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まちづくりプラットフォームとしての「スタジモにしのみや」の話。

2023年9月23日に実施された「@スタジモ×大感謝祭 スタジモにしのみやってなんだったの会議 スタジモの歴史を振り返って未来を考える」にスピーカーとしてお招きいただいた。そこで話したことを記録しておく。

この場の問題意識は、スタジモにしのみやの8年を振り返る、というものであった。スタジモにしのみや(以下、スタジモ)は阪急阪神ホールディングス系企業が西宮ガーデンズ内に2015年に開設したコミュニティスペースで、多くの市民に愛されたが、西宮ガーデンズのリニューアル工事に伴って閉店することとなった。これをひとつの機会と捉え、10年の各地の場づくりシーンの変遷を知るとともに、今後の場づくりの未来を考えることをめざした。

まず、スタジモという場とは一体なんだったのか?ということ、まちづくり支援のトレンドに位置づけて読み解いた。


まちづくり像の転換1 行政独占の終わりと民間セクターの進出

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