見出し画像

「転職」を「教養」として学ぶ

「転職」を「社会人の教養」として真面目に学んでみました。

僕は人材サービス業界で働くビジネスパーソンなのですが、「人が仕事を変えるタイミング」をきっかけに仕事を頂けている自分としては、あらためて「転職」というジャンルを深く学びなおしたいと思い、転職系のビジネス書をこの年始休みに読み漁りました。

補足ですが、実際に転職を考えているわけではなく…、自社メディアの記事ネタ作りのためのインプットでもありますのであしからず。

転職の教養を学んだビジネス書4選

年始休みに読んだ本は以下の4冊です。

科学的な適職

転職の思考法

転職の鬼100則

転職の成功法則

「転職ノウハウ」や「キャリアの育て方」を学ぶ機会がない

どの本を読んでも強く感じたのは、日本では「転職におけるノウハウ」や、「キャリアの育て方」を、社会人になってもまともに学ぶ機会が少ないということです。

ツイートした通りですが、すでに転職することが当たり前な時代に入ったと考えると、社会人になる前の学生時代から『転職の思考法』のような『転職学』を、一般教養として学んでおく必要があるのではないかと思うのです。

会社の選び方。成長産業の見極め方。

転職エージェントなどの人材サービスの活用方法。

自分自身のマーケットバリュー、市場価値の高め方。

人材サービス業界にいる僕ですら、このようなことは、自らで学ばなければ教わる機会はありませんでした。

それはそうですよね。会社が社員に「会社の選び方」「成長産業の見極め方」とか、「どの産業は年収が高い」なんてことを教えてしまったら、どんどん転職されてしまいますからね。

「転職における教養」なんて教える必要もないし、教わる必要もなかったのが、これまでの時代だったとも言えます。

しかしそれは、「終身雇用制度が当たり前の時代」だったから成り立っていた考え方です。

これから社会に出る学生はもちろんのこと、40代・50代といったミドル層においても、「転職における教養」は身につけておく必要があると思います。

誰でも「いつでも転職できる」というカードを持ち歩く時代

「転職における教養」を学ぶことで、自分のスキル・価値というものを見直す機会にもなりますし、自分のスキル・価値を理解することで、ビジネスパーソンとしての自信を作ることにもつながるのではないかと思います。

そして、誰もが「いつでも転職できる」というカードを持ちながらも働くことができれば、会社も労働者も一切の忖度抜きに、対等な立場で共存することができるはずです。

それらがひいては、活力にあふれた労働市場を作ることにつながっていくのではないでしょうか?



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?