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宇宙創造の讃歌『ナーサディーヤ・スークタ』

COBRAの2023年7月24日の記事「Planetary Situation Update and Kyoto Ascension Conference Report」で紹介された記事「Nasadiya Sukta-The Hymn of Creation from Rig Veda」を翻訳しました。
※翻訳がお気に召しましたら、記事下部からサポートをお願い致します。

”一般に信じられていることに反して、この宇宙はソースによって創造されたのではなく、ソースと亜量子異常との間の動的緊張の結果として出現しました。現在の宇宙の進化度はかなり未熟であり、それは通常の時空における光の速度が非常に遅いことからも明らかです。

ソースは光の勢力の行動を通じて、この宇宙の進化を光へと導いています。光の勢力は宇宙の創造について学習中で、それゆえに多くの過ちを犯しています。

古代の人々はこれを知っていました。リグヴェーダには有名な『天地創造の讃歌』があります。”

元記事

リグ・ヴェーダより

宇宙創造の讃歌『ナーサディーヤ・スークタ』


February 5, 2021
by Achyut Tiwari

  1. 「そこ」には、非存在も存在も無く
    空気も、それがある空間すらも無かった。
    では何で覆われていて、それはどこに、誰の管理のもとで存在していたのか?
    人智を超えた流れが在ったのか?

  2. 死も不死もなく
    夜も昼も、灯りすら無かった。
    一なるものは、無風の呼吸で成っていた。
    そこには、一なるものしかいなかった。

  3. 当初は暗闇の中には、ひたすら闇が続いていた。
    すべては光が当たらない宇宙の流れにすぎなかった。
    一なるものは「そこ」で、無に包まれながら生まれた。
    智の力によって生まれた。

  4. 「欲する」ことから始まった。
    それは、知が生んだ原初の種だった。
    智慧をもって心を探究する賢者は
    「在る」と「無い」は同類と知っている。

  5. 「それら」は虚空へと紐を張り巡らした。
    上へ下へ、そこに何が在るのかを知るために。
    創造源の力は強大な力を生んだ。
    その下には力が、その上には衝動があった。

  6. しかし、結局は、誰も知り得ない。
    宇宙がいつ、どうやってできたのか、知り得ないものを誰が語れようか?
    神々は、天地創造より後にできた存在だから
    神々でさえ世界がどう始まったか知らない

  7. 万物の起源はどこにあり
    創り主はいたのか、いなかったのか
    いと高きところから見下ろす創造主は
    その総てを知り、本当は多分、知らない。

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