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【書評】株式分割による成長株投資

【書評】株式分割による成長株投資

本日は、小型成長株に投資する上で、必ず知っておきたい「株式分割」について書いていきます。

私は、投資全般の本を読むことが好きで、今までに株式投資、インデックス投資、資産運用に関する書籍を数多く読んできました。

「株式投資」であれば、グレアム、シーゲル、ピーターリンチ、ミネルヴィニ、ティリングハスト、そしてバフェット、「インデックス投資」であればエリス、ボーグル、マルキール等々、投資家の誰しもが

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半導体産業について考える。SOXLへの投資を見送った理由。

半導体産業について考える。SOXLへの投資を見送った理由。

3倍レバレッジ商品で、日本でも手軽に投資できる商品として、SOXL、TECL、WEBLが人気となっていますが、今日は今年に入って暴落中の半導体3倍レバレッジ「SOXL」について、私なりの考えを書きたいと思います。

SOXLは年初に付けた64ドルを天井にして、現在6.93ドルまで落ちています。為替の影響を考慮しなければ、間もなく10分の1の価格で買えるところまで下がっており、一見してお買い得感があ

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「パックン式お金の育て方」から【節約】の重要性を学ぶ。

「パックン式お金の育て方」から【節約】の重要性を学ぶ。

以前、厚切りジェイソンさんの節約術を紹介したが、「パックン式お金の育て方」を読んで、やはり、投資で成功している人の共通点は芸能人であろうと節約家が多いことを改めて感じたのでご紹介したいと思う。

賢明な投資家は節約家が多い|np2030@資産運用|note

パックンは、貧しい母子家庭に育ち、幼き頃から新聞配達でアルバイトをしながら勉学に励み、ハーバード大学に入学した努力家である。

彼は貧しい家

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「投資の大原則」は投資初心者が最初に読む本としてお勧めする。

「投資の大原則」は投資初心者が最初に読む本としてお勧めする。

投資をこれから始めようと思っている人に、お勧めする本を1冊だけ挙げるとすれば、「投資の大原則」だ。

私は、この本を投資の必携本として、何度も読み返している。

インデックス投資の巨匠であるバートン・マルキールとチャールズエリスの共著となっている「投資の大原則」は、2人の代表作である「ウォール街のランダムウォーカー」と「敗者のゲーム」の趣旨をまとめた内容となっており、投資初心者向けで読みやすい。

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【書評】アメリカの高校生が学んでいる投資の教科書(債券投資の重要性)

【書評】アメリカの高校生が学んでいる投資の教科書(債券投資の重要性)

投資関連書籍を読むことが趣味化している私だが、久しぶりに良著に巡り会うことが出来たので、アウトプットを兼ねて読者の皆さんにシェアしていきたいと思う。タイトルは高校生向けとも見て取れるが、内容は私のような長く個人投資家をやっている者にも為になる本であり、同時に投資初心者にも文章が簡潔で分かりやすいため自信を持ってお勧め出来る本だ。

類似本で「アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書」という本がある

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