれる方が増えていきました

正直に言ってしまうと、

なけなしのプライドをかなぐり捨てて息子が成長した時に受けるであろう困りごとや悲しさをママが今引き受ける!

そんな気持ちで日々を過ごし、

心はメッタメタ!ギッタギタ!血を流してる状態でも、

息子は息子でよいさ 何かが出来る出来ないで人の優劣は変わらない 親の姿勢を真似して欲しいと願ってママとパパは胸を張りました 


願いが通じてくれました

息子 胸はってます


幼稚園では、身支度などのお手伝いを先生が「息子くんの為にならないからお手伝いしないで」 と話しても目を離したすきにやってくれたりしてたんですが、帰宅した息子に聞くと

「優しいお友達がいて僕は幸せだなぁ」

「自分でやると遅くなっちゃうからお友達がいてくれて良かったなぁ」

ビックリするほど自己肯定感高し!!


最近も同じクラスのお友達みんなを

「俺のクラスのお友達 みんな優しくて最高のクラスだぜ!いいだろ!最強だぜ!」

こんな風に話しています


私は出来た人間ではなくて、通常発達のお子さんやその親御さんの中に入っていくのが凄く勇気がいって我が子の出来なさ加減を見たくないとか黒い感情ばかりだし、他の記事を見て下さった方はご承知の通り、むちゃくちゃチキンで泣き虫なママです この記事を書きながらも泣いてる 笑 何で頑張れたのか不明なくらい😂


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