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「月が綺麗ですね」は、どこに?〜成増庵名作文学ゼミ開講のお知らせ〜

一度名前は聞いたことがあるし、タイトルも知っている。

だけど、実際に読んだことはないし、どんな話なのかもよくわからない

そんな本って結構あると思います。

例えば、夏目漱石。

「月が綺麗ですね」という言葉が有名だけれども、それがどの作品に載っていたのかわからないし、どこで夏目漱石がそう言ったのかもわからない。

インターネットで検索してみたら、どうやらこれは英語教師をしていたときの逸話で、別にどこかの小説にでてきたとかはないそうです。

ですが、夏目漱石が愛媛松山で教師をしていたときの話である「坊っちゃん」にそれっぽい話があるのではないかと思うのですが、いかんせん「坊っちゃん」の話を詳しく思い出せないし、思い出せたとしても赤シャツくらい。


「名作といわれるものだし、たしかに一度読んだことがありそうなんだけど、あんまり覚えてないよね」


そんな本たちをこれから読んでいきたいと思うけれども、いかんせん一人だと長続きしないし、せっかくだからみんなで読んで、それについていろいろ考えていけたらいいなと思う。

そんな場を立ち上げることにしました。

その名は成増庵名作文学ゼミ

読んでみたかったけど、読めていない本たち。

そんな本と改めて出会いませんか?


成増庵名作文学ゼミで何をするのか?


成増庵名作文学ゼミは2週間に1度、1つの本をみんな読んだ後で、その本をテーマにいろいろな「問い」を立てて、その本についての理解や発想を深めていこうという会です。

ほぼ毎週水曜日の夜8時から9時までオンラインでその対話をやっていきます。

参加方法は主催の北にtwitterまたはfacebookにてメッセージをいただければ、専用facebookメッセンジャーグループにご招待いたします。

もしくはこちらのフォームにご記入ください。

もちろん、メッセンジャーグループに参加したからといって、強制的に毎回その会に出席しなければならないということはないのでご安心を。もちろん、参加は無料です。

ちなみにzoomをつかってやりますので、インストールしておいてくださいね。

第一回は来週の水曜日。すなわち、9/26の夜8時から始めていこうと思います。


選書に関しては、効率も考えて文庫本で200ページ以内のものとさせていただきます。

「今まで読んだことなかったけど、ちゃんと読んでみたい」

「前に一度読んだことがあるけど、改めて読んでみたい」

「そもそも、本をあまり読まないからこれを機会に本を読む習慣をつけたい」

目的はこちらから特に定めることはないので、各々好きなように使っていただければと思います。

もちろん、「読んでいたけど途中でリタイアしてしまった」という状態で参加していただいてもかまいません。

ちなみに、第1回はどんな本を読むのかについてアイデアを出し合っていきます。

自分が好きで好きで仕方がなくて、もっとみんなにも読んでほしいという本。

読みたかったけど、なかなか読めてない本。

あなたが「読みたい」と思う本であればなんでも構いませんので、素敵な本をどんどん紹介していただければと思います。

それではみなさん。水曜日にお会いしましょう。


応募フォームはこちらから!

追記 (2018/9/26)

今回の話し合いで決まったタイトルは以下の四つになりました!

10/3  ガリバー旅行記(1章) ジョナサン・スウィフト
10/10 税務署長の冒険 宮沢賢治
10/17 殺人出産 村田沙耶香
10/24 東海道中膝栗毛(最初の5つ) 十返舎一九

毎週水曜日開催、参加者が多ければ継続しようと思いますので、今回参加できなかった人も含めてどんどんご参加お願いいたします!


成増庵総監督 北 祐介


最後まで読んでくださってありがとうございました! サポートもらえると、テンション上がって更新ペースが上がるかもしれません。