遊び学者原田 光

NPO法人ノビトワークス 理事長 遊び学という学問を世の中で当たり前にします。遊休地を…

遊び学者原田 光

NPO法人ノビトワークス 理事長 遊び学という学問を世の中で当たり前にします。遊休地を活用した面白おかしいプロジェクトしたり、大学で週1授業をしたり、高校で週1探求の授業をしたり、書籍やコラムの執筆をしたり。 サイト→https://haradahikaru.com/

マガジン

  • 書籍『楽しいの作り方』

    遊び学者・原田光が執筆中の著書『楽しいの作り方』の原稿マガジン。2024年出版予定。(出版社募集中)

  • げっぽー『毎月のあそび記録』

    遊び学者・原田光の毎月の遊びの記録。

  • 月報『毎月の仕事記録』

    遊び学者・原田光が毎月どんなお仕事をしたかの記録

  • おもしろき事ばかりの世をおもしろく

    遊び学者・原田光が日々思ったことを殴り書きする日記のような、メモ帳のようなエッセイ。

  • マスオさん生活子育て日記

    妻の実家で妻の両親と暮らす「マスオさん生活」 サザエさんに出てくるマスオさんと同じ環境で生活する筆者・はらだひかるが日々妻の両親と妻と子ども達との生活に奮闘する様子を綴った日記

最近の記事

書籍『楽しいの作り方』#18 楽しいを作る3分類その➂ デザイナー型とは?

このnoteは遊び学者原田光の著書『楽しいの作り方』の原稿を約1000文字ぐらいずつ投稿していくnoteです。 全ての原稿記事はこちらのマガジンにまとまってます。 #18の今回は、日常のあらゆる場面で『楽しい』と思う瞬間を作る3つのタイプのうち最後の3つ目「デザイナー型」の説明をします。 デザイナー型は、言葉のイメージ通りデザイン(環境設計)で楽しいを作るタイプのことです。#17で紹介したマネージャー型がルールなど”仕組み”を設計するタイプであるのに対してデザイナー型は

    • 【げっぽー】2024年2月遊び学者の遊び記録

      毎月の遊び学者の遊び記録『げっぽー』 「2024年は毎月書くぞ!」と1月からまた書き始めて、2月の記録を書いていない日々が続き、本日3月27日。 いやぎりぎりセーフやろ。 お仕事記録の「月報」もなんとか書いた↓ 2月は仕事がてらの遊びが多かった2月はキャンピングカーのお陰か結構色んな所に行って、仕事をしたりショートコントをしたり、そのついでに友達と遊んだのが多くて、改めてキャンピングカーの恩恵を感じた。 これまでにはない生活設計が出来ている気がする。 雲仙・小浜温

      • 【月報】2024年2月遊び学者のお仕事記録

        年が明けて再開したお仕事記録【月報】 得体が知れなすぎる「遊び学者のお仕事」を毎月ちゃんと皆さんにご報告しなくてわっ! ※これを見てお仕事依頼おまちしてます。 ① 自分で手掛けるプロジェクト鳥栖市空き家再生プロジェクト『WAGATE』 鳥栖市の駅前拠点『WAGATE』につくる無人カフェ『わが手珈琲』これを作るためのクラウドファンディングをスタート!! 3月3日に終了しましたが、皆様の多大なる支援のお陰で目標金額40万円を大きく上回る107万4000円を集めることが出来

        • 書籍『楽しいの作り方』#17 楽しいを作る3分類その② マネージャー型とは?

          このnoteは遊び学者原田光の著書『楽しいの作り方』の原稿を約1000文字ぐらいずつ投稿していくnoteです。 全ての原稿記事はこちらのマガジンにまとまってます。 #17の今回は、日常のあらゆる場面で『楽しい』と思う瞬間を作る3つのタイプのうち2つ目「マネージャー型」の説明をします。 マネージャー型は、ディレクター型とも言えるかなと思うのですが、要は設計や設定などの仕組みづくりで楽しいを作り出すタイプのことです。 例えば、前回#16のパフォーマー型でも話したシチュエー

        書籍『楽しいの作り方』#18 楽しいを作る3分類その➂ デザイナー型とは?

        マガジン

        • 書籍『楽しいの作り方』
          19本
        • げっぽー『毎月のあそび記録』
          5本
        • 月報『毎月の仕事記録』
          5本
        • おもしろき事ばかりの世をおもしろく
          46本
        • マスオさん生活子育て日記
          35本
        • 原田書評店
          11本

        記事

          書籍『楽しいの作り方』#16 楽しいを作る3分類その①パフォーマー型とは?

