見出し画像

彼岸花が咲く

不思議なのは、ある時期にだけ姿を現す花、
今なら彼岸花ですね。

気候がどうだろうが、
年に一度、一気に咲いてくる
とても不思議な花です。

彼岸花がでる時期は、
なるべく早めに草管理をするようにします。

というのも、さすがに彼岸花を
刈り取るのはどうも気が
引けますしできません。

年にたった一度の開花です。

彼岸花が芽を出す前に、手入れをする。

彼岸花がみえたら、その周辺は
手をださない。
自分の中では鉄則です。

先に草の手入れができて、
後から彼岸花の芽が出てくるのが
理想的です。

でもうまくは行きません。

とにかく、一面真っ赤に染まっていく様子はとてもきれいです。

改めて考えれば、
異常気象であれ、大きく日程がずれずに彼岸花は咲いてきます。

そんなわけで、半ば強行策ですが、
ご先祖様のお墓参りも
合わせて行くことにしました。

始発の電車で行けば、
なんとか全て回って
日帰りで帰って来れます。

節目は大事にしたいので、
ちょっと慌ただしいですが、向かいました。

街中に行くのも、
程よい気分転換になります。

いい具合に咲いてきていますね。

神社につけば、相変わらずきれいな
ニワトリがいます。こうしてニワトリを見ると、いかにきれい好きなのか、
改めて思います。
動きまわる、
休む、食べる、
毛つくろいする。
立派。養鶏場のような
匂いもしません。

全くと言ってもいいくらい
汚れなしです。

もちろん、人が洗っている
わけではありません。

これだけ動きまわる姿を見ると、
狭いところにずっと閉じ込められたら、
相当なストレスがたまるはずです。
カブトムシでも
いそうなところもありました。


とにかく、強硬策であれ、
節目に参りに行けるのはよかったです。

お参りを済ませると、
何やら体が軽く感じるのは不思議です。

よほどのことがない限り、
行った方がいいですね。

周りを見ても、お参りに来られている方は
ちらほらおられます。

帰りは多少の
寄り道はします。

街に出ると、必ず寄るのは乾物屋さんです。

大阪や京都経由で入ってくるものは
一級品が多く、お手頃価格で
見つかることもあります。

今回は真昆布の切れはし。
案の定、人気で残りは
少なかったですが、
いい買い物でした。


一級品の切れ端だそうです。ダシに使うから、切れ端でもどこでもいいわけです。


天然らうす昆布などは
売り切れでした。

でもまぁ、そうこだわらなくても、
料亭じゃないからほどほどでいい。

味はまずくなくて、
素材が生きる味なら
OKです。

真昆布だけで充分贅沢です。

良い野菜等と合わせれば、
完璧です。

昆布は上品なダシから
つくだ煮など、
色々できるわけです。

昆布は涼しい場所に
ただ置いておく。

数年経てば、やや茶色がかった色になり、
味も良くなるそうです。

要は熟成昆布ですが、
京都のとある昆布屋さん
では桐箱に入って
何万円もする昆布があります。

でも、こういう安い
切れ端でも買って
おいておくといい、

という話を以前、
乾物屋さんの社長さんに
教えてもらいました。

黙っていても、
色々貴重なことを
喋って教えてくれます。

通販頼りになっている現状では、
いい刺激になります。

乾物屋さんから
話を聞きながら
買い物をするのは、
とてもいいと思います。

乾物屋さんには
大型ショッピングモールや
スーパーでは手に入らないもの、
お買い得品などが
よくあります。

また良い学びもあるので、
仮に少々高くとも、情報料か
授業料だと思ってもいいかと。

みがきニシンも
海外産が多いですが、原料や作り方等も
色々あるそうです。

かつお節も同様。

家の近くに詳しい乾物屋さんが
ないのは寂しいことですが、
致し方ありせん。

つい彼岸花から話が乱れていますが、
時には出かけるのも
いいですね。

ただ、あのタネを蒔いていない、
手入れが遅れている、
などつい考えてしまいます。
職業病みたいなものかもしれません。

早朝始発で、夜9時には帰って来れました。
寄り道していたせいもありますが、

途中、色々見れたのもよかったです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?