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文系のための理数センス養成講座 (竹内 薫)

(注:本稿は、2019年に初投稿したものの再録です。
   この投稿以降しばらくはあっさりとした内容が続きます。)

 竹内薫さんの本は今までも結構読んでいますが、直近の「ざっくりわかる宇宙論」からはちょっと間が空いてしまいました。 久しぶりの竹内さんの本です。

 ただ、読み終わっての感想は “少々期待外れ” といった感じです。

 “理系思考” の根っことして、論理的思考の基本知識とか理系的科学観等を取り上げていますが、ちょっとそうかしら?という印象でした。実験による事実(数字)の「検証」は “理系的” ではあっても、“文系思考”にそれがないというわけでもなく・・・。

 つまるところ、事実に基づかない情緒思考のことを “文系思考” といっているだけなのかも。もしそうだとすると、それは「定義」の問題ですね。



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