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#12 波乱の竹ドームの準備は(竹取)物語、レタスの間引き、ラディッシュの収穫で癒されました


こんにちは、こんばんは。

ななしさいえんのリンと申します。

2024年1月からお仲間と3人で菜園づくりをはじめて、少しずつメンバーが集まってきました。



このnoteでは、コミュニティ菜園をつくる過程や記録、自然農法、有機野菜、コンポスト、無農薬野菜、コミニュティの場づくりに取り組んでいる私達の日誌として記録してまいります。

リラックスして読んでくださいね。






サボっていた菜園日誌を、ゴールデンウィークで追いつきたいと思っています


ななしさいえんの作業は毎月進んでいましたが、
noteのななしさいえん日誌の投稿をサボってしまったので、GWはその穴を埋めようと投稿を続けています。






ななしさいえんは、無農薬の野菜をつくることと、野菜が育つ場所づくりも一緒にやっています。

今できているのは以下のふたつです。

・竹の畝
・レイズドベッド

ななしさいえんのメンバーさんと、私たちに関わってくださった皆様のお陰で、図面に起こしていたななしさいえんの設計がリアルになってきました。
この場を借りて心から感謝申し上げます。


次なる菜園の設計を実現すべく悩む


私たちが次に計画しているのは竹ドームの制作です。

胡瓜や苦瓜、メロンなど吊るしてできる野菜をドームに這わせて中から覗くのがとても素敵なんだそうです。

これは私たちの師匠しのぶさんのご意見ですが、しのぶさんの畑で実物を見て、ななしさいえんにも置いてみたいと思いました。


竹ドームの前に、カントリーヘッジの作り方を教わる


私が作った設計図では、竹ドームの周りにカントリーヘッジを4つ作るという計画にしていました。

カントリーヘッジとは、葡萄の蔓でカゴを編むように、花壇の壁を編んで作る花壇のことです。

しのぶさんに相談していくうちに、

「竹で作ってみたら?」

とご提案をいただきました。

かごを編んだことがなかったので、できるのかな?と思いましたが、やってみたい気持ちの方が強かったので、しのぶさんにご都合を伺って教わりにいきました。

4月6日 14:30

しのぶさんの竹林へ行き、竹を切っていただきました。


竹を6当分に切る道具
グッと竹に食い込ませて、割いていきました。

しのぶさんが竹の作業に慣れていらっしゃるので、目にも止まらぬ速さで竹を割いてくださいました。


試作品のレイズドベッドです。
割いた竹を100cmの長さに切って、正方形に編んでみました。


4片のコーナーに、ふたつの竹の杭を刺して、間に3本くらいの竹の杭に交互に割いた竹を潜らせていきました。

いい感じでした。


しのぶさんの新しい竹ドーム


以前見せたもらった竹ドームはリニューアルされて、素敵な工夫が見られていました。




ななしさいえんでつくってみたい竹ドームを思い付く


ある日、
しのぶさんの新作の竹ドームをヒントに図面に起こしてみようと、竹ドームとカントリーヘッジをハンドライティングしてみました。

それをスプレッドシードで図面にしてみようと試みましたが難しい。

ななしさいえんの雰囲気には合いそうだし、子供達もきっと楽しいドームになるんじゃないかと思いました。

ドームの組み立てが難しいので、構造を知る為に、しのぶさんから竹ドームの作り方のレクチャーを受けることにしました。


4月13日 9:00 しのぶさんの畑

その日私は、ひとりで教わりに行ったので、しのぶさんの畑まで歩いていきました。
朝のしのぶ畑は気持ちいいです。

畑に着くと、先客がいらしていました。

しのぶさんのお宅のご近所の、小学生のお子さんとお母様でした。

しのぶさんが筍を掘って、皮を剥いてぐつぐつの鍋に入れて筍を茹でていました。

しのぶさんの作業がひと段落して、レクチャーの始まりです。


まず、15本のビニールテープを揃えて、星を作って編んでいきました。


難しい…。

これをななしさいえんの皆さんに説明できるのか?


とりあえず、模型を家に持って帰ることにしました。

緊急事態…、落ち着こう


4月22日

この日はしのぶさんに、竹ドームの組み立て方など教えていただいてから、当日の作業計画を立てようと考えていました。

朝、しのぶさんへ電話してみると、腰が痛くて先週から薬を服用しているので中止にして欲しいということでした。

これは大変!

