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ノリかな
2023年4月1日 06:20
やっぱりだった家の近所のおばさんは亡くなっていた遊びにおいでといってくれていたのに母よりも少し先に私がおばさんを最後に見たと思った時はおばさんのお葬式だった私はおばさんの姿を見たはずだったでも違っていたあれはなんだったのか誰だったのか幻かわからないでもおばさんは娘さんの家にいてひとりで亡くなったのではないと知ってホッとしたさみしくなかったね
2023年3月28日 05:54
少しだけ進めたと思ったらまた後戻り ずっとそんな繰り返し前は全く進めなくかったからちょっとは変わってきたのかな…三寒四温と同じことお祈りをしながら涙が止まらない母はいつも私のとなりにいるふしぎだけどそう思う一緒にご飯を食べ、一緒に買い物に行き、そして一緒に祈る肉体は見えないだけさみしくない明け方に目が覚めて「お母さん」と呼んでみる母の優しさが身に染みた
2023年3月17日 00:05
じいちゃんはいつも言っていた「人間は死んだら何にも残らない、枯れ葉が落ちるように、それでおしまい」魂の存在なんか信じてはいなかったんだろうところがじいちゃん亡くなって、葬式が終わり、私たち家族が飛行機に乗って自分の家に戻る時途中でガクンと飛行機が揺れた、大きく沈んだ母と私は顔を見合わせ「今のは絶対にじいちゃんだよね、オレをおいて行くなって…オレも一緒に行くって」なぜだか
2023年3月12日 07:55
一昨日は天命庵で四卯大祭普通は三卯らしいけど卯年、卯の月、卯の日で三卯卯年、卯の月、卯の日に卯の刻で四卯となる次は十二年後おやさまの赤着のお守りを頂くお守りは心で頂く心がお守り大祭の日は人いきであふれんばかりでくたびれるそしていつも一緒にいるはずの母にはお守りもらえない肉体のない魂だけの存在だからそうしたらねやっぱりさみしくなった母がいない、母がいな
2023年3月13日 00:09
雨降り、雨降りこころのなかは雨ばかり季節は春が来ていても暖かい春明るい春ウキウキする春なのにわたしの心は、晴れない冬のまま仕方ない母がいない、母ロスのわたしだから誰もいない一昨日はお社さんの震災鎮魂のコンサートが仙台であった震災でなくなった魂は救われますようにみんなみんな、救われますように震災だって誰のせいでもない人間にはやりきれないことがいっぱ
2023年3月14日 06:06
この時期になると思い出す祖母が食べてた清美ちゃん昔、昔にあったんだ多分、新しモノ好きの祖母だったからそのときに初めて知った清美ちゃん白いレースのカーディガン清美の汁で汚してたそんなことだけ覚えてるそれが祖母の生きてる姿優しい祖母を思い出す母のこと頼むね #今こんな気分
2023年3月9日 09:05
庭に花が咲いていた春になると咲く白い花気づかぬうちにいつの間にか咲き始め母を呼ぼうとしたけれど母はいない心の中で静かに母へ話しかけるうれしくて咲いた、咲いた、花が咲いた声に出しては言えないけれどさみしいけれど寒い冬のあとには春が来るんだね
2023年3月3日 00:21
私の心はいつも波打ち際寄せては返す波打ち際母があの世に還ってからずっとずっと足元をすくわれる困ったね、弱ったよ母の代わりは誰にもなれないつまらんね、たまらんね片腕もがれ、本当に足も引きずるなんだろう、どうしてだろうあなたはお母さんなんだからしっかりしないとそう言われても頭ではわかっていても心が身体が拒否反応もう息子だって大人だよただね
2023年2月25日 04:03
息子は自分の家に帰ってゆき入院中の従姉からは電話があった雨戸を閉めてひとりぽつんとリビングで母の座っていた椅子にたたずむあぁさみしいひとにふれるとさみしさは増す母がいなくなってからずっと心此処にあらず魂をどこかに飛ばして肉体だけでただ息をして食べて寝てトイレに行き風呂に浸かるだけの放心状態何をしているかも分からない息子と喧嘩しても人目をは
2023年2月10日 08:17
片翼をもがれた感じのまま時だけは過ぎる母はこの世から卒業していったそれは悦ばしいこと祝福のはずなのに私の心の準備がまだまだだった大好きな、大好きなひとをいまも追い求めているかなしくてつらくて苦しいのは私だけではない寄り添ってくれる人もいる私はその人のことを思いやれないその人もわたしと同じように傷ついているはずだけど私は目の前の困っている人にも手を差し
2023年2月5日 00:18
母が大好きだったケイさんリュウマチで身体が不自由でも心はとても自由明るい人いろんなものを克服して母は力をもらっていたでもケイさんも母から力をもらっていたと母も明るかったから母はケイさんに鳩の形の小さな小さな和三盆のお菓子をあげたあげたがりの母ケイさんのがんばりには頭が下がると二人で行って駅前のお店で買ったほんの数ヶ月前に母があの世に旅立ったことを
2023年2月6日 11:32
暖かい日差しがこころの扉を少しやわらかくする締め切った窓を開けて日差しを浴びるどこからか春の香りが流れやさしい風が頬をかすめるあちこちから鳥のさえずりが鳥たちがささやいている時は流れるいつの間にか春私はこれからどうしよう不安になるでも焦らない地に足をつけてのんびりと進めばいい
2023年1月30日 07:09
母が肉体という衣を脱ぎ捨てて魂だけになってから四十九日が過ぎました昨夜は上弦の月でした母がおやさまに掴まって天国の花園に行ってから二度目の上弦の月月がとても美しい夜でした星も輝いていましたもう泣かない少しだけわたしの気持ちも落ち着いてきたかなと思ったけれどやはりまだまだ無理でした母の冷たくなった手を思い出すとそれだけでつらくなりますもう還って
2023年1月31日 08:00
あまりの速さに息子はねばあちゃん、フリーフォールだったよねってうまいこと言うよねまさにフリーフォールのごとくあの世に一直線こちら側の者は感じたあっ!という間にいなくなった嘘だよねまだ信じられないだって日付変更線をまたぐ頃ほうじ茶飲んで、磯辺巻き食べて、キュウイフルーツ食べたのよそして自分の食べた食器を洗い自分の入れ歯まできれいにしてベッドに