危ない橋は渡らないで

過ごしてきた私にとって

あの人との出会いは

冒険じゃなくて

賭け、だった

最初からあの人は

悪い人でずるい人で

信じてはいけない人で

それを知ってた上での私は

もっと…だったのだろう

今思うと何に駆り立てられて

進んでいたのか分からないけれど

時折よみがえる光景は

目を覆いたくなる…ものです

普通の感覚ではなかった

それでも確かに幸せでした

かたや…あなたは。

いい人でも

悪い人でも

今はどちらでもいい

あなたを想うだけで

とりあえずは、いい

寂しさも歯がゆさも

時折見せる冷たさも

他の人で埋め合わせるから

あなたとの出来事が

あればあるほど

今は、いい

後悔はもう少し先でいい