不死鳥だと勝手に思っていたしのぶさんに頼ることができない。
週末のななしさいえんでの作業を変更しなければ…と思いました。

4月24日 17:00

コメダ珈琲でななしミーティングの日で、週末の菜園作業の相談をしました。
こーいちさんがインフルエンザにかかり欠席に…。

この調子では、
しのぶさんにもこーいちさんにも頼れない菜園作業になりそうだったので、光恵さんとできることを練り直ししました。

翌朝、しのぶさんに電話で確認をして、竹を切らせてもらえる方へご挨拶にいってもいいか聞いてみました。
今までは菜園活動にしのぶさんが付いてくださっていたので、ご近所の方の竹林に、顔パスで竹を切らせていただいていました。

しかし、
しのぶさんもこーいちさんもいない場合、事前にご挨拶をしなければ当日竹が手配できないかもしれない。

ななしさいえんの皆様ができる作業ができなくなるので、準備をする必要がありました。

結果、しのぶさんからお宮(宮地嶽神社)の方を紹介していただくことになりました。

4月26日 9:00

しのぶさんと光恵さんとななしさいえんで待ち合わせをしていました。

しのぶさんがひと足先にお宮の方に口を聞いてくださったみたいで、竹を切る場所へ3人で向かいました。

その後、竹を割く道具を借りに忍さんの畑へ向かいました。


色々あったけど、当日を迎えました


4月28日 9:30

ななしさいえんの作業日でした。

こーいちさんのインフルエンザも終息の気配、参加できることになりました。
ひと足先に菜園の草刈りをしてくれていました。

二転三転しましたが、当日の作業は以下の2点でした。

・竹ドームを作るために竹を切りに行く
・ラディッシュの収穫とレタスの間引き

竹ドームをつくるために真竹の場所へ歩いて向かいました。

少し太めの真竹8本ほどに紐で印を付けて、切っていきました。

こーいちさんと子供達が一緒に竹を切っていきました。
意外と子供達の食いつきが良かったです。

ノコギリでドンドン切っていきました


ここで問題発生


10mくらい上の笹が引っかかってしまい、切った竹を引っ張って取り出すことができません。

全体重を乗せてみると少ししなったので、2、3名で乗ってみたりと悪戦苦闘してみましたが、途中で切って使える竹だけ引っ張ることにしました。

竹を切るのも少しコツが入ります。
最後に切りとるのが難しいのでちょっと苦手でしたが、たくさん切ったのでだんだんわかってきました。

曇りで涼しい気候でしたが、竹を切って運ぶ作業は重労働だったので途中で水分補給の必要に迫られました。

休憩を取り回復してきました。
私たちが切った竹は1本10mくらいありました。
4〜5mの長さに切って、軽トラに運べるサイズにしていきました。




後から頂いた画像の中に、この一枚がありました。

何?どうしたの?

人体を物差しにして4mの長さに竹を切ったそうです。

ユニーク!

人の考えることとは無限大ですね…。



しのぶさんとの約束で、切った竹は残さず菜園へ持っていくことにしていました。
結果軽トラを3往復して運びました。

竹の上に子供達が寝転がっていました。

痛くないの?
頑張って切ってくれたもんね…

ありがとうね…。

重労働の後、ラデッシュの収穫とレタスの間引きに癒される


今日のもうひとつのお楽しみは3月に蒔いたラディッシュを収穫しました。

雑草に覆われた第一畝の中からラディッシュを探し出して抜いてみると…

割れてる!
ちっさ!

私たちが思い描いていたまんまるのラデッシュではありませんでした。


え!畝の中なのに小さいんだ!

私は単純に畝の中だったら大きく育つと思いこんでいましたが、無農薬野菜はそうはいきませんでした。

なんで育たなかったのか?

家に帰ってからググてみました。

大きく育てるには、間引きが足りなかったのでした。

あ、やってないわ…。

次回は直径3cmのまるまるのラデッシュを作って見せるぞ〜と思いました。


意外に盛り上がったレタスの間引き


前回のブログでも画像を載せていましたが、レタスはもともと第一畝に種まきをしていました。

雑草が多くなってので、途中でレイズドベッドへ移植しました。
あれから2週間くらい経ちましたが、レタスはフサフサに増えていました。

間引きでしたが、結構取れたのでその場で食べてみたら、竹取りの作業でお腹も空いていたので、みんなでムシャムシャしたのも良かったのかなと思いました。


みんなで分けて、持ち帰った時は水分が足りなくてやわやわでしたが、水につけておくと元気になったので、翌朝のサラダにしました。

サラダが美味しい季節なので、新鮮な無農薬のレタスの朝食で元気になりました。


まとめ


  • 思いの外、竹を運ぶ作業に時間がかかってしまいましたが、無事にななしさいえんまで運ぶことができました。

  • 重労働の後の野菜の収穫に癒されました。菜園作業ではみんなで労働を分担して力を分け合いますが、野菜の収穫では成果物をみんなで分け合うのが素敵な文化ですよね…。

  • 菜園の作業と並行に、放置竹林のボランティアをしたり竹の利用について調べています。ななしさいえんの中でも活用できるといいなと思います。



最後まで読んでくださりありがとうございました。

読み直ししていますが、誤字脱字があるかもしれません。
お詫び申し上げます。

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