ほしいもダイスキー☆

『ユニバーサルエンターテインメント社の経営騒動に潜む闇』 https://www.no…

ほしいもダイスキー☆

『ユニバーサルエンターテインメント社の経営騒動に潜む闇』 https://www.nobodycancool.com/

マガジン

  • ユニバーサルエンターテインメント社の経営騒動に潜む闇

    遊技機メーカーとして知られるユニバーサルエンターテインメント社。 近年進出したフィリピンでは、 同社が手がけるリゾート施設「Okada Manila」の稼動もはじまり、軌道に乗りつつあるようです。 しかし、こうした一方で、同社の経営を巡っては騒がしさが続いています。 創業者の岡田和生氏がすべての職を解任されたことをきっかけに、 主導権争いのような騒ぎがはじまり、おさまらないままなのです。 当マガジンでは、コトの経緯や本質について、事実に基づいて中立的な姿勢でふれていきます。

最近の記事

ユニバーサルエンターテインメントと岡田和生 「創業者追放」の真実1

ある企業の経営者に関連した不祥事や事件が起きたとき、収束するまでにどれだけの時間を要するかというと、せいぜい1年が相場です。 たとえば、マスコミから粉飾決算を暴かれた光学機器メーカーの事件では、経営陣がその疑惑にしぶとく反論を続けたものの、結局1年と持ちませんでした。 大手製紙会社の会長が、会社の資金を個人的なギャンブルにつぎ込んで溶かした件にいたっては、もっと短い。こちらは、問題発覚直後に会長自ら辞任という形で幕引きを図りました。 こういったなかで、ユニバーサルエンタ

    • ユニバーサルエンターテインメント社の経営騒動に潜む闇11

      「680億円」の衝撃――岡田和生氏を襲う過去最大の賠償請求 680億円――。大半の人にとっては気の遠くなるような金額の請求を、岡田和生氏個人が受けることになりました。2017年6月に経営騒動が表面化してから、はや2年半。ここにきて、ユニバーサルエンターテインメントグループから岡田和生氏へ、過去最大の“おしおき”です。 <<続きはこちらから>>

      • ユニバーサルエンターテインメント社の経営騒動に潜む闇10

        ウソ偽りのオンパレード “演出屋”岡田和生の手口 事実が何であるか見定めること、見定めようとすることは、あらゆる局面で重要な行程です。もちろん、予測することや想像することも役に立ちますが、事実をおざなりにしていたら、そのぶん実態を見誤ることになりかねません。交通事故が起きたら、当事者たちの話とは別に、ドライブレコーダーの映像を確認するように。とにかく事実に目を向け、精査することです。世の中には、平然とウソ偽りを用いる人間もいるのですから。――たとえばそう、この岡田和生という男

        • ユニバーサルエンターテインメント社の経営騒動に潜む闇9

          一般論から考える「岡田和生メッセージ」の怪 このところネット上ではおとなしくしていた渦中の御人が、再び活動を始めたようです。このたびリニューアルされた岡田和生氏の公式サイトでは、一連の経営騒動が「ユニバーサルエンターテインメント(UE社)に残った経営陣による“乗っ取り事件”」であるとする根拠を確認できるようになっています。 物証ゼロの「創作物」? 岡田和生氏が公式サイトに掲載しているメッセージは、これまでYoutubeなんかを通じて発信してきた話と違って、具体性のあるものに

        ユニバーサルエンターテインメントと岡田和生 「創業者追放」の真実1

        マガジン

        • ユニバーサルエンターテインメント社の経営騒動に潜む闇
          12本

        記事

          ユニバーサルエンターテインメント社の経営騒動に潜む闇8

          【注目】岡田和生という男の現実と本質 「人の考えを本当に理解したいなら、彼らの言葉ではなく、行動に注意を払え」――。こんな教えを遺した哲学者が生きた時代は、いまから4世紀近く前になりますが、この言説の妥当性はいまなお何ら変わりないのではないでしょうか。言葉と行動。このふたつのポイントに着目しながら、これまでの経緯を整理してみると、岡田和生という男の本質が見えてきます。 偽りの勇ましさ 岡田和生氏は、ユニバーサルエンターテインメント(UE社)グループに関するすべての職を解任さ

          ユニバーサルエンターテインメント社の経営騒動に潜む闇8

          ユニバーサルエンターテインメント社の経営騒動に潜む闇7

          時系列で見る岡田和生氏の不正と手口 岡田和生氏が繰り返してきた不正行為を、時系列に並べて整理しました。 こうやって一覧すると、いかに氏がたびたびユニバーサルエンターテインメントグループから自分自身に、あるいは岡田家のプライベートカンパニー・オカダホールディングス(OHL)に多額の資金を引っ張り出してきたか、浮き彫りになります。氏は、経営者としてふさわしい存在だったのでしょうか? 疑問に感じざるを得ません。 <<続きはこちらから>>

