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健康な「からだづくり」と「こころづくり」のお手伝いをしています。大阪の箕面市なう。オル…

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健康な「からだづくり」と「こころづくり」のお手伝いをしています。大阪の箕面市なう。オルタナティブスクールに通う7才息子に育てられる日々。何気なく読んだ文章で、心がフワッとゆるむことってあると思う。|整体×整心お家サロン「pono-me」https://pono-me.com/

マガジン

  • こころもみエッセイ。

    体をもんでゆるめるように、心ももんでゆるめられたらいいのにな、と思うことがあります。なにげなく読んだ文章で、心がふっとゆるむことってあると思う。

  • たくさんの方に読んでもらえた【お祝いnote】

    note編集部さんのおすすめ記事にのせてもらったり、スキ!をたくさんもらえた大切なnoteたちをまとめています。

最近の記事

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ママの私が「夜中のコンビニ」でアルバイトをする理由。

私は週に2回だけ、夜中のコンビニでアルバイトをしている。 21時に息子と一緒に寝て、 23時に起きてコーヒーを飲んで、 23時45分に家を出て自転車をこぎ、 0時から7時まで働く。 なんだかんだで1年ちょっと、そのアルバイトを続けている。 去年の3月のこと。 息子が4月からついに幼稚園入園ということで、入学金やら制服やらで久しぶりに大きなお金が動いた。  ふと預金通帳の残高を見てみると、やばいことに気づいてしまった。 7880円。 目を疑った。 この数字は、う

    • ママ35才。左車線の左ハシッコを、ノコノコ走る勇気。

      EVトゥクトゥクという3輪の乗り物で、息子を小学校まで送迎している。 その乗り物に乗りはじめて、 もうすぐ1年だ。 小学校への道のりは、171号線という大きな道路をまっすぐまっすぐ走る。最高速度の標識には「50」という数字が表示されている。 その乗り物は、なんとか50キロまではスピードが出るけれど、電池が減っていくにつれて40キロくらいまでしかスピードが出なくなるという、なんだか不安定な乗り物だ。「最高速度50キロ」の道路といえど、なんだかんだ60キロくらいで走っている

      • お花のお墓

        最近、家の中が私によそよそしい。 そんなことを思っていた。 いつも着ているコートも、いつも使っているテーブルも、いつもごはんを炊いている炊飯器も、いつも履いているスリッパも。 いつも歩いているフローリングも、いつも見ているテレビも、いつも用を足しているトイレも、いつもお味噌汁をつくるお鍋も。ぜんぶぜんぶ。 なんだか家の中にある物たちに、そっぽを向かれている感じがする。だから家にいてもなんだかソワソワした。 この感じは、なんだかよろしくない。 そう思ったので、彼らと

        • 7歳息子の寝起きがよくなった「朝の過ごし方」。

          小学校1年生の息子は、「朝」が苦手だ。 大キライだった幼稚園を卒業して、今の小学校に通いはじめてしばらくは、びっくりするくらい寝起きがよかった。 あれ?「朝」が苦手なんじゃなくて、幼稚園に行きたくないから「朝」が苦手だったのかも、と思ってホッとしていたのだけれど。 入学してしばらくすると、また寝起きが悪くなった。でも学校は楽しいとのこと。「入学ハイ」になっていて、なぜかスッキリと起きられていただけだったのだろうか。 本格的に寒くなってからは、より寝起きがひどくなってい

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        記事

          ありがた迷惑で、ごめんなさい。

          「前にここでケンカしたよね。今日も絶対に、メロンソーダーだからね。」 小学校の近くにあるモスバーガーに行くと、息子はそう念をおす。 小学校の入学式の帰り、家族でモスバーガーに行った。息子はいつも通りキッズセット、そして飲み物は「メロンソーダー」にするとのこと。 息子と父ちゃんは席で待っていて、 私が注文しにいく。 「キッズメニューの飲み物はいかがされますか?」 店員さんに聞かれたので「メロンソーダー・・・」と言いかけたところ、私の目に「シェイク」という文字が飛び込ん

