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自然栽培とのご縁。髙橋さんと愉快な仲間たちと。 / NSPフォーラム2022イベントレポート

ロハス的なアプローチで日本を元気にしていこう

偉大なる共生社会の実現に向けて、ご縁をいただく皆さんと一緒にヨコ型・シェア型・参加型での取り組みを続けている私たちNPO法人日本再生プログラム推進フォーラム(NSP)

発足してから約20年・藤原理事長の体制になってから約13年、ロハス・偉大なる共生社会(グレイトコラボレーション)・地域再生を主眼にした観光立国(その地域の衣食住をその地域に住む人たちが満喫する、その光を観る)、新しい農業(大自然との一体感)、健康立国(ストレスのない職場・病気にならない生活・安心できる社会インフラ)・世代間継承(上下関係ではなく、世代間の相互連携)の政策提言・啓蒙活動を続けています。

私たちNSPでは、ご縁をいただいた方々の魅力的なお人柄や想い・活動(健康立国対談・知って行って観て会ってなど)のご紹介や、NSPメンバーの元気な仲間たち(公認たまり場メンバーの皆さんなど)の想いや活動のご紹介などもしている中で、今回新たにすてきな方とのご縁をいただきました。

美味しいということよりも、もう一度味わいたいもの”を大切に生本まぐろと自然栽培米を味わう回転ずしチェーン・すし遊館の経営者(株式会社やまと 代表取締役会長)であり、“大自然をそのままに、土に生かす”ことを大切にされているNPO法人岡山県木村式自然栽培実行委員会 理事長の髙橋啓一さんとのご縁をいただきました。

今回は、(1)髙橋啓一さんとのご縁(2)知って・行って・観て・会って@倉敷とその後(3)NSPフォーラム2022 −空ばかり宇宙でない、人の身体も土も宇宙だ−イベントレポート(4)今後の展開についてお届けします。

皆さんの日々の暮らし・衣食住のご参考に、未来を創る発想や行動のきっかけになると嬉しいです。

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(1)髙橋啓一さんとのご縁

奇跡の実は、身の回りでたくさん存在しているんだよね。だから、普通の暮らしの中にも奇跡はあるんだよ。

朗らかに自然体で人生を味わっていらっしゃる髙橋啓一さん@岡山県倉敷市とご縁をいただいて半年。人生を通して、ご縁の積み重ね・善循環/ヨコ型ネットワークを実践されている髙橋さんの言葉は、いつも心に響きます。

稲はね、人間の足音を聴いて育つんだよ。
自然栽培は、正直な人・素直な人にしかできないんだよ。
木村さんにはノーベル賞を取ってもらいたいんだ。

奇跡のりんご・自然栽培(無肥料・無農薬・除草剤なし)を提唱されている木村秋則さん@青森県弘前市とのご縁から、地元・倉敷はもちろんのこと想いや志を同じくする各地のお仲間の方々と共に木村式自然栽培から育まれる健やかな融合・日本の農業を変えたいという想いから多角的な視点でさまざまなプロジェクトを並行して進めている髙橋さん。

空ばかり宇宙でない、人の身体も土も宇宙だ
(木村さんの言葉であり、髙橋さんが大切されている言葉)

「衆知を集めて和をもって尊しとなす」ことをとことん追求され、善の人たちとのチームワーク/善のネットワークを組んでいらっしゃる髙橋さんからお声掛けいただき、藤原理事長が倉敷へ行って参りました。

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(2)知って・行って・観て・会って@倉敷とその後

13年目を迎えられた木村式自然栽培でのお米づくりの現場(12年間の成果)を見学させていただきながら、日々仲間や関わっている人たちのことを常に考え行動されている髙橋啓一さんと自然栽培のお仲間であり主要メンバーの皆さんからこれまでと今・これからの想いや活動についてお聴きしました。

<回転寿司 すし遊館編>

すべての食材と温度が調和して、お寿司は美味しくなるんだよ。
お寿司もオーケストラだからね。

CSの前にESを大事にされ:スタッフ良し・お取引先良し・お客様良しの三方良し!の経営方針を続けてこられた髙橋さんは、人肌のシャリ:生命力の豊かなシャリへのこだわりも人一倍強く、お米のこだわり:自然栽培の朝日米をシャリに、まぐろのこだわり:愛媛県産の「伊達まぐろ」(1本買いをして一度も冷凍することなく店舗へ)と、高く買って高く売るコンセプトと共に、現在岡山県4店舗・広島県3店舗・香川県1店舗・山口県1店舗と展開されています。(回転寿司経営45年以上!)

