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【心理学】ツァイガルニック効果

今日から使えるビジネス心理学 第21弾です!

今回お話しするのは「ツァイガルニック効果」です!

テレビなどで、「この続きはCMで!」と言われて、続きが気になりテレビを見続けるなんてことありませんか?

この心理効果はマーケティングでも使え、成功しやすいマインドセットも活かせます!

具体例と解説を簡単に説明して行きましょう!

早速行きましょう!

ツァイガルニック効果とは

人は達成できたことよりも、達成できないことのほうが記憶に残っているというものです。

日常でもデートで振られた、プレゼンで大きなミスをしたなど、そういった記憶の方が残ってると思います。

言い換えると、完成されたものより、未完成のものに興味がわく効果とも言えます。

だからこそ、アントニ・ガウディの設計の世界遺産であるサグラダファミリアは今でも絶大な人気を誇っているのです!ここにもツァイガルニック効果が働いているのです!

ツァイガルニック効果を活用してやる気を保つ方法!

仕事や勉強の休憩後に「やる気が起こらないな」ということはありませんか?

それ全部終わらせてから、次のタスクに入ってませんか?少し変えるだけでやる気が継続できるようになりますよ!

その方法はらあえて仕事や課題を全部終わらせず、ラスト一問や3分の2ぐらい「残す」または少しでも「次の作業に手を付ける」ことで、続きが気になり、休憩後の作業にとりかかりやすくなります。

例えば、問題集は「このページを解き終わったら休憩しよう」とするのではなく「あと1問残して休憩」する方が、休憩後に残りの一問をやり遂げようと行動しやすくなり、次のページまでやってしまおう!となるのです。

しかし、あまりハードルの高いタスクは残さないようにしましょう。なぜなら今度はそっちが気になって上手く休憩できないかも知れませんからね!

CM・テレビ・ドラマ・映画・YouTube

ツァイガルニック効果はCM・テレビ番組・ドラマ・映画・YouTubeなどでも使われています。CMの場合は、「続きはウェブで」と伝え、ホームページをチェックさせるもの、テレビ番組では、「続きはCMのあとで」「このあとまさかの展開が!?」といったフレーズが使われますね。

ドラマでは新展開に入る手前で、爆弾のような展開を置き、続きを気にさせるという古典的な手法をよく使いますが、一定の効果を挙げています。それをだんだんと続けることで、最後まで見ないと気が済まなくなるのです。

さらに、映画などはダイジェストとして一部を見せることで、視聴者それぞれにストーリーや結末を想像させる手法が取られています!

なお、最近のYouTubeでも最初に本編の一部を流してから挨拶をして始まるものがありすね。

これらはツァイガルニック効果が使われています!

ツァイガルニック効果のマーケティング活用例

ツァイガルニック効果は、広告コピーによく使われています。
コツは、完璧にすべてを伝えようとするのではなく、一部を残して気になってもらうこと。

記事コンテンツ

記事コンテンツやインフィード系の広告で、ツァイガルニック効果を使うとき「○○とは?」という未完成の情報で興味を引くタイトル・コピーを使うことが多いです。YouTubeのサムネイルなんかでも使われていますよね!
そこに「数字」を追加することで、その内容のすべてを知りたくなるという効果につながります。

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まとめ

完成されたものより、未完成のものに惹かれる「ツァイガルニック効果」。日常生活から、マーケティングまでぜひ活用してみてください。

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