          ありがた迷惑で、ごめんなさい。

          7才息子が「アクション映画」を観るのがイヤだったけれど。

          父ちゃんは、映画が好きだ。特にアクション映画が大好きだ。戦ったり、勝ったり負けたり、殺したり殺されたり、殴ったり殴られたり、蹴ったり蹴られたり、銃で撃ったり撃たれたり、すんごいスピードで車を走らせたり、血がブシャッて飛び散ったりするような映画。「かっこいい」らしい。 私は、そういう映画が苦手だ。たとえばアバターの映画は物語が気になりすぎて見に行ったけれど、戦いのシーンも多くて長くて、映画が終わる頃にはもうヘトヘトだった。寝れば夢の中にもアバターの世界が反映されてしまい、寝た

          7才息子が「アクション映画」を観るのがイヤだったけれど。

          自作絵本♪「発達障害って何だろう?」と考えてみた。

          小学校1年生の息子が好きなのは、「猫」と「黒色」と「戦い」だ。最近は、猫たちが戦いを繰り広げる物語の絵本を、黒い鉛筆1色で書くのにハマっている。 「母ちゃん、いっしょに絵本かこうよ。」 ある土曜日の朝、そんなお誘いを受けた。真っ白な紙を2枚、黒い鉛筆を2本準備して、2人で肩を並べて座卓の前にペタンと座った。真っ白な紙を目の前にして、なんだか妙にワクワクした。今からこの真っ白な紙に何を書いてもいいんだ、というフワッと心の広がる感じが楽しい。 「ぼくは、いつもの物語の続きを

          自作絵本♪「発達障害って何だろう?」と考えてみた。

          息子のアタマのシラミと戦いながら、感じたこと。

          小学校1年生の息子の頭に、シラミがわいた。 なんだか頭がかゆそうだなぁとは思っていた。ある日、ふと息子の頭皮を見てみたら、髪の毛の根元に白いフケのようなものがたくさんあった。手で払おうとしても取れない。 あ、シラミだ。ぜったいシラミだ。 そう思った瞬間、ゾゾゾゾゾ〜ッとして、自分の頭もかゆくなってくる。「アタマジラミが確認されました。」というメールが何度か学校から送られてきたことがあるので、その存在は知っていたけれど。まさか息子のアタマにシラミがわくなんて。 「この際

          息子のアタマのシラミと戦いながら、感じたこと。

          子供との「最高の思い出」の作り方。

          大阪府の箕面市。小野原というところに、「コロッケ・クロケッタ」というコロッケ屋さんがある。 夏休みに友達と遊んだ時、そこのコロッケやお弁当を買って、その友達の家で食べよう、ということになった。 友達は、買ってきたコロッケと、お家で炊いたご飯と、インスタント味噌汁を食べていた。私と息子にも、インスタント味噌汁を分けてくれた。 私はからあげ丼と、チーズクリームコロッケを単品で買った。それらを、もらったインスタント味噌汁をすすりながら食べた。 すすりながら、なぜだか急に胸が

          子供との「最高の思い出」の作り方。

          「ひま」から生まれる、素敵な何か。

          夏休みがおわった。 私も仕事はポツリポツリしかせず、毎日息子といっしょに過ごした。 週に1〜2回は、友達と遊んだり、どこかに出かけたりはしたけれど、それ以外は近所や家でのんびり過ごした。 息子の学校は、決められた宿題がない。 そして、習い事は1つもしていない。 そんな息子の夏休みは、すべての時間が「自由」だ。 ここまで「自由」な夏休みを過ごしている小学生は、少ないのかもしない。 そう思いはじめると、ムクムクと不安が湧いてくる。「何かしたほうがいいんじゃないか。習い

          「ひま」から生まれる、素敵な何か。

          ひとりっ子の夏休み、どう過ごす?