「息子をはじめ、すし遊館に関わるみんながね、積極的に今後を考えて今行動してくれていることが嬉しいし、頼もしいんだよね」と2年前に息子さんへ事業継承された髙橋さんのあたたかい眼差しはとても印象的です。

「笑う門には福来たる:これから行く未来、今が愉しければ未来も愉しい、いつも笑って過ごせるように。未来は今の積み重ねの他にないからね」とお話してくださる髙橋さんの笑顔や、どんなことが起こっていてもいつも前向きなお人柄が周囲を明るくしていることもすごく伝わってきます。

(参考) 回転寿司売上げナンバー1 ーすし遊館の理念・戦略・戦術ー(2008年8月 燦葉出版社)

*髙橋さんがお好きな二宮尊徳の水車の理論についても、ご自身の体験談などを通しての考察が書かれています。

<NPO法人岡山県木村式自然栽培実行委員会編>

僕は結果でいいと思うんだ。
自然栽培やっている人達なんか楽しそう!って、広まっていったらいいな。

お仕事以外でも、(お祖母さま・お母さまの介護をしながらも)PTA会長としての活動経験や、JC理事長としての活動経験を通しても、ご縁を和えることでのヨコのつながりを実践されてきた髙橋さん。

海の幸も山の幸もお福も常に大事にする農家の4代目としての髙橋さんの覚悟は、現在国内で自然栽培をされている/参画されている100人の農家さん(全体では約200人)とつながり、NPO法人岡山県木村式自然栽培実行委員会の会員さんも1,000人以上と増えています。

NPO法人岡山県木村式自然栽培実行委員会のご紹介は、ページ後半の動画にて。

<髙橋さんと自然栽培のお仲間の皆さんと藤原理事長による車座座談会編>

・海は汚れたのではなく、きれいになって養分が届かない現状(昔の海と違う瀬戸内海)
・農業の窒素肥料が原因による窒素と気温上昇
・「もっとよく、もっと収穫と」が出てはうまくいかない
・好気性菌(上)と嫌気性菌(下):手を組んで動き出す
・和えていくことの大切さ
・微生物が協力し合う世界のすごさ_無限の可能性
・自然栽培の圃場は放射能がない
・ヒ素も食べるバクテリアがいるように、放射能を食べるバクテリアがいる
・生命の神秘、地球の神秘、微生物は万能
・微生物はやる人の顔をみる_誰がやるかで全然違う
・きゅうりを植えて、蔓に手を差し伸べると巻く人と巻かない人がいる
・正直な農家の人じゃないとできないこと
・マイナーとメジャーがひっくり替える時代
・分裂ではなく融合していかないと
・禁止ではなく、使わないようになる世の中への発想の転換
・うんちくを言って並ぶのではなく、単純な方法で実現したらよし
・螺旋状に新しい仕組みをつくらないと
・おいしさだけで自然栽培と伝える限界、だからこそ加工品を通じて広めていく
・簡単、便利、きれい、安い、美味しいは添加物(安部司さん)
・農業の中の何?(土壌本来の力を)
・数字だけではなく、心の部分もあって成り立っている(人柄と数字と一体となって)
・自然栽培は、気がものすごく楽
・植えて、除草はあっても、あとは何が来ようが害虫が発生しようが何もできないから。生育環境が良くなれば、害虫も発生しない
・放置栽培を自然栽培と勘違いする人_環境を整えるから放置ではない
・どの時期に除草をするか、草の芽が見えていたらアウト
・除草剤を使って草があるのは、なぜか。雨が降って除草剤が流れちゃった
・田んぼ全面の蜘蛛はすごい!最大の益虫!
・システムがキチッとできていないと、農家も安心して作れないから。髙橋さんとは安心してできる
・生態系がどんどん変わる、ザリガニからタニシへ
・涼しい時期に新しい機械をつくる
・自然が好きということと見えない世界(妖怪など)が好き
・昆虫や鳥は人間では見えない色彩、僕たちが見ている世界の中で微生物
・土の変化を感じる(草や花の種類)
・見えない微生物の力
・トリレンマの解決(経済成長・エネルギーの安定確保・環境保全)
・農耕民族はみんなが仲良く分け合う(お歯黒文化からコミュニケーションをとりながらチームをつくる時代)
・小さな一歩から始める:やっている行為は小さく見えても、実は大きな意味がある
・身土不二の大切さ:暮らす土地において季節のもの、旬のものを常食することで身体は環境に調和すること、その土地に住んでいる人は、その土地でとれたものを、その土地でとれたときに食べること
・知識と見識と胆識:決断力と実行力がない。正しい判断力までで、それを決断して実行する胆識がない

