見出し画像

開業税理士が開業前にSNSで広告出してみた

ご覧いただきありがとうございます。
公認会計士・税理士ののどか会計事務所です。
2024/3/1に事務所を開業予定で、只今開業準備中であります。

 各SNSには投稿内容をプロモーションする広告機能がありますが、今回は開業前に各プロモーションの効果測定を実施したいと思い、X(旧Twitter)、Instagram、TikTokにて投稿内容をプロモーションしましたので、その内容と効果をご報告させていただきます。
 実際どれぐらい効果があるのか、税理士に限らず開業または開業予定の士業様は気になるところではないでしょうか。


広告の設定

ターゲティング設定

 公平に測定したかったため細かなターゲティングの設定は行わず、以下の条件で広告を配信しました。

地域:日本
言語:日本語
年齢:25~54
性別:女性
1日当たり予算:1,000円
期間:2023/12/18~2023/12/25(7日間)

広告タイプ(目的)

 各SNS広告のタイプ(目的)を選択出来るのですが、単にリーチを稼ぐのではなく、広告を見て何かしらのアクションを行うことを目的としたものを選択しました。各SNSで選択した広告タイプは以下の通りです。

X(旧Twitter):エンゲージメント数(いいね、リツイート、返信、リンククリックをより多く獲得します。)
Instagram:プロフィールへのアクセスを増やす(Instagramプロフィールにアクセスする可能性が高い人に広告を表示できます。)
TikTok:コミュニティインタラクション(ページのフォロー数とプロフィール訪問数を増やしましょう。)

プロモーションした投稿

 プロモーションした投稿は、コンテンツの内容が結果になるべく影響しないように、電子帳簿保存法義務化に関する投稿で統一しました。

結果

用語の説明

インプレッション数:広告がユーザーに表示された数
エンゲージメント数:プロフィールの表示、リンクのクリック、いいね、保存など、投稿を閲覧したユーザーが何かしらのアクションを行った数
フォロワー増加数:広告によってフォロワーが増加した数

 なお、TikTokに関しては広告のアナリティクスから、エンゲージメント数を把握することが出来ないので、フォロワー増加数のみ掲載しています。
 また、X(旧Twitter)のフォロワー増加数は、投稿から直接フォローされた件数のみカウントされているようなので(プロフィールを見てからフォローした数は含まれていない)、実際にはもう少し多いかと思われます。

X(旧Twitter)

消化金額:4,812.93円
インプレッション数:17,629件
インプレッション単価:0.27円/件
エンゲージメント数:438件
エンゲージメント単価:10.98円/件
フォロワー増加数:4人
フォロワー増加単価:1,203.23/人
フォロワー増加数/インプレッション数:0.02%

Instagram

消化金額:6,997円
インプレッション数:8,383件
インプレッション単価:0.83円/件
エンゲージメント数:202件
エンゲージメント単価:34.63円/件
フォロワー増加数:11/人
フォロワー増加単価:636.09/人
フォロワー増加数/インプレッション数:0.13%

TikTok

消化金額:6,000円
インプレッション数:3,634件
インプレッション単価:1.65円/件
フォロワー増加数:34件
フォロワー増加単価:176.47円/件
フォロワー増加数/インプレッション数:2.94%

まとめと感想

 まず始めに、設定上の問題かと思われますが、X(旧Twitter)とTikTokが予算を消化できていないことをお詫び致します。ある程度曜日による偏りは発生してしまうかと思いますがご容赦ください。

 本題に入りまして、まず際立っているのがX(旧Twitter)のインプレッション単価とエンゲージメント単価の低さではないでしょうか。
リポストによる二次、三次拡散の可能性も踏まえますと、投稿内容を周知するに当たっては、X(旧Twitter)が一番優れていると言って良いでしょう。

 決してInstagramやTikTokが高いわけではないです。例えば、YouTube広告を日本で出そうと思うと、1再生5円以上掛かるかと思いますので。ただ、X(旧Twitter)が優秀過ぎました。

 次に目に付くのが、TikTokのインプレッション数に対するフォロワーの増加率でしょうか。他と比べて明らかに高いです。
 これはTikTokが通知を受けて特定の投稿者の投稿を見ていくようなコンテンツではなく、スワイプしながら色々な投稿を流し見ていくという特性であることから、フォローに対する心理的な障壁が低いことが原因だと思われます。

 以上、何かを周知するに当たってSNSで広告を出すとしたら、X(旧Twitter)一択と言っていいでしょう。
 ここまでコスパが良いと、例えば、他のSNSのアカウントの認知度を上げるにしても、X(旧Twitter)にリンクや埋め込みを掲載して、X(旧Twitter)で広告出した方が効率が良いと言えます。

 また、今回の広告では設定していませんが、X(旧Twitter)特有のターゲティング方式として、特定のユーザー(複数設定可)のフォロワーに似た人をターゲットにすることが出来ます。
 他にはないターゲティング方式で、広告のコストパフォーマンスをより一層高めることが出来るでしょう。

以上、ご参考になりましたら幸いです。
のどか会計事務所でした。

#介護 #障害福祉 #訪問看護 #税理士 #看護師 #公認会計士 #会計士
#士業 #起業 #開業
#開業税理士 #開業社労士 #開業行政書士 #開業司法書士 #社労士 #行政書士 #司法書士 #マーケティング #リスティング広告 #SNS #Twitter #Instagram #TikTok

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?