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植物の力を最大限に。

フローエッセンスという、
フローラ社が出しているハーブティーが
あるのですが、

ここ数ヶ月の間で何度か本の中で
でてきました。

ハーブティーとして
今は位置付けられていますが、

実は戦前から存在した、北米の先住民に伝わる秘薬として
調合されたもの。

フローラ社は、カナダを拠点に
健康食品を
生産している会社ですが、
今は日本でも普通に買える。

「植物の力を最大限に、体の浄化、」などを理念にあげて
います。 

信じられないような話ですが、1930年代に治療で使われた時は、
噂をかきつけ、ルルドの泉のごとく、人が集まっていたそうです。

ただ、当時、絶望的な末期がんの人、
医者が手の施しようのない人にも
奇跡的な回復が多くみられたことから、

業界からは
散々たたかれました。

今でも前身の会社(フローラ社が扱う前のところ)は、
インターネットの検索では、
科学的根拠がない、
副作用などが
強調されています。

本で出てくる話とは
真逆とも言えるくらいです。

結果的に最終的には潰され、
業界から身を引いた。

そして効能は
一切うたわず、

科学的根拠などと
叩かれるのを避け、ハーブティーとして再スタートを
切ったわけです。

今はフローラ社が生産を
引き受けています。


インディアンの秘薬の薬草茶を
現代の会社が引き継いで
ハーブティーとして販売している、ということです。


正直なところ、使って欲しいと思う人は
何人かいた。

今さら、っていうところですが、

やはり何度も本出会う、というのは、
何かしら意味が
あるのかもしれません。

本来なら、自分で味わって
良かったから
紹介する、
とでもすべきところですが、
まだ買ったことはありません。

でも何故かずーっと気になる。

なぜか何冊かの植物関連の本で
でくわす。

読み返した本でも出てくる。


極め付けは、桐島洋子さんの「見えない海に漕ぎ出して」という本でも
紹介されていました。

フローエッセンスに関しては、
もっとも詳しく
書かれています。

もし気になる場合、
その章のところ
だけでも目を通して
みるといいです。

原材料として興味深いのは、
野生のごぼうが
入っていることです。

健康食に関心等ある方を除いて、
一般的にごぼうを食べるのは
日本だけと言われています。

戦中に木の根っこを
食べさせられた、

と日本が非難されたことが
あるくらいです。

ゴボウは自然療法でもでてくる
野菜ですが、

北米の先住民の間でも
伝統的に活用されていたのは
薬草としてみていたというわけです。

確かアメリカには野生の
ゴボウが多く生えていると
聞きます。

日本とインディアンとの
共通点も想像し、
興味深いですね。

それはさておき、
特に体に違和感がつよい場合、

このようなハーブティーなら、試してみるのはアリかと思います。

ハーブティーとしては高価だし、日本では保険も出ないですが、

先の本に目を通して、
何か感ずることでもあれば、
やってみる価値は十分あるかと。

いい値段していますが、
病院行って初診・検査、処方箋、
などだけでも
おそらく同等かそれ以上に
なるかと思います。


文章が読みやすく、また昭和の何か強さを感じさせるような
印象があります。

実体験が多く、
スピリチュアル系ではない。

個人的に好きな作家さんです。

特に「聡明な女は料理がうまい」
という本には、

レシピだけでなく、
心構えが文章の中から強く感じ、
何度も読んでいました。


どちらかといえば、
芯があって強いけど、

人には推し進めない、
遠慮がちな人かと想像しています。

しかし、先のフローラ社のことに
関しては、わざわざ章を
設けて紹介されていました。

余談ですが、カナダをはじめ、海外の健康食品を扱うところは、

結構こだわりが強く、
良いものがあります。

自社の生産拠点には、周囲〜キロは人が立ち入らない、
農作物をつくらせない、
原材料に混ぜ物、ごまかしはない、

確かフランスの小麦粉も
日本のものはフランスパン用小麦粉に何か混ぜているものがありますが、
一切認めない。

一種の頑固親父のような
信念でもあるかのように
思うことがあります。

ここでは人に譲れない何か、
大事に思います。

フローラ社はどうやら作る時にも
祈りを捧げるらしく、

植物の力を最大限に引き出すために、
自社の菜園から採ったものは、
即加工にまわすそうです。

これは見習うべきところです。

「植物の力を最大限に」

私個人的にも特に大事だと
改めて思います。

というのは、先日、道の駅で
野菜を見たのですが、
これは、収穫してから、3日経っているだろう、ってわかるような
ものが多くありました。

菊芋、大根など、洗ってすぐに使えるようにはなっていますが、
これだと植物から伝わるハリ、みずみずしさがない。

食べて元気が出るわけがない。

スーパーのものよりも
良いのかもしれないけど、
鮮度が少し違うだけで、

随分と食べた時の
感覚が変わるものです。

フローラ社がうたうように、
植物の力を最大限に、とするならば、

掘ってすぐ、収獲してすぐに食べる、というのが理想。

実際に掘ってすぐに洗って、
口にしてみると、
食べた時、食べた後、全然違います。

とりたての力、きっとあります。

栄養素、栄養価、
という尺度ではないものが、
あると思います。

おそらく、畑仕事で元気なじいさん、ばあさんの秘訣は、

新鮮な採れたての野菜を食べているから、とも言えると思います。

冷凍食品、パックのものは
使いやすいけど、
その弊害があるとしたら、
鮮度と生きる力がない。

植物の力を最大限に、
というのは、私も無意識で
していたことです。

採れたてなら、味付けも適当で十分、
説明はうまくできないですが、
何か元気のようなものが出てきます。

収穫、洗浄、調理などの
手間はありますが、大事です。

面倒に思われがちですが、
逆に手間がないもの、

カットして冷凍されたもの、
惣菜、
土が付いていないゴボウ、
ダイコンなどがよく
売れているようです。

忙しくて手が回らない、ということ考えもあるとは思いますが、

手間が多い分、鮮度もいい。
だから本来は栽培して
即食べるのが最もいい。


掘る
洗う、切る、一手間はありますが、
わるいものではありません。


お漬物も鮮度があってこそうまい。


基準か心構えとして、「植物の力を最大限に」と
しておくのもいいかもしれません。

ご飯だって、炊き立てと
冷めきったものとは
随分ちがう。

電子レンジであっためても
違う。

魚も鮮度よければ、
料理も気持ちよくやりやすい。

つい栄養や効能に意識が
むかいがちですが、

鮮度、植物の力、を意識的に、あるいは無意識でもとりいれていたら、

普段の体調もきっと
変わってくると思います。


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