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【勝手に人生相談 No.252】暴言、暴力・・・母は毒親?(福岡県・10代女性)

▼ご相談内容▼

高校生の女子。

離婚調停中の母と2人で暮らしています。母は機嫌がよい時は優しいのですが、機嫌が悪くなると暴言と暴力がひどいです。

真顔で「なんで生まれてきた?」などと脅かし、たたいたり、物をを投げたりするので、母の顔色ばかり見て生きてきました。

中学生になるまで、どの家も同じだと思っていましたが、そうではないと知って反抗すると、もっと暴力がひどくなりました。

就寝中に脚を蹴られ、痛みで体育の授業を休んだこともあります。大事にしたくないという思いから、休むための本当の理由を説明できませんでした。

心のどこかで「早く死んでくれたら」と思い、救急車やパトカーが通るたびに「母が乗っていれば」と期待しています。

以前、自殺を考えたこともあります。

学校はこのことを知っています。私の親は毒親ですか?どうしたら改善しますか。辛抱するしかありませんか。

福岡県・10代の女性(高校生)

▼やまのぼ回答▼ 

 結論から申し上げます。ご辛抱される必要などありません。
解決方法を考え、ぜひ解決しましょう。

 なにごとにも、それなりに原因があり、結果となって顕在化します。

 今一度、冷静になり第三者になったおつもりで、現状を観てみましょう。お母さまは、機嫌が悪くなると、暴言、暴力がひどくなるとのこと。

 これは、お母さまの心の病なのです。

 おそらく、お母さまは、ご両親から、しっかりと愛されたことがないのでしょう。母親として、子どもたちの愛し方を、教えられていないのです。

 多分、お母さまは、いまこそ、寂しくて誰かに頼りたい気持ちがいっぱいなのだと思います。離婚調停中とか。その話も巧く行っていないのでしょう。

 傍にいるあなたに、八つ当たりしているのです。

 ある意味、甘えているのでしょう。とても、悲しいことですが、機嫌悪さの捌け口として、あなたしかいないのです。あなたに依存しているのです。

 さて、そこで解決策として、私なりにご提案します。

 自分だけで解決できないことは、誰かに応援してもらう必要があります。児童相談所などに相談を持ち掛けるのが、一番近道かもしれません。

 しかし、その前に、お母さまと話し合いをされることも大事です。お優しいときにこそ、ご相談を持ち掛けてみることです。

「どうして?暴言や、暴力をするのか?」とか、「死にたくなることもある!」や、「公的機関に相談したい!」とか、忌憚のない意見を、直接お母さまに、できる限り冷静に話してみることです。

 それでも、まともな回答が得られなければ、家を出る!という最終手段を、お母さまにぶつけてみることです。

 それは、単なる脅かしではなく、それしか手立てがない現状をお母さまに理解してもらい。方法はどうであれ、警察沙汰になる前に、お母さまとの別居をお勧めします。


▼次回のご相談予告▼

次回の【勝手に人生相談 No.253】東京都・70代女性のご相談です。「息子夫婦の家 ゴミだらけ」を、予定しております。


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