「昔、そういえば自然栽培の人たちがやっていて途中までいったけど、最近聞かんなぁ、ぽしゃったなぁ」となってしまわぬように、今までとは違う切り口・違うパワーも作用していかないとと危機感も持たれていた髙橋さんたちとヨコ連携していくこととなりました。

そこで、私たちNSPの毎月の勉強会(都内で月1回開催しているNSP時局ならびに日本再生戦略講演会*)、6月の開催日がちょうど髙橋さんたちの「お田植え祭」の日ということもあり、当日の勉強会後半では、再生戦略実践編のご紹介として:知って・行って・観て・会って@倉敷の様子(髙橋さん達の想いと活動)と共にお田植え祭の様子をお話ししました。

*NSP時局ならびに日本再生戦略講演会では、前半:質疑応答、後半:再生戦略の話と参加型のディスカッションの時間としています。

後半の再生戦略の話では、藤原理事長の論文: 新生日本の国家ビジョン『グレイト・コラボレーション = 偉大なる共生』社会の建設 をどのように理解して、どのように考え行動するか、日本再生の必要な考え方とリーダーシップについて学び合い、実践に向けた参加型の機会として、令和3年12月から毎月1章ずつ特集しています。

<会場全体シェア>
・なぜ自分はこんなにジャンケンが強いのか
・自分が自律してどんなことができるのか
・自分の得意分野と何かをコラボして何かを生み出して、人の役に立っていきたい
・天と二人三脚で自然に生きていける本来の世界へ
・どうしたら変わるのか
・腸内細菌と善玉菌の環境づくり
・崩壊と新しい始まり
・いろいろな年齢、職業の方が参加されていること良いな
・価値観が合う人との出会い、元気がもらえる機会がありがたい
・取捨選択と自分の能力と外部環境を見極めながら決断することの難しさと日進月歩
・いろいろな気づきを持っていて動き出している人たち
・人間の目でも微生物が見えてくる
・本番に備えましょう
・やっぱり農業、食の話
・気分が盛り上がるまでになってほしいな
・実際に来てみて実感することが多い
・和気あいあいの雰囲気に安心した
・新しいものことが見つかりそう
・意見を言える良い機会
・ジャンケンとかグループ分けも自然の流れのような気がする_ご縁
・お酒が美味しくなる祝詞とは
・言霊のすごい力
・お酒は祝詞好き
・不思議なところから始まるご縁
・大事にした方が良い不思議なご縁
・縁が結びやすいとき
・ご縁を大事にいろいろやっていく
・この夏はいろいろと目白押し
・30分で済むことが2時間かかる時期
・我々良い時代に住んでいます
・悪い話もあるけれど良い話もたくさんある

髙橋さんたちの活動やお田植え祭のご紹介・グループシェアの時間から、全体シェアの時間にて。

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(3)NSPフォーラム2022 −空ばかり宇宙でない、人の身体も土も宇宙だ− イベントレポート

日々精力的に活動されている髙橋さんをゲストにお迎えして、3年ぶりにNSPフォーラム2022を開催しました。

*NSPフォーラム
ご縁ある皆さんとの情報交換・大切なヨコのつながり・参加型交流を目的として、2019年まで毎年7月に開催してきました。

フォーラムでは、髙橋さんの明るくあたたかいお人柄(発想力・実行力・経営者としてのあり方・深い人生哲学など)・自然栽培の魅力・ご縁を和えることでのヨコのつながり(木村さんや倉敷のお仲間、全国規模での自然栽培ネットワークなど)をご紹介しながらの藤原理事長との健康立国対談−自然栽培で農業維新−、偉大なる共生社会の実現に向けた一歩を髙橋さんとイベントにご参加くださった皆さんと共に問い合う語り合う機会となりました。