          夏休みがはじまって。 小学校1年生の息子と、べったりと過ごしている。まるで幼稚園に入る前の生活に戻ったみたいだ。 ふと幼稚園に入る前の生活を思い出してみる。 オムツだったよなぁ。 ごはんを全然食べてくれなかったよなぁ。 買い物に行くのも一苦労だったよなぁ。 外食なんて絶対したくなかったよなぁ。 母ちゃん、母ちゃんって毎日数えきれないくらい呼ばれて、なんだか抱っこばかりしていたなぁ。 うん。今はそうじゃない。 トイレでおしっこをするし、ごはんも好き嫌いは多いけれどだ

          ひとりっ子の夏休み、どう過ごす?

          お父さんの「愛し方」って、こんな感じ?

          どこの家庭でもあるあるかもしれないけれど、父ちゃんは息子と一緒にいる時間がすごく短い。平日の朝と夜に、ちょっとずつ会えるか会えないか。土日は仕事がなければ1日一緒にいるけれど、仕事の日もわりとある。 私が息子と一緒にいる時間と比べたら、きっと半分以下だろう。だからこそ余計に、一緒に過ごすときの「密度」が大切だよね、と思うのだけれど。 仕事で疲れているのはわかるけれど、土日は隙あらばソファに寝転がって、スマホをいじっている。息子が父ちゃんに話しかけたり絡みに行っても、心のこ

          お父さんの「愛し方」って、こんな感じ?

          もうすぐ夏休み。学童の申込みをしなかった理由。

          「では梅川さん、こちらで靴をぬいでください。」 彼女がそう言ったので、キョロキョロ動かしていた目線を彼女の方に向けた。でもおかしい。彼女は私の方を見ていない。彼女の目線の先には、息子がいた。私にではなく、息子に向かって投げかけていた言葉だったのだ。 梅川さん。 私たち家族の苗字は「梅川」だから、もちろん息子だって「梅川さん」なのだけれど。息子はおそらく自分のことだと気づいていないのだろう。振り向くこともなく、靴を脱ぐ気配もなく、校舎の少しくすんだ白い壁に近づき、なぜかベ

          もうすぐ夏休み。学童の申込みをしなかった理由。

          家族の絆を深める「会話のタネ」の育て方。

          小学校1年生の息子は、家では1人でトイレに行けないことが多い。 廊下が薄暗くて怖いらしい。理由は一応そう言っているけれど、きっと「なんか妙に怖い」というのが本音なんだろうと思う。どうしてそう思うのかというと、私もそうだったからだ。大人になって、さすがに昼間に怖いと思うことはなくなったけれど、夜にトイレに行くのは今だに怖いときがある。家を選ぶときに1番大切にしたことは「廊下が短いかどうか」だったから、限りなくその回数は減ったけれど。 変なところが遺伝してしまったなぁと思う。

          家族の絆を深める「会話のタネ」の育て方。

          「お母さんを辞めたい」とググッてしまったら。

          幼稚園が嫌いだった息子が、小学生になって。オルタナティブスクールに通うことになった。 毎日楽しそうに学校に通う息子を見ていると「ここに通っていれば、息子は大丈夫だ。」という根拠のない安心感に包まれる。 「息子に合っているだろう学校を選ぶ」という大仕事を終えて、ホッとしていたのはほんのつかの間。 幼稚園のときは預かり保育があったので、6時頃に迎えに行っていたけれど、今は4時に迎えに行っている。お迎えが2時間早いだけで、妙に時間が足りない。車の混み具合にもよるけれど、なんだ

          「お母さんを辞めたい」とググッてしまったら。

          子供から「毒」を遠ざけるよりも大切なこと。

          息子が通うオルタナティブスクールには、「給食」がない。つまり、毎日お昼ごはんを何かしら準備しないといけない。 大変だ。そりゃ大変だ・・・ 入学する前は、毎日お弁当を作らないといけないなんてどうしよう、しんどすぎる、と思っていたけれど。 「うちは、おにぎりだけ持たせているよ!」 「この間は、ランチパックだけ持たせた!」 「毎日カップラーメンのお兄ちゃんもいるらしいよ。」 などなど、周りのお母さんたちの話を聞いているうちに、肩の力が抜けていった。 それにお弁当も毎日

          子供から「毒」を遠ざけるよりも大切なこと。