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【読書】「男たちへ」塩野 七生(著)

塩野七生がすべての男性に贈るエッセイ集。
「インテリ男はなぜセクシーでないのか?」や「男の色気について」「男が上手に年をとるために」など、フツウの男がフツウでない男になるためのエッセンスがつまった男のバイブルである。

クラシック界のカリスマ・赤峰先生も仰られているが、生活にしろ服装にしろ、生きていくうえで「自分のスタイルを持つ」ことの大切さを改めて考えさせる一冊だった。

魅力というのは、加えるものではなく人生をつうじてにじみ出るものではなかろうか。そこに、フツウでない男の味わいが生じているように思える。

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