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#フード 記事まとめ

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レシピやグルメ情報、料理や食文化に関する考察など、食にまつわる記事をまとめていきます。
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2020年10月の記事一覧

気持ちを軽くする、豚肉と細切り野菜の元気鍋と「万能葱だれ」

お出かけしてしまうと、今日の夜ご飯どうしようと悩んでしまいます。 でも、寒くなってきた週末はお鍋の出番!(我が家は一年中ですが) 身近なお野菜、キャベツとお葱、それに豚肉。この元気鍋は気持ちを軽くしてくれます。 豚肉は「肩ロース」「豚バラ」「ロース」の部位がおすすめ。脂が多目が美味しいです。 しゃぶしゃぶ用が良いですが、我が家はその日の家計の収支により「切り落とし」をよく使っています。お肉の通りが少しゆっくりですが問題ないです。 キャベツ、白葱は細切りにします。 お肉に

超絶飲酒note 「竹の子のひめかわ寿司」

こんにちは。墨です。 ちなみに、調味料などはほぼ適当なのでそのあたりはご勘弁ください。よろしくお願いします。また、私はご飯をもりもり食べながらお酒を飲むタイプですので、レシピなどもおつまみの量ではない場合があります。ご了承ください。 竹の子のひめかわ寿司 春に友人が大量に送ってくれた竹の子のひめかわを使い、お寿司にしてみました。お寿司は魚が乗っているのが本家、という感じもしますが野菜が乗ったお寿司もまた別の味わいがあり美味しいです。ひめかわは柔らかくいて、シャキシャキっ

31個のおふくろの味

「なんか適当に作るね!」 このセリフに、私は憧れていた。 たとえば、疲れて帰ってきた彼氏なり旦那さんなりにそのセリフを言って、私はキッチンに向かう。冷蔵庫にある食材を適当に組み合わせて、調味料を目分量で入れて、チャチャッと炒める。できあがったら何だかおいしい。 「これ、また作ってね!」と言われたら 「適当に作ったから、全く同じ味はもう二度と作れないんだよね」と言う。 ・・・なんてかっこいいんだろう。 結婚するまでほとんど料理をしなかった私は、結婚して「料理をする」

ごぼう最高の食べ方、それはコロコロごぼう

今週の『スープ・レッスン』は、ごぼうと鶏ひき肉の落とし団子スープをご紹介。小さめに切ったごぼうと長ねぎ、そして鶏ひき肉をポトポト落として蒸し煮して、そこに水と塩を加えるだけという超絶シンプルなレシピです。 さて、ごぼうがちょっと残ったりしたら、絶対やってほしいのが、ここで紹介するコロコロごぼう。というよりも、コロコロごぼうを作って残ったら、このスープを作るというのでもいいかもしれない。そのぐらいおいしくて、かつ簡単なごぼうの食べ方です。 用意するのは、ごぼう、片栗粉、塩、

有料
300

深夜のマツキヨで出逢ったひとつぶ16円のキミ

その日、私は疲れていた。 まかないの量が少しおかしい、優しすぎるご夫婦が営む郷土料理屋。大好きなバイト先にも2020年の時勢は大きなダメージを及ぼしていた。観光客を客層の主とする店だ。予約数ゼロが続くカレンダーの前で困り果てているご夫婦を見て胸が痛む。とはいえ私はアルバイトを2つしているため、個人としての影響はほとんどなかった。 そう、ほとんど、なかった。女将が帰ってきた、それを除けば。 若大将の母である女将は私が働き始めた年に第一線から退かれたため、あまり面識がない。

米粉の蜂蜜豆乳マフィンの作り方

お砂糖を加えず蜂蜜のみで作る、ほんのり甘い、消化に優しいマフィンのレシピです。 乳製品、卵、小麦、砂糖類不使用な、ヘルシーな材料のみで作ります。 お店でもお出してる人気のマフィン。実は、とっても簡単な作り方なので、ぜひご自宅で作ってほしいなと。 (私、札幌円山で、ビーガン/グルテンフリーの小さなお菓子屋さんをやってます。) ビーガン/グルテンフリーのお菓子は、見た目も素朴で地味なものが多いのですが、このマフィンは蜂蜜をたっぷり加えるので、華やかな狐色に綺麗なツヤが出ます。