          このnoteは遊び学者原田光の著書『楽しいの作り方』の原稿を約1000文字程度ずつ投稿していくnoteです。 全ての原稿記事はこちらのマガジンにまとまってます。 #15からは実際に日常のあらゆる場面で『楽しい』と思える瞬間をたくさん作るためのタイプ(型)について説明しています。 これはなにも、イベントなどを主催する人だけではなく、子どもと休日に遊ぶ時間や職場での会議、友達と遊ぶ時や飲み会をする時など本当に日常のあらゆる場面で使える考え方です。 #16の今回はまずは最も

          書籍『楽しいの作り方』#16 楽しいを作る3分類その①パフォーマー型とは?

          「好きなことを好きなようにしていい」と言われたらアナタは何をする?

          僕の好きなことってなんだろう? ふと。そんなことを考えてみた。 僕の仕事はみんなが遊べる社会を作ること。みんなが「楽しい!」と思える場を作ったり、機会を作ったりすることが僕の仕事だから、日々どうやったらみんなが楽しくなるかをずっと考えてる。 幹事やコミュニティマネージャーみたいな仕事をずっとやりすぎたせいで、自分の楽しいこと!よりも周りが楽しめること!を優先するのが当たり前の脳みそになってしまったようで、案外僕は自分が好きなことに好きなように没頭するってことが少ないんじ

          「好きなことを好きなようにしていい」と言われたらアナタは何をする?

          たまにはダラッとしてみて何でもない日常を噛み締めてみる

          冬の風物詩ってなんだと思います? やっぱあれだよね。感染症だよね。 子供がいるとなんかしょっちゅう病気になりません? こちとら昨年の『健康保険使ったリスト』見たらたった一回整形外科に行ったのみで他は全く病院行ってないんですけど。(何で整形外科行ったか思い出せない) でも子どもたちは風邪をひく。熱が出る。なんかともかく感染症にかかる。 我が家も例外なく、娘がインフルでダウン。なんかタミフル飲んで熱下がったあともまた熱が上がってきて、こりゃアデノか溶連菌かを合併症してそ

          たまにはダラッとしてみて何でもない日常を噛み締めてみる

          無いもの・欲しいものは自分で作る

          昨日、唐津市内に初めて行ったらプレハブ倉庫みたいな屋台街が駅の近くの高架下に数件広がっていた。 10人くらいでいっぱいになりそうな狭い店。おでんや小料理といったちょっと一杯やるのにちょうど良さそうなメニューから、ラーメンや中華そばといった呑んだあとの〆によさそうなお店が立ち並んでいる。 昔懐かしい雰囲気で、確実にその場所の風土や文化を紡いでいきそうなサイコーにいい場所だった。 欲しい。 僕が住む佐賀県鳥栖市にもこんな屋台街があればいいのに。 鳥栖駅の周辺は飲み屋街が

          無いもの・欲しいものは自分で作る

          【げっぽー】2024年1月遊び学者の遊び記録

          毎月のお仕事記録『月報』と共にこちらの遊びの記録もかなーーーーーりサボっておりました。 今年はちゃんと毎月記録が書けるように頑張ります!そして、毎月ちゃんと遊びます。 一年のスタートは鹿児島の海で初日の出!2024年のスタートは実家の鹿児島県姶良市で迎えました。 初日から家族みんなで桜島の見える海で初日の出を拝んでめでたいSTART。 今更ながら、徒歩圏内に泳げる海がある自分の実家のロケーションの良さを実感。今年も何回この海で遊ぶかな。 トリアス動物園&ボウケンノモ

          【げっぽー】2024年1月遊び学者の遊び記録

          【月報】2024年1月遊び学者のお仕事記録

          猛烈にサボってました。ゴメンナサイ。 「遊び学者」という謎多き仕事をしている僕が毎月どんな仕事をしているのか「月報」という名のお仕事記録。毎月書こうと意気込んで前回書いたのが2022年9月でした。 1年以上サボりまくりましたが、別に辞めたわけじゃない。2024年は毎月投稿できるように頑張ります! ① 自分で手掛けるプロジェクトGardenLaneたてまさ 鹿児島県姶良市で有限会社姶良土地開発と実施している『森と暮らす分譲地プロジェクト』 毎月、僕がお邪魔して分譲地に

