と新成人にメッセージを送ったのは、サントリー恒例の
成人式当日の新聞広告における伊集院静さんです
(本日の『日本経済新聞』朝刊)。

伊集院さんは、「ワク」の第一に、可能性ある新成人にとっての
「古い考え」を挙げています。
古い大人たちの古い考えに従うことはない、
新しいルールや発想を広げよう。
そう言っているように読めますが、
もちろんそれに抗う気はありません。

でも、「あるように見える“ワク”」は、私のような
古い大人にも厳然として存在しています。
それは言い換えれば性格の壁や技術のハードル、
あるいはもっと日常にある習慣や、
常識への思い込みでしょうか。

いずれにしても、この「ワクをハミ出せ」という
伊集院さんのメッセージは、
新成人より上のすべての世代、そして
新成人より下のすべての世代にも、
等しく伝えられるべき意味をもっています。

日々、生きるなかで感じる“ワク”から、あるいは
noteの表現世界に感じる“ワク”から、
ハミ出すために。

何年も前に成人を迎えた古い大人であったとしても、
1月13日をスタートラインにしたい。