[FoodTrend] Withコロナ時代は煮物回帰? 変化する調理行動

ニューノーマル/ノーノーマル時代と言われるようになって数ヶ月。気づけば季節は秋から冬の入り口に差し掛かり2020年も残り2ヶ月となりました。 日常の暮らし方では、パンデミック以前に戻るものもあれば、不可逆的な行動も確認されはじめています。 私の守備範囲とする”食”領域でも様々な変化が起きていて、この変化が一時的なのか定着への一歩なのか…現段階では言い切れませんが[今の生活者の意識・行動]を教えてくれる視点も多いですよね。 私が責任者をしているFoodClipでも食領域の

第九話 アイスの実in焼酎

もうすぐハロウィン!お家パーティーでカラフルなアイスの実入りカクテルはどうですか?今回は焼酎で作りましたが、梅酒もオススメです。次回の更新は11月13日です。

副業の予習をはじめよう

先日、長い付き合いのシェフと久しぶりに食事を一緒しました。 シェフ。正確に言えば「元シェフ」です。 さまざまな事情があってレストランのシェフを辞し、 今は経験を生かして高級輸入食材を取り扱う会社で働いていらっしゃるとのこと。 相変わらず寡黙に見えて饒舌で、 料理が運ばれてくるたびに、私の知識や経験からはとても生み出せないユニークで鋭いコメントをおっしゃるので その日も本当に楽しかった。 食事をしたのは、少し攻めた調理法が自慢の焼き鳥屋さんだったのですが、 砂肝にかすかにタラ

初のホットサンドメーカー

和食好きの、ご飯派の私が、ついにホットサンドメーカーたるものを買ってしまった。 前回、2020年コロナの影響で       「はじめたこととやめたこと」 を振り返っていたが、家にあるのもを見直すという意味では、多くの方が断捨離などをやったのではないだろうか?! 私もテレワークするには部屋も狭いし、必要なものかそうでないものかを一度整理しようと家の中を見渡した。まあ、もともと部屋が狭いだけに、そこまで物があるわけでもないのだけれど、 ふと、目にとまったオーブントースターを眺

【ハロウィン】せっかく食べるならかぼちゃのことをもっと知りたいの:効果効能&虫下しですって?

綺麗道です。 もうすぐハロウィンです。 ハロウィンといえばかぼちゃ。 今日のテーマは「かぼちゃをもっと知りたいの」 ハロウィンにかぼちゃを使うのは?ハロウィンといったらかぼちゃ。 街中でもジャックオーランタンの姿を見かけるようになりました。 「モヤシチャウゾ」 (声は我修院達也でお願いします) ただし正式には「カブ」を使うそうです。 ハロウィンの発祥は、古代ケルト人の収穫祭。 祖先の霊と悪霊がやってくる日とされ、魔除けのために使われたのが「カブ」。カブをくりぬい

スパイス&ハーブで、そそるヴィーガンレシピ

今回のテーマはヴィーガン料理。私の周りに聞くと「ヴィーガン料理って体によさそう!」という一方で「肉も卵もないと味気ないかも?」という声も。そこで、ご自身もヴィーガンの食生活を楽しみ、ヴィーガン料理を紹介している料理研究家の庄司いずみ先生に、おいしくて、無理せず続けられるヴィーガンレシピを教えてもらいました。スパイスとハーブを効かせたレシピで、そのイメージを覆します! 〈そもそもヴィーガンって?〉何を食べるかを軸に分ければ、ヴィーガンはベジタリアンの一種です。 ベジタリアンの

死ぬ前に食べたいもの

死ぬ前に食べたいもの。 「白米」 日本人ですもの。 美味しいものが溢れている東京で育っていたって白米に勝るものはない。 でも、実はもう一つ。 「上生菓子」 もともと甘党ではなかった私が初めて好きになった美しいお菓子が生菓子だった。 母に連れられデパ地下に行ったとき、 煌びやかなケーキよりも、上等なチョコレートよりも 素朴で落ち着いた佇まいの上生菓子に惹かれた。 それまで、あんこを使ったお菓子をほとんど食べたことが無かったにも関わらず 食べた瞬間に安らぎのようなも

テレビのお料理コーナー出演で工夫したこと、幻のスープレシピの供養掲載

10/26のNHK北海道のお昼の情報番組「ひるまえナマら!北海道」内お料理コーナーに出演させていただきました。テレビで放送したレシピも、リンク先が下の方にありますので、見逃した方、北海道外の方、ぜひご覧くださいな。 テレビ用のレシピを作るのははじめてだったのですが、ビーガン/グルテンフリースイーツに親しみを感じて欲しいなと思い、研究と工夫をたくさん重ねました。その一部を、noteに書きたいなと思います。 そして、尺の都合上日の目を見なかった幻の「かぼちゃとココナッツのスープ