隣人

【読書】我らが隣人の犯罪

おはようございます。
のえるです。

連日の梅雨といろいろな変化で
だいぶ気持ちがネガティブになっているので
大好きな本の話をします。

明るい気持ちになれる宮部みゆき作品

宮部みゆきさんといえば
ご存じの方は多いでしょう。
メインは社会はミステリーですが
ご本人がゲーム好きでも有名なので
ファンタジーもとてもステキです。

メディア化も多いですが
一番有名なのは
元SMAPの中居さんが出ていた「模倣犯」かな?
あれは宮部さんご本人も沈黙したという
小説の映像化としては
正直微妙なんですが(笑)

キャスティングは良かったと思うんですけどね…

最近だと「ペテロの葬列」とかね
ちょっと古いですかね。

「ソロモンの偽証」「理由」
は映像化した中でも重めのテーマである一方
アニメ映画化された「ブレイブストーリー」は
とっても良かった。
あれも原作はたまらなく
重いシーンがあるんですが(笑)
アニメはライトでほんとに良かった。

女性や少年が活躍

テーマが重たい分、
元気な女性や
ティーンエイジャーが大活躍するので
元気が出ると感じています。
なんというか、バランスが良い。

登場人物の背景や
考え方も
「あるある!」と共感できるので
ついつい引き込まれてしまいます。

そんな世界観だから
そこで起きる事件も
「あるかも…」と思わせる
そこがちょっとぞくっとして
リアリティもあるのが好きです。

だからこそ
前向きになれるラストにほっこりして
また自分も頑張ろうって思えたりします。

はじめの一冊「我らが隣人の犯罪」

そんな宮部みゆきさん作品で
最初に読むべきは
「我らが隣人の犯罪」
だと思っています。

何を隠そう、
宮部みゆきさんのデビュー作です。
さすが大御所、と言わざるを得ない。
デビュー作でこのクオリティなの?!と
驚愕したのを覚えています。

表題作「我らが隣人の犯罪」は
宮部みゆきさん作品の特徴のひとつである
ティーンエイジャーの男の子と
愉快な叔父さんが主軸となって話が進みます。
(トップ画像は猫ですが、本編に登場するのは犬だったりする)

他にも主に子供が主人公で
クスッとくるようなライトなミステリー短編が
収録されています。
宮部みゆきさん作品を読まれたことがない方、
是非おすすめです。

だっていきなり
「模倣犯」はハードルが高いですよ
文庫5巻だもん(笑)

ちなみに私が最初に読んだ宮部みゆきさん作品は
「夢にも思わない」
でした。

同じティーンエイジャーが主人公でも
これは後味が悪いのでおすすめしないです(笑)
しかも何故か続編から読んでしまった
当時の無知な自分を呪いたい、、

宮部みゆきさん作品について語ると
これまたキリが無いのでこの辺で。


この記事が参加している募集

推薦図書

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?