<前半:健康立国対談 −自然栽培で農業維新−>

・自分の人生を自然栽培にかけた木村秋則さん
・肥料農薬除草剤を使わない栽培方法
・土にヒント_自然栽培における土づくり
・46年現役回転寿司最古参
・100年間の農業を振り返って_変遷からの自然栽培
・幼稚園の頃から田植えを手伝ってきた髙橋さん
・機械化が進み投資をしなければならない中お米の価格は下がる袋小路
・全く新しい農法への勇気と覚悟
・地方の回転寿司の差別化_高品質のお寿司提供
・お米の付加価値の高いお寿司
・すし遊館の客単価2,600円
・回転寿司を経営する中でふさわしいお米を作りたいモチベーション
・仲間が増えていくスピードと全体で減っていくスピード
・田植えをして50日間は大きくならない
・胃が痛くなるまで50日間待ったあと
・蜘蛛がいるおかげで害虫は大丈夫
・長袖を着て入らないといけない硬く力強い圃場
・ほうれん草の色_薄緑色か真緑色
・1950年から比べるミネラル不足の今
・草はかさぶた
・1年ずつ草の種類は変わっていく
・10年経つと草が落ち着いてくる
・運動場と河川敷の草の違いと土の中の多様性
・雑草という名前の草はなし
・草の効用
・稲を守る草の花盛りと多様性
・稲と田の草の養分の違い
・全く違う放置栽培と自然栽培
・稲は足音を聴いて育つ
・草だらけの草ボーボー田んぼとは違う自然栽培の田んぼ
・皆さんは田んぼに感謝しましたか
・自然栽培用の農業日誌
・手をかけずに見守る
・なぜ自然栽培をしているのか
・カメムシがいるときには畦の草も刈らない
・ジャンボタニシがいる圃場といない圃場
・医食同源
・お友達がお友達を
・赤字稲作からの脱却と自然栽培
・有機農業と自然栽培は真反対
・有機栽培のきゅうりは溶ける
・お米の突破口と自然栽培
・1本植えの自然栽培
・環境保全と新しい農の価値観
・新しく刷新していく農業維新
・農家に寄り添っていくやり方
・安心安全と味覚では値段がつかない現状
・お米の価格が上がらない訳
・損から入らないとうまくいかない
・良いものを少しの時代
・高い価値観で世の中を動かす
・内部留保の石ころ
・農業所得と磨きをかけていくお米
・稲作をセスナでやっているオーストラリア
・地下水でやっている稲作の問題
・雪解け水の掛け流しとお米の美味しさ
・日本でしかできない自然栽培と付加価値の高いお米
・普通桃は沈むのに浮く理由
・桃太郎の桃が浮いていた理由
・プロの農家さんたちの持ち寄りからの栽培手引き
・キャベツと青虫の関係性
・自然観察眼のすごさ
・てんとう虫とアブラムシの関係性
・この5年の勝負と特異点
・消費者が世の中をつくる
・白菜となめくじの関係性
・これからも観光と農業
・瑞穂の国の日本
・口中調味の魅力_ご飯を食べてからのおかず
・どんなおかずにも合う発芽玄米ごはん
・ご先祖からの良い習慣を継承していく大切さ
・世の中の大転換の今だからこそ出来ること
・即効性がないこと
・戦わずして勝つ
・ヒエは生えない自然栽培の田圃
・使い合せる農機具と仲間意識
・自然栽培の深水管理
・素直な人しかできない自然栽培

<後半:グループシェア・全体シェア>

髙橋さんと藤原理事長の健康立国対談・質疑応答を通して感じたこと、気づいたこと、響いたことなど感想をグループで語り合って、問いかけ合っていただいた後、各グループでどんな話が出たのか、髙橋さんへの新たな質問も含めて共有していただく全体シェアタイム。

・トラクターをみんなで共有することの驚き
・新たな価値の必要性
・弘前からの自然栽培プラットフォーム
・肥料をやらないと育たないイメージを捨てる
・ものすごい力強い稲
・消費者の食品に対する安全性への危惧
・自然栽培の品種
・作ったものを買うよりも必要なイメージ
・会員制にした理由
・歯車が絶対に必要な理由
・生産者にも消費者にも寄り添うNPOの覚悟
・自然栽培の食品を食べての体験
・自然との対話の大切さ
・医食同源の大切さ
・廃業していく農家とこれから農をしたい人への継承
・初めて知った有機農法と慣行農法と自然栽培の違い
・日本は特別な土地だからこその自然栽培
・自己信頼と共感
・朗らかなお人柄
・御用達と大自然エネルギーの実践
・批判的ではなく共感的に聴くことの大切さ
・いらないものを捨てて新しいものを手に入れる
・仲間づくりの大切さ
・田圃の掛け流し_水の循環
・一人が世の中を変える心意気
・悪は党をつくる_善はネットワークをつくる
・直感的にやってきたことが結びつながる面白さ
・草と朝露の素晴らしさ
・やっぱり仲間が大切
・これでいいんだ!の答え合わせで自信になった
・自然の仕組みといらない介入
・良かれと思ってやったことの悪循環
・足し算掛け算のシステムの限界
・自然栽培の田圃が呼ぶれんげ
・雨が降って木が育つのではなく樹木が雨を呼ぶ
・飛行機雲と雨の関係
・自然との共存の大切さ