          ユニバーサルエンターテインメント社の経営騒動に潜む闇7

          ユニバーサルエンターテインメント社の経営騒動に潜む闇6

          公文書を巡る不可解 岡田和生氏周辺が関与?ユニバーサルエンターテインメント(UEC)の関係会社であり、フィリピンにおいて統合型リゾート「Okada Manila」を運営するTIGER RESORT, LEISURE AND ENTERTAINMENT INC.(TRLEI)が、現地で岡田和生氏を告発した件では、不可解な事態が確認されています。検察が告訴への判断を公表するより先に、その判断に至った旨を記す公文書が、ある人物のInstagramに投稿されていたのです。<<続きはこ

          ユニバーサルエンターテインメント社の経営騒動に潜む闇6

          ユニバーサルエンターテインメント社の経営騒動に潜む闇5

          送金先から浮き彫りになる不気味な人脈 ​ユニバーサルエンターテインメント(UEC)の特別調査委員会によって指摘された問題において、貸付先として登場する李堅氏と、岡田和生氏。両者の関係は、2014年11月にOHLから李堅氏宛に1億3500万香港ドルを送金するよりもっと前の、2013年初頭には始まっていたと見られています。その時期は、SJIで李堅氏主導のもと繰り返されていた架空取引が、終盤をむかえつつあるころにあたります。そして、ふたりの足跡をたどっていくと、おかしな人脈が浮き彫

          ユニバーサルエンターテインメント社の経営騒動に潜む闇5

          ユニバーサルエンターテインメント社の経営騒動に潜む闇4

          オカダホールディングスを巡る香港での動き不正の嫌疑をかけられてユニバーサルエンターテインメント(UEC)を追い出された格好になった岡田和生氏は、オカダホールディングス(OHL)の実権を取り返すべくあらゆる手を講じようとしています。自身の長女である裕実氏に接触して、彼女を味方につけたこともそのひとつです。こうした動きは、何も日本国内に限った話ではありません。OHLの所在地である香港でも、さまざまな展開があります。このあたりについては、日本で報じられることがほとんどないために、あ

          ユニバーサルエンターテインメント社の経営騒動に潜む闇4

          ユニバーサルエンターテインメント社の経営騒動に潜む闇3

          オカダホールディングスを巡る議決権争いユニバーサルエンターテインメント(UEC)の経営騒動が、大塚家具と同様のものだと見られがちなのはおそらく、オカダホールディングス(OHL)の議決権をめぐる動きがマスコミからクローズアップされてきたためでしょう。UECの全株式のうち68%近くを保有するOHLで実権をにぎることができれば、すなわちUECの経営権も手にできるのが、そのゆえんです。 単独過半数を握る主体は存在しないOHLの株式保有割合は、岡田和生氏が約46%、長男の知裕氏は約4

          ユニバーサルエンターテインメント社の経営騒動に潜む闇3

          ユニバーサルエンターテインメント社の経営騒動に潜む闇2

          岡田和生氏に疑惑 会社に断りなく多額の送金を指示か岡田和生氏による不正行為については、ユニバーサルエンターテインメント社外の弁護士3名からなる特別調査委員会が、2017年8月30日に調査結果を公表しています。調査のなかで不正行為と認められたのは合計3件で、いずれの件でも岡田和生氏が関係各社を通じて、自己の利得を上げたと指摘しています。 特別調査委員会の調査結果及び今後の対応に関するお知らせ ※調査結果では、岡田和生氏は取締役会長「乙」、貸付先の李堅氏は「丁1」、岡田和生氏の

          ユニバーサルエンターテインメント社の経営騒動に潜む闇2

          ユニバーサルエンターテインメント社の経営騒動に潜む闇

          遊技機メーカーとして知られるユニバーサルエンターテインメント社。近年進出したフィリピンでは、 同社が手がけるリゾート施設「Okada Manila」の稼動もはじまり、軌道に乗りつつあるようです。しかし、こうした一方で、同社の経営を巡っては騒がしさが続いています。創業者の岡田和生氏がすべての職を解任されたことをきっかけに、主導権争いのような騒ぎがはじまり、おさまらないままなのです。記事では、事実に基づきながら、コトの経緯や本質についてふれていきます。読者のみなさんひとりひとりが

          ユニバーサルエンターテインメント社の経営騒動に潜む闇