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黄色い鳥と青い鳥

「黄色い鳥のいる風景」を見て
自分が最初に青い鳥でないのはなぜかと考えた理由を考えている。

クレーがメーテルリンクを知っていたとしても
別に黄色い鳥を描いてはいけないわけではないし。

要は、私自身が「青い鳥」を欲していたかもしれないということだ。
青い鳥は幸せの象徴である。
自分自身の幸せ ということを考えてみる。

不幸であるとは全く思わない。
好きに生きている。
不安はないとは言えない。
自分の健康とか災害とか。杞憂のようなことである。

前向きであろうとして振り向くと深淵がある、みたいな。
ちょっと(笑)をつけたくなるが。

青い鳥は身近にいる というのが物語のオチである。
足元を見ないと転ぶのである。

黄色い鳥がカナリアである と思ったりすると
それはカナリアなのか
まだ歌は覚えているか とか考え出すのである。
繰り言はいかんのである。



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