<ご参加くださった皆さんからの感想メッセージ>

今回のNSPフォーラム2022にご参加くださった皆さんから、ご感想メッセージをお寄せいただきました。

米づくりの技術的なお話もさることながら、これからの時代をどう生きていくか、何のためにその生き方を選ばれたのですか?と、質問されているような気もしました。それは経営者として地域リ−ダ−として、自分の手の内をさらけ出しながら、同時に同じ道をゆく同行者、後輩たちを案じ、胸を貸して助けようとされる心遣いであると感じました。

この企画に参加させていただいて高橋先生の生き方を学べる貴重な時間を過ごさせていただいて皆様に感謝申しあげます。自然栽培はまさにフリーエネルギーを上手に使って恵みを頂く農法と思います。植物に思いを届けないと成功しないというお話は印象的で、チャレンジしたい気持ちが湧いてきます。今後とも宜しくお願い致します。

神戸在住ですが、縁あって自分の関係する四国の小さな集落が後継者不足で米作りをやめていかれます。高橋さんの自然栽培をなんとか若い方々に紹介ができればと思い参加しました。高橋さんは穏やかにさらり話されましたが言えない苦労もいっぱいあっただろうと思いました。作物への、自然への愛一杯のお話に感謝です。ありがとうございました。

ありがとうございました。参加して楽しくまた大変勉強になりました。高橋先生のお人柄に感銘を受けました。モノ作りのアウトプットはその人の生き方の現れとなるのでしょうか。日々の積み重ねを大切にしていこうと思います。

貴重なお話と意見交換の機会を頂き感謝申し上げます。個々の生き方が問われる時代に、自然との繋がりを取り戻し、自然栽培を通じて健全さ、感謝共感の力、本質的な豊かさの連鎖が広まりますことを願います。私は自然と離れ自分を見失っていた時に病み、食した自然栽培に元気を頂きました。体感者が増え消費者行動の変化が起きる流れ楽しみです。

私は会社の経営を志しています。高橋さんは大変立派な経営者であられて、そのお姿を拝見し、直接お話を聞けてとても感銘を受けました。自然栽培のお話も素晴らしいですが、経営者としての志の高さ、実行力、知見の広さ・深さなどに強く尊敬の念を抱きました。「本物の経営者」として目指す姿を拝見できました。ありがとうございました。

自然の摂理に逆らわず自然との共生、また人間社会における共生が本来あるべき姿なのだなと改めて認識できました。同時に近現代社会の愚かな側面を垣間見れたような氣がします。よりよい日本を取り戻していくためにも高橋さんように先を走られている方から様々なことを學び、自分もその一助となれるよう役割を果たしていければと思います。

源泉かけ流し農業の出来る特別な日本国土で、素直で天と繋がった人々が田圃の見回り、作物への声掛けをするなど、作物を慈しみながら生態系を活かした自然栽培による高付加価値農業を展開し、世界に広めることが出来れば素晴らしい。高品質の作物が付加価値に見合った評価を受け、農業従事者の方々の収入が安定し、人々が健康になれれば嬉しい。

自然栽培普及のための今後の展開として、農業を廃業する方とこれから田舎に移住して就農を希望する方のマッチングが出来ればよいのではないか?また、農機具への設備投資に対し収穫が上がらないと廃業せざるを得なくなるので、収穫時期の異なる南部/北部で設備をシェアして使用するというアイデアは良いアイデアだと思った。

しっかりしたお寿司屋さんのお寿司はシャリが美味しいので、「ネタ4分、シャリ6分」のお話は納得出来た。『すし遊館』の東京進出がとても楽しみ。各地域で、6次産業までを視野に入れて、地域全体で豊かになる仕組みを考えれば良いと思う。 (健康に悪影響のない保存方法、保存料を用いない地域のお惣菜、美味しい飲食店等)

年齢と経験を積み重ねて、なお、これから農業維新を目指す高橋社長様の気骨/気概は素晴らしいと思った。木村先生にノーベル賞をとっていただき、自然栽培を普及させたいというお気持ちのあり方に人徳を感じた。世界や日本の上層部の腐敗が顕在化してきている昨今であるが、日本にも、まだまだ立派な方々がおられる事を再確認出来て感激した。

これからの農業に希望ができた。私自身の食生活の貧困さを知った。有機農業との違いが分かった。安全・安心・味覚という基準で生産者と消費者が価値共有できる時代に。この5年が勝負だと話されたが丁度、時代は立て直しに入り間に合うかも…。肥料・農薬・除草剤が要らないとは人間の健康にも示唆的だ。高橋さんの考え方は道理に適っていた!!