          【月報】2024年1月遊び学者のお仕事記録

          『子供たちの為に〜』っていい加減ウザいよ

          「子供たちの為にイイコトしてますね!」 ボクはよくこういうことを言われる。でも僕自身は一度も言ったことないんだよな。「子ども達の為に」「子供の未来のために」なんて。そんなこと。 職業は遊び学者です!っていうと大抵の人が僕のことを子供たちを遊ばせる人だと思ってそういう言葉を投げかけてくる。 僕がイベントで川遊びをしたり、キャンプをしたり、親子サッカーをしたりするとそれらは全部「子どもたちの為」だと思われる。そんなこと一度も言った覚えはないのだけれど。。。 僕は遊び学者と

          『子供たちの為に〜』っていい加減ウザいよ

          書籍『楽しいの作り方』#15 アナタはどのタイプ?”楽しいを作る”3つのタイプ

          このnoteは遊び学者原田光の著書『楽しいの作り方』の原稿を約1000文字程度ずつ投稿していくnoteです。 #00は導入ということで「はじめに」を書いて、#01はこの本を書こうと思った理由を書きました。#02から#14までは「マルシェのようなオープン型イベントで”楽しい”を作る方法」について書いていきました。 全ての原稿記事はこちらのマガジンにまとまってます。 このnoteはあくまで原稿なので、順不同で書きやすい部分から各章ごとに書いていきます。最終的に書籍として出版

          書籍『楽しいの作り方』#15 アナタはどのタイプ?”楽しいを作る”3つのタイプ

          書籍『楽しいの作り方』#14 立ち位置一つで”楽しい”が変わる⁉

          #13からの続きです。 僕が作る遊び場の目指す画は、基本的にはみんなが公園で自由に遊んでいるという姿です。だから、子どもに限定していないからこそ子供と遊んであげ過ぎないようにスタッフも振る舞います。 そして、来場者が自由に”自分たちで”遊んでいるのが理想なので、干渉しすぎないように心掛けます。ある程度やり方を教えて自分が暇なら何か遊びもので遊んでる。そんなスタンスでいいんです。 僕はスタッフに「あまり働き過ぎるな!遊べ!」と言うので一見すると、かなりテキトーに現場を運営

          書籍『楽しいの作り方』#14 立ち位置一つで”楽しい”が変わる⁉

          書籍『楽しいの作り方』#13 遊び場スタッフ最大の仕事は気遣い?

          #12からの続きです。 遊び場運営スタッフの仕事は「子供と遊んであげる」ことではなく、まずは遊び道具の遊び方を覚えて、それを教えてあげる。そして自分自身も遊ぶこと。理由は遊び方を覚えるためと集客のため。 遊び場に人を集めるためには何よりも「楽しそうに遊んでいる人」が役に立つ。だから、「遊び場あるよー!いらっしゃーい!」と呼び込みするよりも、自分が遊んでる方がいい。と言ったことを書きました。 詳しくは#12を読んでみて。 そして、スタッフの服装などを”スタッフらしく”し

          書籍『楽しいの作り方』#13 遊び場スタッフ最大の仕事は気遣い?

          書籍『楽しいの作り方』#12 遊び場運営スタッフにともかく遊べ!と言う2つの理由

          #11からの続きです。 マルシェなどのオープン型イベントにおける遊び場の運営スタッフに僕が「あまり働こうとするな」と言う真意は、スタッフが子どもと遊んであげすぎると大人が一緒に遊ぶスキマがないので、つきっきりで遊んであげるのではなく、よきところで去りなさいということだとお話ししました。 具体的なエピソードを交えて書いてますので、まだ読んでない方はこちらから先に読んでみてください。 じゃあこの運営スタッフは一体遊び場で何をしたらいいんでしょうか? たまに額面通りちゃんと

          書籍『楽しいの作り方』#12 遊び場運営スタッフにともかく遊べ!と言う2つの理由

          書籍『楽しいの作り方』#11 「あまり働こうとするな」の真意

          今回は#10からの続きです。 モルック体験をしている子どもの横で、一緒にしようとしないお母さん。でも、そのお母さんが悪いのではなくこの時、実は邪魔だったのは一生懸命モルックを子供にさせている僕だったというお話。 詳しくは、#10を読んでみて。 例えば、皆さんが子を持つ親だったとして想像してみてください。 イベント会場の体験ブースで遊び場がありました。そこにはカラフルな飛び石や公園とかで使えそうな遊びものがたくさんあります。アナタはそれを見て、そこは誰向けのものだと思い

          書籍『楽しいの作り方』#11 「あまり働こうとするな」の真意