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睡眠時間が意志力を向上させる。



自分の真の欲求に向かって
一歩踏み出すということ。

これって誰もが目指していることですよね。

減量
ダイエット
勉強
トレーニング
合格
資格挑戦
投資
薬物依存克服

すべてある程度の継続性のもと
得られる成果だと思います。

そこで重要になってくるのが
意志力。セルフコントロールできる力。

痩せるためにバナナが食べたい自分と
お菓子を食べたい自分。

勉強したい自分と
ダラダラしたい自分。

つまり皆さん「本当にやりたいこと」と、「やりたいと思っていること」の
間に大きなギャップがあるんです。

お菓子が欲しいと思っているほうが
本当の自分。
バナナがいいと思っている方は
自分じゃない、と思っている方
が多いわけです。

ですから、何が正しいのか、
何が健康にいいのか、
あるいはストレス管理や
生産性を上げるためのコツ……
そういったものよりも、「
バナナが欲しい」と思っている側の
自分と共鳴する必要がある。

そう私は気づきました。

短期的な満足感ばかりを欲してしまう、

あるいは難しいことを避けてばかり
の自分に打ち勝つこと。
そしてデフォルトの状態を「バナナ側」
の自分にする必要があると考えたわけです。それがこの話の原点です。

まず昨日は3時間くらいしか
寝られなかった、という人もいますよね? こんな風に「寝たい」と思っている
自分にとっては、どんな
意志力チャレンジにも対処するのが
難しいわけです。

その理由は

睡眠時間が足りていないときに
脳で何が起こるのかを示しています。
たいていの研究では6時間未満を「
睡眠不足」としていまして、
そんなの普通だと皆さん
お思いでしょうけれど、
専門家からするとそれは
脳が適切に機能していない状態なんです。

睡眠不足の人は前頭葉
つまり脳の前の部分ですね、

これは睡眠時間が6時間より少ない人は
この部分が効率的に活動していないという
ことがわかっています。
逆に睡眠不足の人が
もっと活動的な部分は本能に近い所。
つまり中脳ですけれども、
ここは欲求や衝動、本能を
司っているエリアです。

睡眠が6時間を切ると、
理想の自分でいるために
必要な脳の機能が
呼び出せなくなってしまうんです。

チョコが食べたいか
体重を減らしたいか、

脳の前頭葉の部分。
つまり額のあたりはで、
自分の「目標」を管理しています。

長期的な目標や
根本的な価値観を覚えておくエリアですので、かなり大変な役割を担っているんです。

ですから睡眠不足でこの部分の
活動が鈍ってしまうと、
今自分は長期的な目標よりも
「チョコがほしい」
「だらだらしたい」
といったものを求めているんだ、
と脳は判断してしまうのですね。

「本当の自分」を忘れないこと、
あるいは自分の目標を意識し続けるためには、脳のこの部分のもつ能力が
きちんとエネルギーを効率的に
使えるかどうかが、鍵なんです。
そしてこの妨げとなる要因のひとつが
睡眠不足、というわけですね。


まとめると
6時間を切る睡眠時間は
意志力を司る、前頭葉の活動を
低下させ、目標達成を妨げると
言うことです。
睡眠を増やせば、
誘惑や短期的な満足感へと
自分を誘惑してしまう脳の部分を
前頭前野がうまくコントロール
してくれるようになります。


あと睡眠の質を上げるためには
睡眠×瞑想
睡眠×運動
などが、質、時間を向上させて
くれるみたいです。


睡眠のおかげで脳が活動的になるので、
依存を克服したい、目的を達成したい
という目標を持ち続けられるんですね。

目からウロコの研究結果でした。