耕耘は春に一回だけ、無肥料などコスト・労力削減してかつ高品質の米ができるのは画期的です。ぜひこの技術を広めてほしいと思います。

愉しいフォーラム有難うございます。生きることのヒントをいただきました。 即効性を求める世の中で、宇宙の中で生きる意味がわかる時間を共有できました。田んぼの畔の雑草はカメムシの住処。生産者と消費者の歯車には中間に逆回転の歯車が必要など、心に響きました。健康で持続可能な社会のために今後も参画いたします。

以前から農薬の発がん性等の心配があり、定年を機になるべく農薬を使わないよう、母の畑を手伝っていました。雑草の処理が大変で困っていましたが、今回大きなヒントをいただきました。今後の企画を楽しみにしております。

世界平和は家庭からと、食べ物、意識など実践しながら子育を終え、現在は、前島由美さんの活動や、バクチャーを取り入れながら、私にも何が出来ないか模索しております。今回理事長のお話を伺い、自然は自浄作用があり、その土地の特性を観察し、人間が手を加えて整えて行けば、素晴らしい共振が起こると感じました。ありがとうございました。

今回の企画、大変興味深く勉強になりました。高橋啓一さんの分かり易い説明とどの質問にも丁寧に答えて頂き、お人柄も含め大変素晴らしいと感じました。そしてこれまでのご苦労も含めて凄いと思います。木村式を岡山の地でお米の自然栽培で実践で成功させている事は、当に「御用達と大自然のエネルギーが大事」という事を実践されていますね。

高橋さん、自然農法のお話ありがとうごさいました。日本の農業は、後継者不足、化学肥料入手困難、農薬の問題などで大きな曲がり角にあると思います。そうした中で、自然農法で立派な業績をあげられてるのは、見事だと思います。今、木村さんの本を読んでますが、自然農法は、根が根づくまでに5年かかります。自然との付き合いは、忍耐ですね。

この度は参加させて頂き、誠にありがとうございました。先行き不透明な時代の中、藤原先生のお話はいつも貴重なご意見として拝聴させて頂いております。また、今回ご紹介頂いた高橋様も大変素晴らしい生き方をされているなと少し羨ましくもありました。これからの人生の参考にさせて頂きます。

普段生活する中でなかなか聞けない貴重なお話をいただき、ありがとうございました。自然栽培の話を通じて自分の生き方はどうあるべきか、天から与えられた役割は何か、問われている気がしました。「人の話を共感的に聞く」事などを含め、よく学び・よく活動して精神を磨いていきたいと思いました。

高橋さんの文武両道といいますか、理論と実践の双方を着実に深めていらっしゃる姿勢に感銘を受けました。また、どんな質問にもご自分の軸で答えていらっしゃる姿も素晴らしいと思いました。周りの農家の方々は、どこまでエビデンスを見たら行動を変えるのでしょうか?

農業問題は、小職の実家(長崎)も典型的な「消えゆく農家」ですが、戦後の長く、深い広義の経済と政治、そこでの岩盤利権構造が複雑に浸みわたって、しかももうほとんどの「農家」と言われてきた生産拠点が高齢でほぼ消えているこの足元の現実。 しかも長い年数をかけないと改革ができない産業構造、就業構造(地という自然とその携わる生身の人間)、小職自身も中学生の頃、実家で祖父母たちのそうした手伝いをやっていましたので1人の就業者体験としても、果してどこを、何を起点にこの現実を変えていけるのか(国、社会レベル)、やはりそこはまだまだ分かりません。

髙橋さん、関係者の皆さん、ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!

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(4)今後の展開について

髙橋さんやお仲間の皆さんとNSPのヨコのつながりは、今後の企画準備も進めています(今秋9月上旬から随時発表予定)。

今後の展開にも、引き続きご興味・ご関心をお持ちいただけたら嬉しいです。


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